【トライアスロン】松井一矢選手・ランニングチーム神戸AC(神戸えーしー)が創設祝9周年を迎える！！

トライアスロンの松井一矢選手より、ランニングチーム神戸AC(神戸えーしー)が創設祝9周年を迎えた報告がありましたので紹介致します。

1. 松井一矢とは
2. 松井一矢選手のコメント
3. トライアスロン・松井一矢選手を応援しよう！

松井一矢とは

トライアスロンで日本代表として活躍する選手。
他者貢献にも尽力し、2019年には25歳にして献血100回を越え日本赤十字社金色有功章を受章。2021年には骨髄バンクを介してドナー提供を経験。退院後には骨髄バンク説明員の資格を取得し、各所を自ら周るボランティア活動にも務めている。2022年に骨髄バンクユースアンバサダーに就任してからは、若者を中心に骨髄バンク･献血を伝え広める為、語り部講演会にドナー提供者として出席。全国各地の大学の授業で講師を務めたり、企業のCSR活動の1つとして骨髄バンクの概要の共有もしている。

ガッツ溢れる全力な走りで、見る人の心を動かし勇気と希望を届ける選手である。

松井一矢選手のコメント

松井一矢が代表を務めるランニングチーム神戸AC(陸連登録名:神戸えーしー)は、2024年3月9日(土)にチーム創設9周年を無事に迎えることができました。そして新しく10年目に突入しました。
いつも関わってくださり、また、応援してくださり、ありがとうございます。

始まりは2015年3月9日(月)。第1回目の練習会を開催。発足当初は、足の速い選手だけを集めた「神戸アスリートの会」というチームとして創設。同年5月に一時解散するも、翌月6月に再結成。
「神戸アスリートクラブ(神戸AC)」と名乗り、足が速くなりたい人が集まり、友達の輪も広がるチーム作りを始めました。

2016年からは若いアスリートだけでなく、足が速くなりたい市民ランナーさんを受け入れ、競技者と市民ランナーが混在し、共に切磋琢磨しながら、共に成長し、プロセスを分かち合うコミュニティとしての歩みを始めました。それは、老若男女、走歴･走力、障がいの有無、何も問わず、走りたい気持ちと向上心で集い合える新しいコミュニティ創造へのチャレンジでした。

2017年にはチームを日本陸上競技協会へ正式登録。
同時期に発足した陸上チーム［KOBE ATHLETE CLUB (KAC)］と名前が重なる指摘を受けて、私たちは【神戸えーしー】と平仮名に改名。当時から私たちのことを呼ぶニックネームが「AC (えーしー)」だったことを反映しました。同時に、これまで投げ銭運営をしていた形から変化させ、クラブチームとして会費制度を作り、スローガン『1秒でも速くなりたいあなたのために』を強める組織作りに着手。コーチを雇い、指導力面の強化を図ったのも、この時期です。

2018年、2019年とチームは安定し、常時30名から40名のチームメイトと共に、大人の青春と題して、さまざまなイベントを企画運営し、定期練習会も継続。たくさんの陸上競技会や、マラソン大会、時々、トレイルランレースにも出場。変化こそ、進化と言えるように、チーム運営に対しても、さまざまな試行錯誤を始めていきました。
チームが動いたのは2020年、コロナ禍突入。サテライト練習会と題して、活動拠点であった三ノ宮には集まらず、明石と尼崎の2拠点に分かれて練習会を開催したり、工夫をしましたが、コロナ禍であっても走りたい陸上競技者と、コロナ禍だから運動も自粛される市民ランナーとの意識の差が生じ始めて、チームメイトは激減。チーム発足時に掲げた想いを点検しながら、どうすればチーム運営ができるのか模索する日々が続きました。そんな模索を続ける日々の中、生み出すことができた企画があります。

2021年11月、チームとしては大きな企画「3種目選択制陸上競技会in明石」を開催。(大会HP : https://k0beac0309.wixsite.com/athletics ) 約150名の参加者を受け入れて、陸上競技100M, 200M, 800M, 1500M の4種目の中から3種目を事前選択して頂き、獲得したポイントで競い合うというルールでの試合。ポイント振り分けは、陸上競技10種競技を参考に。またいつか企画したいですね。

そして来る2022年4月。チーム制度を大幅リニューアル。これまでの会員制度を見直し、新しい運営形態に切り替えて、再スタート。(ｱｽｶﾂﾌﾟﾚｽﾘﾘｰｽ : https://athkatsu.com/activity-report/13186/ )
大きな違いは、会費徴収制度の撤廃。そして定期練習会の数を増やして、共にトレーニングする機会増を図りました。私たちはボランティア団体としての運営を強固に、みんなの居場所であり、人と出逢い、親友を作り、血の繋がりが無くても家族のような絆を育むランニングチームという、今まさしく『つながりの時代』に求められるコミュニティであり、居場所創造のチャレンジを始めていきました。

2024年3月9日。チーム発足から9周年を迎え、チームリニューアル当時は40名だったチームメイトは、現在200名を超える大きなコミュニティに成長しました。これからも想いを繋ぎ、みんなの居場所作りに奮闘すると共に、みんなで挑み、みんなで成長し、プロセスを分かち合いながら、切磋琢磨しながら、共に生涯の想い出をつくっていくランニングチームで在り続けます。