トライアスロンこそ家族の絆…影山みあ・ゆあ姉妹の奮闘の先に見えた未来
こんにちは。東京都フットサル1部リーグのマネージャーとして、リーグ制覇を目指している河合萌花です。先日、双子姉妹でトライアスロンに励む、影山みあちゃん・ゆあちゃん(10歳)を取材させていただきました!実はジュニア世代へのインタビューは初めて…
そんな緊張をほどいてくださったのが、お父様の健二さん。待ち合わせに立っていたお姿を見て瞬時に、「アスリート…!!」と思ってしまうほど笑、こんがり日に焼けた肌とトライアスロンのプラシャツがお似合い。インタビューはそんな親子に、後からスイミング帰りの妹さんとお母様も加わって、和やかに進みました。
トライアスロンとの出会い
みあちゃん・ゆあちゃんと競技との出会いは、幼少期。実はお父様どころか、そのお兄様までもがトライアスロンに取り組まれているということで、「その星の下に生まれた」とはこのことかと頭をかすめたほど。しかし時折見かける「親にやらされている」感は正直ゼロ!もちろんスマホのゲームなどに誘惑されることもあるそうですが、ご自宅やトレーニング施設で、親子一丸となり大会に向けたトレーニングを積んでいます。
写真:姉妹でのトレーニングが日課
ハードなスケジュールとの戦い
FIND-FCでお二人のプロフィールを拝見した時から気づいていたこと、それは年間のレース予定の過密ぶり!毎月複数レースは当たり前、かつお住いの近くとも全く限らず、長距離の遠征を伴うこともしばしば…
今月については去る7月7日に埼玉県で「2019全国チャレンジKIDSトライアスロン大会」という大会があり、みあちゃん・ゆあちゃんともに昨年(それぞれ5位と4位)より高い順位を目標に出場しました。しかしなんと、二人とも落車のハプニング。日々のトレーニングで鍛え上げられた強いメンタルでなんとかレースに戻り、みあちゃん4位、ゆあちゃん8位で完走という結果を得ますが、インタビューの際に口にしていた「優勝」という目標には届きませんでした。
写真:過去の大会で姉妹表彰台を果たした記念のショット
家族を結ぶ「トライアスロン」
千葉県はトライアスロンに取り組むキッズ世代も多く、ライバルの存在も捉えながら主要レースで結果を残さんとばかりに練習に励むお二人。そして欠かせないお父様の存在。自宅の一室はトレーニングルームと化し、一日30分はお父様のコーチングのもとでバイクを漕ぐことを日課にしていると言います。
そんな姿を見ていたのでしょうか、三女のもあちゃん(6歳)も既にトレーニングを開始。取材をさせていただいた日も、お母様とスイミングへ出かけ、清々しくもあどけなさが残る姿を私に見せてくれました。なんと早くもアイアンマンキッズ総合優勝を手にしているそう!
結婚・出産…とライフステージを迎えると、競技との向き合い方も再考する競技者が多いですが、影山ファミリーにおいては、トライアスロンという競技が家族を結ぶ大切な“絆”のように感じられました。
写真:再び家族で表彰台に立つ日まで…!
結び
今回の待ち合わせ場所で最初に顔を合わせた時、あまりにかわいらしい女の子が2人も目に飛び込んだことに、「あれ、アスリートに会いに来たんじゃなかったっけ…?」と思わず我を疑ってしまうほどでした。しかしお父様のお話を伺っていると、二人とも毎日休むことなく、また思うような結果が出ずとも上を見てトレーニングを積んでいることをひしひしと感じ、大の大人の私ももっとしっかりしなければと身が引き締まる思いでした。
後日、大会でゴールした際の動画を送っていただいたのですが、私はみあちゃん・ゆあちゃんともに、ゴールして間もなくコースに深々と一礼をしている姿が印象に残りました。疲れているでしょう、落車で落ち込んでいるでしょう…それにも関わらず、わずか10歳の子が真っ先に感謝を表現している。一瞬を切り取った動画かもしれませんが、アスリートとしての未来は明るい!!そう信じることができました。
ご家族の皆さん、貴重なお時間をありがとうございました!秋の大一番も応援しています!
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