フィールドホッケー・飯高 悠貴(イイタカ ユウキ)、ドイツ1部リーグUHC Hamburgへの移籍ご報告
ドイツでフィールドホッケーアスリートとして活動中の飯高 悠貴(イイタカ ユウキ)です。詳しいプロフィールはこちらのインタビュー記事をご覧ください。
今シーズンよりドイツ1部UHC Hamburgへ移籍することになりました。
まず初めに、これまで2年以上一緒にプレーし、前向きに送り出してくれたTHK Rissenのみんなに感謝します。
ドイツで最初に所属したHTHCから戦力外通告を受け、どうしようか悩んでいたところ拾ってもらい、ピッチ上で大きな役割を与えてくれたことは、僕の誇りです。
僕にとってRissenは変わらず大切なチームですし、Rissenerであることを忘れずにプレーしていきます。
UHC Hamburgへの移籍経緯①:高いレベルでプレーしたいという気持ちで渡独
そんなRissenからの移籍を考え始めたのは昨年末ごろで、チームマネジャー・監督に話したのが4月頭でした。
なぜRissenを離れようと思ったか。
それはドイツに渡った理由によります。
僕は大学卒業を機に引退し、選手としての活動は5年以上していませんでしたが、もう一度ホッケーをしようと決めたのが27歳の時でした。
その時に、「世界トップレベルでホッケーをする」ということを決めて、日本ではなくドイツでプレーすることを決めました。
「世界トップレベルでホッケーをする」という気持ちはずっと変わりませんでした。
Rissen(2部)でいい仲間やクラブの人達に囲まれ、試合にも50分近く出場できて不満はありませんでした。
でももっとレベルの高い1部でプレーしたいという衝動的な思いが抑えられなくなり、移籍を決断しました。
UHC Hamburgへの移籍経緯②:チーム探しと競争
そこからいくつか候補となるチームに連絡し、最後まで話が進んだのがUHC Hamburgでした。
UHC Hamburgは昨シーズン6位。ドイツ代表候補選手やスコットランド代表選手が在籍しています。
過去にはEHL(Euro Hockey League、サッカーのUEFA Champions cupに相当)で優勝したこともある強豪です。
今回の移籍はUHCの練習に参加し、1stチーム25名への加入が認められたものです。
試合に出られるのは17名。
ここから1カ月のアピールで試合メンバーに選ばれなければなりません。
さもなければ、3部リーグでプレーすることになり、Rissenでプレーするよりも環境が悪化することになります。
ベストを尽くします。
1部への再挑戦:この3年間で積み上げたもの
1部のチームに所属するのはこれで2度目です。
最初に所属したのは2018年8‐10月。Harvestehuder THCというチームでした。
残念ながら実力が評価されず、また実力も不足していたという自覚もあり、試合に出られないまま戦力外通告を受けることになりました。
当時は自分の実力への自信も持てず、周りのレベルに圧倒されて消極的なプレーばかりしていました。
ボールを受けたくない、受けたらすぐにボールを離す、相手にとって怖いエリアではなくパスが出しやすいところにボールを出す、自分がミスしないことが最優先。
今思えばピッチに立つ以前の問題でした。
あれから約3年。
THK Rissenでエースであることを自負してプレーしてきました。
ミスしないことは当然、それ以上にゴールを取る為に自分に何ができるか。
誰よりも走り、前を向いて、どんなボールにも食らいついて、ゴールに向かってプレーをする。
そうやってホッケー選手としての能力を磨いてきました。
今は自分が1部でやれるという70%の自信と、本当に自分の力を出し切れるか、という30%の不安を持っています。
Rissenで役割を与えてもらえたから身につけられたことをUHC Hamburgというチームにぶつけていきます。
引き続き応援いただければ幸いです。
以上、文責:飯高 悠貴
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