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「1時間単独でどれだけ走れるか」インラインスピードスケーター、戸取大樹選手がアワーレコードチャレンジの先に見たものは?

「1時間単独でどれだけ走れるか」に挑戦するアワーレコード。インラインスケーターの戸取大樹選手が、国内で初めての試みとしてインラインスケートのアワーレコードに挑みました。
自転車では歴史のあるこの記録ですが、インラインスケートでは昨年ドイツで男女の世界記録が作られたばかりです。国内はもとより世界でもまだ2例目はありません。

本挑戦は、戸取大樹選手のFind-FCインセンティブスポンサーの対象となっております。

アワーレコードとは?

規定のトラック(インラインスケートの場合は専用200mのバンクリンク)を60分間周回し、周回数(+最終周の滑走距離)で計算します。

今回の記録については、国内には国際規格に適合したリンクがなく、また記録の公認には外国籍の国際審判員の招聘が必要なことから、今回の結果は公認記録とはなりません。

戸取大樹選手のチャレンジの背景

以下、戸取選手からチャレンジの背景から当日の様子までレポートを頂いてますので、ご紹介させて頂きます。

昨年のドイツ人選手世界記録達成をライブフィードで観戦して、ぜひ挑戦したいと思ったのがきっかけです。大きなやる気をもらいました。
一方で国内においては2020年の12月を最後に大会は延期・中止が続き、全く開催できていません。その影響は思ったより深刻で、選手たちはモチベーションを失い、競技から離れる話も聞こえてきました
ベテラン選手として、オンライン合宿や海外レースを紹介したりなど、競技から離れないような取り組みをしてきました。今回のイベントもその延長線上にあります。大会だけではないチャレンジの形、モチベーションの上げ方を見せていくことが大事だと思っています。

イベント当日はたくさん方のサポートと応援を力に

会場の確保や計測、進行など東京都ローラースポーツ連盟の全面協力を得て開催しました。
他方、想像以上にたくさんの人が興味を持ってくれて、自転車仲間やお世話になっているジムの方、レッスンの生徒さん、そして何よりFindFCの仲間がたくさん応援に駆けつけてくれたことが何より嬉しく、力になりました。

目標と結果

世界記録は39kmあまりですが、リンクの条件が大きく違うため、もとよりこれに迫る記録は期待できませんでした。ドイツのリンクと現地でのタイム差や条件を考慮して目標を34kmに設定しました。
出だし、やはり力が入ってオーバーペースでのスタートになったものの徐々に戻してリズムに乗りました。30分を過ぎたところで両脚が軽く攣る症状に見舞われましたが、ドリンクでのミネラル補給とフォームの変更で終盤には解消しました。それでも落ちたラップタイムは戻りきらず、目標の170周に5周届かず165周と16mの記録となりました。

難しいチャレンジで目標に対しては達成ならずしたが、続く選手たちのベンチマークを作ったこと、そして想像以上にたくさんの方が関わり応援してくれたことが何よりの結果だと思っています。

インラインスピードスケート 戸取大樹選手を応援しよう!

Find-FCでは、インラインスピードスケート 戸取大樹選手を応援していただけるスポンサー様、サポーター、ファンの方を募集しています。

インラインスピードスケート 戸取大樹へのご支援はこちら インラインスピードスケート 戸取大樹のプロフィールはこちら

 

 

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