【ステアクライミング/バーティカルランニング】<12/12>冬の階段決戦!第11回東京タワー階段競走開催!…過去最高レベルのレースを制するのは?
2021年6月から半年、またも熱い戦いが東京タワーに帰ってくる。本大会で11回目を迎える東京タワー階段競走はリスタートランニングクラブ主催のもと、12月12日(日)朝8時より出走を開始する。
第11回東京タワー階段競走大会概要
【開催日】2021年12月12日(日)
【場所】東京タワー屋外非常階段
【コース】531段・高さ95m
【参加人数】296名
【大会記録】
男子:1分59秒98 渡辺良治(第9回大会)
女子:3分02秒19 高橋美恵(第8回大会)
8時00分より1人ずつ10秒毎のウェーブスタートで競技開始。
□公式ホームページ
大会有力選手
年々全体のタイムが上がり、容易に上位入賞することが困難になってきた。そんな中でも頭ひとつ出ているのは男子歴代記録保持者の渡辺良治。9月の名古屋ミライタワースカイランにて圧巻の優勝をするなどその存在は非常に大きい。
一方表彰台争いは熾烈を極めている。前回大会覇者、1分間の階段登り世界記録保持者の小山孝明は歴代2位の記録を持つ。前半からガンガン突っ込むアグレッシブなスタイルが特徴的な世界のスピードスターは、渡辺良治の後を追う2番手スタート。プレッシャーをかけ、東京タワーでの直接対決初勝利を狙う。
□ギネス世界記録達成の様子
そして今年6月に鮮烈なデビューを飾った加藤浩は最も旬なバーティカルランナーだ。前回大会は初出場ながら好タイムで5位に食い込むと、9月の名古屋ミライタワースカイランでは小山孝明に僅か1.5秒に迫る快走を魅せた。半年での成長ぶりに期待がかかる。
女子は世界ランク3位のトップバーティカルランナー馬場ゆう子が初参戦。今年3月に第1子を出産し、その半年後に競技復帰。国内における世界大会以外の参戦は意外にも初となり、階段女王の完全復活を待ちわびる声が多数あがっている。
さらに女子はTower Running Tokyo主催の階段シリーズSTAIRS RALLYからの参戦者が活躍しそうだ。スパルタンレーサーの國本智世はシリーズ優勝を幾度も達成する実力者。同じくシリーズ優勝経験者の渡邉綾と共に表彰台を狙う。
ダークホースはいかに?混戦模様の上位争い
表彰台を淡々と狙うのは世界ランク12位の上杉博一。前回大会は表彰台を逃す悔しい結果となり雪辱に燃える。前回大会準優勝の階段坊主こと矢島昭輝は地元名古屋での惨敗を東京にて晴らしたいところ。更には「山下りのスペシャリスト」スカイランナーの涌嶋優、初音ミクのコスプレで話題沸騰中の遠藤直弥が最有力候補だ。
□名古屋ミライタワースカイラン
そこに待ったをかけるのはインラインスピードスケーター戸取大樹。バーティカルランニングに参戦しながらも、本職であるインラインスケートでのアワーレコードチャレンジは記憶に新しい。そしてダンサーである中田直樹は、現在開催中のSTAIRS RALLYで無類の強さを誇っているスピード自慢。彼らの奮闘に視線が寄せられている。
□アワーレコードチャレンジの様子
女子のダークホース最有力は北海道から参戦する沢田愛里だ。名古屋ミライタワースカイランではスパルタンレーサー陣在ほのかに僅か1秒に泣いた。東京タワーは初参戦となるが、ベテランの意地に期待がかかる。
ひと際異才を放っているのがキックボクサーのNA☆NAだ。圧倒的なフィジカルはランナーには無い素質。異競技でも類まれなる身体能力と根気があれば好タイムが期待できるのがバーティカルランニングであるが故に、格闘家の本領発揮に熱視線。
小山孝明選手からのコメント
今年6月に東京タワーで熱戦を繰り広げ、9月には名古屋で上位3名が3秒以内にひしめく激しい戦い。普段ならオフシーズン突入でひと息つくタイミングですが、過去最高レベルの大会を前にして調整が上手くいくか焦る気持ちで大半を過ごしていました。
自身でイベント開催するなど、何かと理由をつけて出場を辞退しようとも考えていましたが、日頃からアスリート達の活躍っぷりを見て、逃げる理由を探す自分がみっともないと感じはじめました。
「私は階段にて生きる」
やるからにはタイムを追求して、小山らしいプレースタイルで駆け登ります!
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