【ステアクライミング/バーティカルランニング】『世はまさにバーティカル戦国時代』 〜階段坊主が第11回東京タワー階段競走を振り返り〜
階段を走るお坊さん、階段垂直マラソン(バーティカルランニング)をしております階段坊主こと矢島昭輝です。
去る12月12日に第11回東京タワー階段競走に出場してまいりました。今回は自己ベストを5秒更新して、2分5秒78でのゴールでしたが、結果は3位。
Find-FC異種競技の選手も多く参戦&応援に来て頂き、合計300人が鎬を削る大盛り上がりのレースとなりました。
◎Find-FC参戦選手
吉沢協平(ウルトラランナー)
戸取大樹(インラインスケーター)
小山孝明(バーティカルランナー)
竹井奈々(キックボクサー)
階段坊主こと、私、矢島昭輝(バーティカルランナー)
◎Find-FC応援選手
河合紫乃(車イスフェンシング)
吉田未央(アメリカンフットボール)
さてさて、バーティカルランニングに私が参入したのもここ1、2年の話ではありますが、昨今トップ陣のレベルが上がってきたのはデータから見て取れます。
今回はそんな東京タワー階段競走を振り返って参ります
①下克上の始まり
毎回優勝と準優勝をして、レースの顔ともなっていた階段王こと渡辺良治選手と小山孝明選手でしたが、今回は2位(渡辺良治選手)と4位(小山孝明)。
周りが騒然とする結果となりました。
上位に食い込んだのは加藤浩選手(1位)と私(3位)
優勝した加藤浩選手は、私と同時期にこの競技を始めたばかりで、しかも同い年(平成4年生まれ)
何やら縁を感じるところです。
ちなみに前回のタイムを14秒も大幅に縮め、2分00秒89にてゴール。
タイムを縮める要因は何なのか。
様々な要因が挙げられますが、バーティカルランニングは想像以上に体力が必要な競技。
年齢故の体力に左右されるのは間違いないでしょう。
日本の世界ランカーはみんな30代、加藤選手も私も来年には三十路を迎えます。
若い体力自慢の新規参入者に下克上されないよう、これからも磨きを掛けていきますが、逆にいうと体力自慢の10代、20代はまさに今が狙い目の競技。
どんどん参入して体力のあらん限りをぶつけてもらえたらと思います。
②2分5秒じゃ駄目なんです。
3位入賞。ありがたい称号ではありますが、目標にしていたのはあくまで「2分切り」
フルマラソンでいうところのサブ2。
人類では達成できない、とまで囁かれた東京タワーサブ2。
前回、渡辺良治選手が達成された2分切りはそういった偉業だったのです。
2分を切らなければ、頂点に達した事にはならない。
やるからにはやはりトップを取りたい。
お坊さんとして
「他人と争うべからず」
「欲少なくして足るを知る」
と人にお話はしますがそれはそれ、これはこれ。
これからも精進あるのみだと痛感です。
③神社仏閣の階段をトレーニングに活かせ。
階段垂直マラソン、バーティカルランニングは何も新しく準備せずに参入出来る注目の競技。
2022年3月6日には香川県にて「シンボルタワースカイラン」というレースも開催され、ゆくゆくは全国展開のレースとなることでしょう。
ここで大事なのはレースに向けた練習。
本当はビルの階段を走るのがいいのですが、中々自由に走れるビルはないと思います。
そこで階段坊主がおすすめするのは神社仏閣の階段の利用です。
神社仏閣には長い階段がつきもの。
人が混む時間を避けて、マナーを守って走りましょう。
※ランニング禁止の所もあるので注意。
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