【スノーボードクロス】パラスノーボーダー・後田風吹選手、x-Festa会津高原たかつえスキー場大会にて、健常者をやぶり優勝!
snowboardcrossの大会で人気のある「x-Festa 」が、福島県の会津高原たかつえスキー場と、長野県の栂池高原スキー場で開催され、パラスノーボードの後田風吹選手が出場した。
スノーボードクロス(snowboard cross)とは
複数人で同時にスタートし、キッカーやウェーブ、バンクなどの障害物が設けられたコースで先着を競う種目です。 ハイスピードで滑り降りながら、アイテムやジャンプをクリアしていくなかで、順位が次々と入れ替わるところが最大の魅力。 接触や転倒などが多いことからも、雪上の格闘技などとも呼ばれています。
後田 風吹(ウシロダ フブキ)選手について
兵庫県出身。仕事中の事故をきっかけに義足になったハンデを乗り越えて、現在PSBX(パラスノーボードクロス)の次世代強化指定選手として2026年ミラノ・コルチナ冬季パラリンピ出場を目指している。
後田風吹選手のx-Festa (snowboard cross)大会結果報告
健常者の中に入って、大会に参加したパラスのボーダーの後田風吹選手から大会レポートを頂いたので、ご紹介させて頂きます。
毎年国内で行われる唯一のパラスノーボーダーの大会である、全国障害者スノーボード選手権大会が新型コロナウイルスの影響を受けて開催出来なくなりました。その大会に向け照準を合わせていた私にとってはとてもショックなニュースとなりました。そこで思いきって国内で開催されている「草大会」と呼ばれる健常者の地方大会に参加する事を決め、幾つかあるsnowboardcrossの大会で人気のある「x-Festa 」という大会に参加してきました。
この「x-Festa 」ですが、全国各地で4大会開催され各大会の優勝者と年間チャンピオンを決めるという趣旨の大会です。
私は福島県の会津高原たかつえスキー場と、長野県の栂池高原スキー場で開催された2大会のエンジョイクラスに参加してきました。
次世代強化指定であり、世界大会に参加できない私にとっては4人での同時滑走、難しいコース設定、など今までにない緊張感と恐怖心の中での大会となりました。会津高原たかつえスキー場の大会では、大会当日の雪面がアイスバーン(硬く転倒しやすい)という難しい条件の中で、転倒者も続出する波乱の展開となりましたが優勝する事ができました。
栂池高原スキー場の大会では、気温が上昇し緩んだ雪にWaxを合わせきれず、コース前半を1位で進めるも後半で抜かれてしまい4位で終えました。2大会とも決勝まで残ることができ、沢山の経験と自信、学びに繋がる大きな経験となりました。
また「x-Festa 」4大会の内2つで入賞出来たことにより(1つは荒天により中止)年間チャンピオンにもなる事ができました。
来シーズンはオープンクラス(1番難しいクラス)の参加になりますが変わらず結果を残せる様これからも練習に励みたいと思います。
後田 風吹選手を応援しよう!
アスリートとスポンサーを繋ぐFind-FCでは後田 風吹選手を応援していただけるスポンサー、サポーター、ファンの皆様を募集しております。
後田 風吹選手のプロフィールはこちらコメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。