アマチュアアスリート、子供アスリートができる広告効果
アスリートがスポンサーから求めれらる広告効果とは
前回、アマチュアアスリート、子供アスリートに有利な時代になっているでアマチュアアスリートにとって有利な時代とお伝えしました。もう少し突っ込んでお伝えします。スポーツへの支援とはスポンサーが売上を重視する場合にはもちろんのこと、社会貢献を目的とする場合にも広告効果が期待されることは少なくありません。
プロスポーツ選手や有名アスリートとアマチュアアスリート、子供ができる広告効果は異なります。逆に言えば、プロスポーツ選手と同じことをPRしてもアマチュアアスリートにはスポンサーは獲得できません。
違ってきます。同時にスポンサー企業にとっても違ってくるのです。単に私には広告効果が無いとあきらめるのではなく、プロスポーツ選手とアマチュアアスリートのできることの違いとスポンサーが求めていることの違いを理解することでもう少し可能性を感じることができると思います。
プロスポーツ選手・有名アスリートの広告効果とスポンサーが求めること
プロスポーツ選手・有名アスリートはスポンサー額が大きく、その分露出効果が高いため、下記のような特長を持っています。
- スポンサー企業:大手企業、特に広く一般の人が購入する商品・サービスや全国展開をしている企業(一部、地域のみで展開している地域内大手もあり)
- 予算:大きい(数百万~数億円)
- 露出媒体:テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、専門誌、インターネット等
- 対象地域:全国(地域)のアスリートのファンや競技のファン
- 訴求方法:スポンサーのロゴ等をユニフォームや競技ウェアなどで露出したり、スポンサー名入りの道具、用具を利用することでの露出
- スポンサーの狙い:企業名、商品・サービス名の認知向上(短期的な売上は当然のことながら長期的なブランド戦略も含む)
- アスリートの取り組み:露出を増やすための取り組みとして成績アップや話題作り
アマチュアアスリートや子供アスリートの広告効果とスポンサーが求めること
プロスポーツ選手・有名アスリートでまとめた特長と同じ形でアマチュアアスリートや子供アスリートについてもまとめてみました。
- スポンサー企業:中小企業、店舗
- 予算:小さい(数万~数百万円)
- 露出媒体:インターネット(SNS、ブログ等)、口コミ、専門誌
- 対象地域:地域住民や友人、知人
- 訴求方法:口コミ(リアル、ネット)でスポンサーのPR(商品やサービスのメリット)
- スポンサーの狙い:売上の向上(大手に比べて短期的な売上を求める)
- アスリートの取り組み:スポンサーの商品、サービスの良さを理解し、最適なPR活動を考え実践する。
アマチュアアスリート、子供アスリートができる広告効果まとめ
露出の多いプロ選手、有名アスリートとアマチュア選手、子供アスリートの違いが少しわかっていただけたでしょうか。
最後にアマチュア選手の方が少しだけ有利な点として、スポンサー額と売上の費用対効果が小さくても承諾を得れるケースがあります。大手企業は金額も大きく費用対効果が大きく求められます。スポンサー企業の代表や役員の気持ちだけではスポンサーはできません。特に上場企業では株主への説明も必要となります。そのため、結果がでなければすぐにスポンサー契約の打ち切りということも少なくありません。一方で、アマチュア選手をスポンサーする企業は中小企業や店舗です。代表の気持ちを大きく動かすことができれば、費用対効果だけではなくスポンサーしてくれるケースもあります。また、長期的な観点を持ってスポンサーをしてくれるケースもあります。そういう意味では、「今は無名なのでスポンサー額も安く、効果も低いけども将来に有名になったときに、無名時代からスポンサーをしていて良かった。」となることをイメージさせることが理想です。
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