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【デフアスリート】2025日本初開催のデフリンピック優勝に向けて、ケニアで強化合宿中のマラソン・中野洸介選手より活動報告レポート

2025年夏、4年に1度開かれる聴覚障害のある人たちのスポーツの国際大会「デフリンピック」が東京で開催される。

本大会で、「自国開催で金メダル」という目標を掲げて5月30日から競技力強化のため、ケニアで活動している中野洸介選手から活動報告のコメントをいただきましたので紹介させていただきます。

デフリンピックとは?

デフリンピックは、4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であり、国際ろう者スポーツ委員会が主催する障害者スポーツにおける最初の国際競技大会である。夏季大会と冬季大会があり、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアにおいて始まった。

日本での開催は初となり、2025年の11月15日から26日までの12日間で、世界のおよそ80の国と地域から5000人から6000人ほどの選手団の参加を見込んでいる。

デフリンピックマラソン代表候補・中野洸介選手について

埼玉出身。高校から本格的に陸上競技を始めるも、ストイックな性格によりオーバーワークによる故障を経験する。
高校卒業後はフルマラソンを専門としながら10000m、5000mにも挑戦しスピードを磨く。
4年に1度開催されるデフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)にて、男子フルマラソン初の優勝というタイトル獲得に向け、日々の練習を積み重ねていたが、2022年ブラジル開催のデフリンピックでは、現地での新型コロナ陽性者増加に伴うマラソン出場辞退という悔しい結果であった。

現在は2025年に日本で初開催されるデフリンピックで優勝という目標を掲げ、ケニア遠征を行なっている。

中野洸介選手プロフィール

中野洸介選手コメント

5月30日〜8月28日までマラソン大国”ケニア”のイテンに暮らしています。
ここは標高2200mの地であり、まずレースと同タイムでこなすことは不可能なため、迎える最終月は、レースに対する集中力、姿勢、イメージをトータル的に抽出し、以下の数字を達成可能なものにします。

【3ヶ月の総合走行距離2,500km走破】
6月走行距離:657km(休足日4日)
7月走行距離:941km(休足日3日)

これらに続き、8月走行距離(〜28日迄)を902km超えることにより、3ヶ月間ケニア滞在の総合走行距離を2,500km走破。

【目標走破タイムの設定】
モイベンロードという、標高2200mでロング走(アップダウンコース)
以下の目標距離とタイムを設定し、両方達成可能なものにします。
・30km走1時間49分59秒以内
・40km走2時間29分59秒以内

デフアスリート・中野 洸介選手を応援しよう!

アスカツの姉妹サイトFind-FCでは、中野 洸介選手を応援・ご支援してくださるスポンサー様、サポーター・ファンの皆様を募集しています。詳しくはアスリートとスポンサーを繋ぐFind-FCをご覧ください。

中野洸介選手プロフィール

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