【フィールドホッケー】中村航司・インセンティブスポンサー結果報告（Find-FCインセンティブスポンサー対象チャレンジ）

2023.09.10

2023年8月月間Find-FCインセンティブスポンサーエントリー中のフィールドホッケー・中村航司選手より結果レポートを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

【アスリートの挑戦】フィールドホッケー・中村航司選手、ドイツ・ブンデスリーガ2部DüsseldorferHCで試合出場へ｜Find-FCインセンティブスポンサー2023年8月月間エントリー選手紹介

フィールドホッケー・中村航司（なかむらこうじ）選手について

富山県出身。東京都在住。29歳。AB型。
ホッケー歴19年。
全日本優勝4回、準優勝3回、U18日本代表選手経験。

ドイツと日本でフィールドホッケー選手をしながら、一般社団法人日本スポーツコミュニティ協会の代表理事を務め、「縁TRANCE」というスポーツコミュニティの運営を行っている。

現在は、世界最高峰のホッケーリーグであるEHLに出場することを目指し、競技に専念できるようコミュニティ運営を理事に委ね、妻と生後間もない娘を日本に置いて、単身でドイツのブンデスリーガ下部の地域リーグ(3部相当)であるレギオナルリーガのHCエッセン99でプレー。来季からブンデスリーガ2部DüsseldorferHCに移籍する。

中村航司選手プロフィール

フィールドホッケー・中村航司（なかむらこうじ）選手の宣言

①挑戦内容
「練習試合で起用されること」
改めて来季からブンデスリーガ2部で
プレーするDüsseldorferHCという
チームへ移籍することになりました。
今回の目標はブンデスリーガ2部優勝と
言いたいところですが、
対象期間が8/31までということで、
以上の目標設定とさせていただきました。
以上の目標を達成するには、
以下のステップが必要となります。
①8/24までにVISAを獲得すること
②選手としての信頼を獲得すること
(練習への参加とパフォーマンスの発揮)
③8/26の練習試合に出場すること
VISAを獲得することが、
とても課題となっております。
シンプルに以前よりも
レベルの高い環境で新しいチームのため
1から信頼を築くこと。
そのでパフォーマンスを
発揮し続けるための
生活環境を整えることが鍵になります。
競技以外の語学力、資金調達力、
環境適応力などの素養が求められます。
他のアスリートとは少し別の
尺度も必要となりますが、
個人的に皆様からの
応援が必要とされる目標でもあったので
こちらにて表明させていただきました。
②スポンサーメリット
・後援会へ無料ご招待
・後援会員限定イベントへご招待
・選手専用HP、ZOOM背景、Youtube協賛枠にて、ロゴの掲載
・SNS投稿時に企業名の掲載
ぜひ応援のほどよろしくお願い致します。

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フィールドホッケー・中村航司（なかむらこうじ）選手の結果とコメント

この度、インセンティブスポンサーに応募させていただき以下の目標を掲げて取り組ませていただきました。

①8/24までにVISAを獲得すること
②選手としての信頼を獲得すること
(練習への参加とパフォーマンスの発揮)
③8/26の練習試合に出場すること

結果は、残念ながら達成できませんでした。

そして、大変お恥ずかしいことに未だチームとの合流も果たせることもできておりません。

VISA取得が非常に難航してしまいました。

状況に関しては、前回4月から6月末まで観光VISAにて滞在しており、観光VISAがリセットされるには180日間空ける必要があります。

そのため連続してシーズンを戦うには、別のVISAが必要となります。

就労VISAの取得のためにチームに相談したところ、VISAを出すことは選手としては難しく、たとえトレーナーとして登録したとしても難しいということになりました。

そして、ドイツの日系企業にアポイントを取ってみたところ、いずれも一定の条件(年間で勤めることができること)を満たす必要があり認められませんでした。

そこでワーキングホリデーVISAの取得を目指し、8/4にVISAの申請をしました。

結果として、ワーキングホリデーVISAはあくまでドイツの文化振興を深めるための目的で出しているのであって、対してあなたはホッケーのキャリアとしての目的が強すぎるという判断をされて却下となりました。

泣く泣くチームに事情を説明し、チケットをキャンセルしました。

それからのこと再度、内容を見直して再申請しようとしたところ、大使館の予約を取ろうと毎日空き枠を確認していたところ一向に予約が取れずという状態となってしまいました。

そこでVISAに強いドイツの法律事務所をご紹介いただき、9/21に外人局へアポイントをとっていただけるということで、残り5日の滞在期間しかない観光VISAで、9/19日に入国することになりました。

9/17に第一試合のため初戦を見送ることになります。

それまでに以下の準備をして、渡航することが次のミッションとなります。

①ワーキングホリデーVISAに必要な書類(パスポートの写しなど)
②志望動機について
③ドイツでの保険加入証明
・健康保険
・賠償責任保険
④残高証明(4000€)日本円：約65万円(現在の残高12万円)
⑤家の手配
⑥住民登録

④と⑤についてかなりシビアに動いていく必要があります。

また、ドイツでVISAを申請するために以下の内訳で資金を集めておく必要があります。

・VISA取得依頼料 700€(約11万円)
・健康保険(Krankenversicherung)加入証明書 250€(約4万円)
・賠償責任保険(Haftpflichtversicherung)加入証明書 50€(約8000円)
・銀行残高証明書(Kontoauszug) ※約4000€ (約65万円)
・渡航費1200€(約20万円)

合計 6200€(約100万円)がVISAの渡航前の9/17までに必要な状態となります。

以上が満たさなければ、行っても帰らされるリスクもあります。

自分にとって短期間でのVISA取得は想像以上にハードでした。

今の状況をクリアして、競技者としてキャリアアップを目指して諦めず動いていきます。