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【ステアクライミング】階段坊主こと矢島昭輝、ベトナム海外戦「HCMC SKYRUN」にて大会レコードを更新して優勝!!

こんにちは、階段坊主こと矢島昭輝です。

令和5年10月29日(日)、ベトナムはホーチミンにて開催された「HCMC SKYRUN」にて大会レコードを更新して優勝をしましたので、レポートをさせて頂きます。

1、ベトナム大会概要

【レース名】HCMC SKYRUN (第6回)

【会場】Bitexco Financial Tower

【高さ】190m

【階数】52階

【段数】1,076段

【スタート方式】5人ずつ2分のウェーブスタート

【スタートから階段まで】15mほど

【手すりの高さ】少し高め(階段坊主は身長170.0cm)

【一段の高さ】普通

【トラバース】21階に15mほど

2、大会結果

男性

1位、6分02秒、階段坊主(矢島昭輝)

2位、6分47秒、涌嶋優

3位、7分02秒、Yi Qun Heng

4位、7分04秒、Charles Supapodok

5位、7分28秒、藤田真幸

女性

1位、8分2秒、Michele Tan Bee Kiang

2位、9分31秒、Justyna Rouchard Zieminska

3位、9分33秒、Ngọc Phương Bùi

4位、9分48秒、Yee Chin Chan

5位、9分52秒、Tiểu Phương Nguyễn Thị

 

今年で第6回目を誇る本大会。

市街地のど真ん中にあるBitexco Financial Towerは朝一から観光客や地元民で賑わっており、レースの参加者は待ちゆく人から応援され、地元にも愛されている大会だと感じました。

要注意事項としては、開催年によってゴールの階が変わること。

昨年度は49階がゴールでしたが本年度は52階がゴール。

今回私がタイム更新をしたのは52階までのタイムなので、49階の方にもチャレンジしたいところです。

3、感謝

大会2日前に自転車で派手に転倒して救急車で運ばれた時はどうなることやらと思いましたが、無事に結果を残せてよかったです。

数々の応援に感謝です!今回はマカオ、ベトナムの海外連戦ということもあり、スポンサー企業様や個人支援者様の方々のお力あっての挑戦でした。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

今後も更なる活躍をして参ります!

~スポンサー企業~

株式会社SMI様

杉浦歯科医院様

かじデンタルクリニック様

PYC株式会社様

ABC整体スタジオ名古屋伏見店様

株式会社ワンリーリステッド様

CLS様

Find-FC様

Kプロデュース株式会社様

フタムラ化学株式会社様

葵工業株式会社様

 

4、出場日本選手

①涌嶋優

②藤田真幸

③階段坊主(矢島昭輝)

日本からは3名が出場。

涌嶋選手は富士山御殿場口の最速下山記録を持つスカイランナー。

なんと富士山を28分28秒で下山します。

世界の様々な山を転戦している経歴やその高身長を活かしたダイナミックかつ繊細な走りが魅力。

藤田選手(通称じろぽん)は先回のマカオタワーで開催された大会にも参戦。

昨年度からステアクライミングに本腰を入れており、着実に実力を上げている選手の一人。

リザルトを見て分かる通り、上位5人には3人全員が入賞をしました!

国内レースだけではなく、海外戦に挑戦する選手も増えているステアクライミング界隈の昨今。少しでも興味がある方は是非片足だけでも突っ込んでみてはいかがでしょうか。

階段のノウハウを得たい方は是非『LANDMARKS』をチャックください。

東京、愛知、山梨を中心に精力的に活動中です。

 

5.大会に臨むにあたり

「良き好敵手の存在」

本大会のライバルは同じ日本から出場する涌嶋優選手でした。

栄の中部電力ミライタワーや東京タワーなど2分弱の短いレースでは勝ち越していましたが、長いレースではどちらが勝つか正直分かりませんでした。

特に優選手の本来の主戦場は山のレース。階段に比べて動く時間を考えたらショートよりもミドルやロングを得意としているはず。

実際に、2019年に開催された名古屋ミッドランドスカイランではその差わずか2秒(矢島7分30秒、優選手7分32秒)と拮抗した実力であることが分かるかと思います。

そして何を隠そう私をこのステアクライミングの世界に誘ってくれたのが涌嶋優選手なのです。

山を走るのがただ好きだった一僧侶がこうして海外戦にまで来るようになったのは涌嶋選手と出会ったのが始まり。

出会った当初、優選手はスカイランニングの日本代表選手、反対に私はトレイルランニングで上位15%に入ればいいぐらいのちょっと早い趣味ランナー。

それが今ではこうして同じ舞台に立っている。

「矢島って平地と下りは遅いけど、登りは早いからビルの階段登るレース出てもみたら?ビルなら登りだけだよ(笑)」

優選手のこの言葉がなかったら今の私は多分いなかったかなと思います。

「この競技を教えてくれてありがとう!」

そういった想いが怪我の痛みを越えて力が出せたのかなと思います。

結果的に優選手にも勝ち、大会レコードも更新。

お互いに力を発揮し合ってトップ1、2を獲れたことはとても嬉しいことでした。

いつか私も優選手のように誰かの人生に影響を与えられるような人間になれたらと思います。

6.総合所感

コースレコードを更新して優勝。

「やりきったぞ!」という気持ちでいっぱいでした。

大会2日前の怪我により、首がいつもの半分ほどしか回らない状況での大会出場。

正直不安はありました。

3週間後に控えた世界選手権に向けてベトナムのレースは棄権するということも考えましたが、悩みに悩み出場を決意。

蓋を開ければ優勝となった今回ですが、普段の生活で怪我をしないようにきちんと気を付けなければと実感した1日ではありました。

 

また、今回の舞台は標高190mを登るコース。

優勝はしましたが、本当の舞台は令和5年11月19日(日)に大阪あべのハルカスにて開催される世界選手権です。

大坂あべのハルカスは標高288mを登るコースであり、今回の大会よりも約1.5倍登る必要がある上に世界の強豪選手が集結します。

ベトナムで優勝したからといって浮かれていては足元をすくわれることでしょう。

今回のレースで得た反省をしっかりと活かし、次回には更に飛躍した階段坊主をお見せ致しますのでよろしくお願いします!

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