【デフアスリート】マラソン・中野洸介選手がSports Ecosystem Conference 2023に参加

2023年12月21日に東京ミッドタウンでSports Ecosystem Conference 2023~一般財団法人スポーツエコシステム推進協議会設立記念イベント~が開催されました。
本イベントに参加した2025年東京開催のデフリンピックで金メダル獲得を目指す、デフマラソン・中野 洸介選手からコメントが届きましたので、ご紹介させていただきます。

デフリンピックとは?

デフリンピックは、4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であり、国際ろう者スポーツ委員会が主催する障害者スポーツにおける最初の国際競技大会である。夏季大会と冬季大会があり、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアにおいて始まった。

日本での開催は初となり、2025年の11月15日から26日までの12日間で、世界のおよそ80の国と地域から5000人から6000人ほどの選手団の参加を見込んでいる。

Sports Ecosystem Conference2023

Sports Ecosystem Conference2023は、一般財団法人スポーツエコシステム推進協議会がスポーツ産業の発展を目指して設立したイベントである。
本協議会では、「すべてのステークホルダーと共にスポーツの未来を創る」という目的を掲げ、アスリート・団体・スポーツを取り巻くすべての人たちと、スポーツの価値を高める活動をしている。

また本イベントでは、協議会の体制や目的、方向性についての公表、そして①権利の明確化、②社会的価値の創出、③DXの3つのミッションを軸にしたパネルディスカッションが実施された。
様々な競技のアスリートたちも招待され、デフリンピック東京開催に向けて認知度を高めるとともに、異種競技間の団結力を高める機会となった。

一般財団法人スポーツエコシステム推進協議会 >> https://council-sep.org/

デフリンピックマラソン代表候補・中野洸介選手について

埼玉出身。高校から本格的に陸上競技を始めるも、ストイックな性格によりオーバーワークによる故障を経験する。
高校卒業後はフルマラソンを専門としながら10000m、5000mにも挑戦しスピードを磨く。
4年に1度開催されるデフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)にて、男子フルマラソン初の優勝というタイトル獲得に向け、日々の練習を積み重ねていたが、2022年ブラジル開催のデフリンピックでは、現地での新型コロナ陽性者増加に伴うマラソン出場辞退という悔しい結果であった。

現在は2025年に日本で初開催されるデフリンピックで優勝という目標を掲げ、ケニアへの単身遠征をする等、日々トレーニングに励んでいる。

中野洸介選手プロフィール

中野洸介選手よりコメント

手話通訳士3人を含め、異種競技のデフアスリートが、このようなレベルの高い協議会に招待されたことを誇りに思いながらも、歴とデフリンピックをPRしました。
このような場を設けていただいた、手話通訳の橋本一郎さん、そして企業、スポーツ関係者、スタッフの方々へ感謝します。

私たちが目指すべき姿は、
オリパラと並ぶ程デフリンピックの認知度の向上。
そして2025年東京デフリンピックで結果を残す事!

デフアスリート・中野 洸介選手を応援しよう!

アスカツの姉妹サイトFind-FCでは、中野 洸介選手を応援・ご支援してくださるスポンサー様、サポーター・ファンの皆様を募集しています。詳しくはアスリートとスポンサーを繋ぐFind-FCをご覧ください。

中野洸介選手プロフィール

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。