「気軽にできてみんなが楽しめるフレスコボールを広めたい」フレスコボール日本代表斉藤くんにインタビュー

 

みなさんはフレスコボールを見たことはありますか?

 

お互いにラリーを楽しむ競技らしいのですが、一体どんな競技なのでしょうか?

 

今回はそのフレスコボールで日本一経験者の斉藤さんに取材を行いました。

 

今回のピックアップアスリート

 

 

名前:斉藤 亮太(サイトウ リョウタ)

競技:フレスコボール

活動拠点:神奈川県

SNS:facebook Instagram twitter

 

フレスコボールとは?

 

フレスコボールとは、5分間の間に7mの距離の間で味方同士がボールを落とさないように打ち合う競技です。

打った回数、落ちた回数(マイナスポイント)を基準に採点します。

その他に加点ポイントとして、アタック、ダイビングショット、股抜きショット、背面ショットなどの技ありショットなども加わります。

(新しくできた競技ということもあり、採点方法はその大会ごとに変わるそうなので要チェックです。)

 

ラリーを続ける競技と言われると、遊びの要素が強いように感じられますが、実は非常に奥深く、相手を打ち負かしているようなボールを取り行って点数を稼いだりと非常にアクロバティックな競技になっています。

 

実際に斉藤くんがもテレビ出演しました↓↓

 

 

フレスコボールのイメージがついたところで早速斉藤さんに取材していきましょう!

 

フレスコボールを始めたきっかけ

 

ーーーフレスコボールを始めたきっかけを教えてください。

フレスコボールを始めたのは大学4年生のタイミングでした。

中学生から大学生まではテニス部に入っていました。

 

大学4年生の4月から就職活動を始めたタイミングで、スポーツ系の職業が集まるセミナーに行ったとき、フレスコボール普及者に出会いました。

その方とお話ししたことがきっかけで、フレスコボールを知りました。

 

 

 

ーーー本格的にフレスコボールを始めたのはいつのタイミングですか?

 

3年ほど前フレスコボール普及者の方に、試合に誘ってもらいました。

フレスコボールはブラジル発祥のスポーツなんですけど、そのときにたまたま世界チャンピオンのブラジル人の方が来られていて、フレスコボールの体験をさせてもらいました。

 

もともとテニスをしていたので、「まあこのくらいできるだろう」といった具合に思っていて、チャンピオンの方と結構いい感じにラリーが続いたんですよね。

もちろんテニス経験が全くない人よりはうまかったと思いますが、実際には相手がチャンピオンだったので、どんなボールを打っても返してくれてたんです。(笑)

でもこの時のちょっとした勘違いが、フレスコボールにどっぷりハマるきっかけになりました。

 

ーーーそのときにチャンピオンの方と組めていたことが今に繋がっているんですね!!実際そのあとの戦績はどうでしたか?

 

ちょうどその体験が終わって半年くらい経ったときに、フレスコボール初心者の大会がありました。

そこで優勝して、「あ、やっぱり俺って上手いんだな」と思っていました。(笑)

 

 

イメージしていた景色と全然違う。マイナー競技の難しさ

 

ーーー初心者の大会で優勝したら自信つきますよね!!そこから今まで一度も壁にぶつからず今まで来ちゃった感じですかね?(笑)

 

実は、それからの大会も何度か優勝を重ねてきたのですが、想像していた世界と全然違いました。

野球やサッカーの選手って、優勝したらその後メディアから引っ張りだこで毎日夢のような生活ーーーみたいな感じじゃないですか。

でも、僕がやっているスポーツってそもそもマイナーだから、優勝した瞬間もその後もメディアに引っ張りだこどころか全然スポットが当たらないんですよ。

 

そのときに、武井壮さんが言っていた言葉の意味がわかりましたね。

「どれだけクオリティが高くても見たいと思ってくれる人がいなければ価値がない」と。

「優勝=すごいことだ!!」と自分で思っていても、世間的に有名じゃない競技でそれをしてもなかなか認められないことがはっきりとわかった瞬間でした。

 

フレスコボールを普及させ、価値あるものに

 

ーーー今後はフレスコボールを通してどういった活動をされる予定ですか?

 

まずは、フレスコボールを価値あるものにするために普及活動に力を入れています。

選手として練習するのも、結果を出すのも当たり前。

その次に、自分自身の選手としての価値を上げるためにも、フレスコボールを知ってもらうことが大切です。

現在は、オフラインでイベントを開催したり、子どもたちに積極的に教えています。

 

ある日、今フレスコボールをしている人たちってどういったことがきっかけで始めたのか聞いてみました。

そしたら、「知り合いがやっていた」「友だちに誘われて」という理由が多くほとんどの人が人との繋がりがきっかけで始めていました。

 

最近フレスコボールがテレビでもよく取り上げられているんですけど、「テレビを見て」という理由って始めた人とまだお会いした事がないんです。

それくらい、始めるきっかけを人から人へ作ることって本当に大切だなと思いました。

 

 

競技の魅力

 

ーーー競技の魅力を教えてください。

まずはラケットとボールさえあればどこでもできる競技なのでどのスポーツよりも気軽にできるところです。

他の競技だと、コートや特別な場所が必要になってきますが、大会がビーチなだけで基本どこでもできます。

最悪壁当てで1人でもできますよ!!(笑)

 

ーーー場所を問わないのは非常に魅力的なポイントですね。他にもありますか?

ほとんどの競技が試合中に相手を打ち負かす競技が多いですが、フレスコボールは協力型の競技なので相手を打ち負かすことがないんです。

その結果、競技をしている人誰も辛い思いをしなくてすみます。

 

その他にも、ラケットや服装などを競うファッション賞があり、それを狙って双子コーデにする人も多く、いろんな楽しみ方があるのも魅力です。

 

今は公園でバトミントンをしたりビートでバレーボールをすることが多いと思いますが、将来的にはフレスコボールも生涯スポーツとしても親しみやすい競技になると思います。

スポーツとしても、遊びとしてもいろんな可能性を秘めている競技だと思います。

 

 

今後の目標

 

ーーー最後に今後の目標を教えてください。

まずはフレスコボールを楽しんでくれる人を増やしていきたいですね。

もちろんいちアスリートとして上を目指すことにも力を入れていますが、それ以上に普及活動に力を入れて日本国内でもしっかり認知度を上げていきたいです。

 

将来的にはフレスコボールが幅広い年代の方々と交流が持てるきっかけになったらと思います。

 

アスリートライターから見た斉藤さんの魅力

斉藤さんの魅力は、競技愛です。

今までもいろんな方に取材を行ってきましたが、フレスコボールをこよなく愛され広めていきたい気持ちが伝わってきました。

SNSでの宣伝活動はもちろん、ブログにも力を入れていて個人レッスンも行っています!

非常にユーモアが溢れる方で小学生の体育の授業に講師として呼ばれるなど、実績もあるので是非お試しください!

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斉藤選手の大会での活躍に様子はこちら

 

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