トランポリン競技で東京オリンピックを目指すアスリート・海野 大透さんに取材しました。

オーストラリアでソフトボールをしている、アスリートライターの本庄遥です。

アクロバティックで、高いところまで飛び、華麗な空中演技をするトランポリン競技者。

今回は、そのトランポリン競技で東京オリンピックを目指している海野さんに取材を行いました。

今回のアスリート紹介

 

名前:海野大透

競技:トランポリン

活動場所:静岡県静岡市

 

トランポリンのルール

トランポリンは、演技点、難度点、跳躍時間点、移動点の4つで評価されます。

演技点

演技点とは、各種目の出来栄えを採点するものです。
判定基準は、姿勢、こなし安定感の3つです。

難度点

難度点は、それぞれの種目の回転数、ひねり、姿勢によって評価されます。
かなり点数が細く決まってあるので、ここでは説明を省きます。

跳躍時間得点

跳躍時間得点は、主審が機械を操作し採点を行います。
採点には、跳躍時間測定機=Time Measurement Device(TMD)という機械を使用し、トランポリンの下に設置されます。簡単にいうと、「着地してから何秒間飛んでいるか」で採点されます。
宙に浮いている時間が長ければ長いほど採点が高くなります。

水平移動点

水平移動点は、各種目の着床位置によって決められた減点を合計し、10.0点(有効種目数による)満点より減点します。

全体的を見てもらうとわかる通り、簡単に言えば演技力で競う競技です。

 

トランポリンのルールがわかったところで、早速取材に入っていきましょう。

競技を始めたきっかけ

 

ーーー海野さん、本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします!

 

ーーーはじめに競技を始めたきっかけを教えてください。

僕が競技を始めたのは、父の影響です。
自宅がトランポリンクラブを経営していること、もともと父親がトランポリン競技者だったこと、さらに祖母もトランポリンのコーチとして活動していることです。

幼い頃から自宅でトランポリンを飛ぶことは日常的で、物心ついたときには始めていました。

 

ーーー本格的に競技として始めたのはいつからですか?

小学校5年生からです。

 

ーーー長い間トランポリンを続けてきたと思いますが、嫌になることはありませんでしたか?

正直ありましたね。
自宅でトランポリン教室をやっていることで、父は僕に厳しかったですし、練習も人1倍したと思います。

それでもトランポリンを辞めたかったのは、トランポリンを飛ぶことが楽しかったからです。

 

トランポリンの魅力

 

 

ーーートランポリン競技の魅力を教えてください。

トランポリンを飛ぶことで、普段の生活ではいけないような高さまでジャンプすることができることです。
飛んでいるときは、かなり爽快感があります。

その中で難しい技をこなしたり、今までできなかった技ができるようになったりするのがとても楽しんです。

 

観客側の方の面白さは、トランポリンでいろんな技をしているところを見て、「非日常感」を味わうことができることです。
普段見ることができないアクロバティックな技を間近で見ることができて、初めて生で演技を見る人は興奮しますよ!

 

 

トランポリンにスポンサーがつくことの難しさ

ーーー現在、海野さんご自身が抱えている問題、トランポリン競技の中で抱える問題があれば教えてください。

まずは、個人スポンサーがついている選手がほとんどいないことです。
正直、トランポリン自体も消耗品ですし、遠征費や栄養補助食品などかなりお金がかかります。

その費用を補助していただける企業様と契約して、少しでも負担を減らせたらと考えています。

 

スポンサーへのアピールポイント

 

ーーー海野さんに個人スポンサーになるメリットを教えてください。

トランポリンってシーズンがなくて、年中できるスポーツなんです。
春夏秋冬宣伝をできます。

またユニフォームやジャージにスポンサー様のロゴをつけることができます。

観客も比較的多く、「こんな企業がスポンサーについてるんだ!」と興味を持ってもらいやすいです。

 

現在の活動

 

ーーー現在の活動を具体的に教えてください。

今力を入れてやっているのは、SNS発信です。
自分自身の練習内容、トランポリン競技をもっと知ってもらうためにも発信しています。

 

普及活動は、今は直接関われていないのですが、トランポリンがもっと普及してほしい思いがあるので、今後積極的に取り組んでいけたらと思います。

今後の目標

ーーー最後に今後の目標を教えてください。

1番直近の目標は2020年東京オリンピックでメダルを獲得することです。

僕自身、2020年に20歳になります。
まずは東京オリンピックに焦点を置いて戦っていきます。

 

ーーー強豪国はどこですか?

中国が1番強いですね。

1番トップを走っている中国を倒して、いい戦績を残せるように頑張ります。

 

アスリートライターが感じた海野さんの魅力

私が感じた海野さんの魅力は、「競技を素直に楽しみ上達していく力」です。

アスリートの中には、両親がしていた競技を子どもがするケースが多く、親からの口出しが嫌で辞めてしまう人も少なくありません。

海野さんも親御さんがされていたトランポリンを始めた1人ですがが、嫌になるときもある中、それでも競技を続けてくることが出来たのは楽しむ力が強かったからだと感じました。

東京オリンピックもあと一年後。

海野さんが活躍する姿が楽しみですね!

 

海野さんのことをもっと知りたい方はこちらから

 

 

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