スポーツクライミングでオリンピックを目指す！北江 優弥さんに取材しました！

今回のピックアップアスリート

競技実績

主な戦績
・2016年
第71回国民体育大会 少年男子 優勝
・2017年
ボルダリングJapan Cup19位
・2018年
ボルダリングJapan Cup19位
ボルダリングWorld Cup八王子 27位
FISE World series 広島 9位
2018年ワールドランキング59位
・2019年
ボルダリングJapan Cup 14位
スピードJapan Cup 8位

その他戦績はこちら

遊びがきっかけに「クライミング」にハマる

ーーー北江さん、本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いいたします。

 

ーーー北江さんが競技を始めたきっかけを教えてください。

中学2年生のとき、友だちが「クライミング施設に行こう」と誘ってくれて、初めて行った日からどっぷりハマったんです。

もともと運動神経が良いわけではなかったのですが、登れない壁を練習していくと、だんだん登れるようになっていきました。

不可能が可能になる瞬間がすごく楽しくて、それから毎日通うようになりました。

 

できないことができるようになる快感

ーーースポーツクライミングの魅力はなんですか？

全くできなかったことが、できるようになることです。

「クライミング」という競技は、普段使わない筋肉を使ったり、高度な技術が必要な時もあります。

もともと登れるイメージができないくらい高度な壁でも、練習をするに連れてできるようになったり。

ときには何日もかかったりと、何度も挑戦しながら、登れたときには達成感もあり、また新しい壁に挑戦したいと思えるようになります。

 

また、練習を初心者とプロが一緒の空間でできることです。

他のスポーツだと、プロとアマチュアの選手が一緒にプレーすることって非常に少ないと思うのですが、クライミングは同じ空間でプロの選手も初心者の方も一緒に練習します。

なので、初めてクライミングを登る方も間近でプロのクライミングを見ることができて、アドバイスももらえます。

スポンサーへのアピールポイント

ーーーもし、北江さんのスポンサーになると、企業様にはどのようなメリットがありますか？

まずは、SNS発信です。

現在、Instagramに力を入れており、もう少しで1000人のフォロワーに到達します。

また、試合中でのロゴの掲載です。

シューズやウェアだと、競技中にも着用できるので宣伝しやすいと考えています。

 

スキルではなく、パワーで登る力強いクライマー

ーーー北江さんの競技中の見所を教えてください！

ほとんどの選手が、垂壁を好み、スキルを駆使して登っていきますが、僕は傾斜がある壁をパワーで登ることが得意です。

パワフルに登る姿をぜひ見ていただきたいです！！

今後の目標

ーーー最後に、今後の目標を教えてください。

まずは2年に一度ある、世界選手権に出場することです。

日本は世界の中でも非常にレベルが高いと言われており、国内が一番激戦区だと感じています。

来年のワールドカップ、そしてオリンピックにも出場できるように結果を残していこうと思います。

 

また、クライミング界も盛り上げていけたらと思っています。

今も競技人口を増やしたり、練習環境を整えられるよう活動しています。

 

ーーー普及活動に目を向けた理由はなんでしょうか？

僕自身が関西で活動している中で、練習する環境が足りないと思ったんですよね。

これからは、関東の方で強化するための練習に取り組む予定ですが、競技に一区切りつけたときには、関西に戻って普及活動も続けていきたいですね。

 

ーーー関西には、練習場が少ないということでしょうか？

練習場はありますが、ビジター向けの施設が非常に多いです。

上を目指しているプロの選手、強化選手には少し物足りない構造になっていて。

競技力が高い選手は、東京を中心とした関東に集中しており、練習のレベルも自ずと高くなっています。

僕自身も関西でずっと練習に励んできたのですが、もっと良い環境で続けようと思ったときに、「上京」という選択に至りました。

これからは、スポンサー獲得にも力を入れて、競技に集中できる環境を整えていけるよう頑張ります！！

 

アスリートライターから見た北江さんの魅力

北江さんの魅力は「没頭する力」。

純粋に心からクライミングを楽しみ、活動されている北江さんとの取材で、目の前にある目標を常に達成したいという気持ちが伝わってきました。

もともと運動神経がずば抜けていたわけではなかった北江さんは、非常に努力をされていることが伝わってきました。

これからの北江さんのご活躍に注目です！

北江さんのことをもっと知りたい方はこちらから