教え子たちに夢を与えたい!空手&キックボクシング教室『拳心會館』(けんしんかいかん)代表の横山繁文(よこやましげふみ)さんにインタビュー!
こんにちは!
現在、日本代表入りを目標に活動しておりますフィンスイミング選手の世古千紘です。
今回は、空手やキックボクシングで全国チャンピオンも輩出している『拳心會館』の代表である横山繁文さんにインタビューしました。
自己紹介
空手&キックボクシング教室『拳心會館』の代表である横山繁文さん。
自身も5歳の頃に空手を始め、21歳までは選手として活動。選手生活を引退すると同時に指導者として活動し始め、2007年に『拳心會館』を設立し、現在に至る。
道場紹介
『拳心會館』は、大阪府河内長野市を中心に狭山市・富田林市・藤井寺市など南大阪を拠点にしている空手&キックボクシング教室である。本部は河内長野市にある道場であるが、その他は地域の小学校を借りて教室を開いている。未就学児・小学生から中学生までのジュニアクラス、高校生からシニアまでの一般クラスがある。会員の9割近くがジュニアというように、ジュニアの育成に力を入れており、多数の全国チャンピオン、1名のプロ選手の輩出をも果たしている。
設立時に掲げた礼儀を重んじる指導法は保護者の方々からの高評価に繋がり、さらに年齢の垣根を越えて切磋琢磨できる環境は子どもたちが心身ともに成長できる場となっている。
空手&キックボクシング
『拳心會館』で行われている空手はグローブ空手といわれるもので、オリンピック種目となっている空手とはルールが異なる。
オリンピックで行われる空手は「寸止めルール」の伝統空手であるが、グローブ空手は「実践空手」の一種で、グローブをつけて直接相手に打撃を与えるものである。
道場立ち上げ当初はこのグローブ空手をメインに行なっていたが、ルールがキックボクシングと類似していることもあり、キックボクシングの指導にも力を入れ始めた。現在ではキックボクシングがメインとなってきている。
指導者として
これまで17年にわたり、空手やキックボクシングの指導者として活動してきた。
子どもたちの成長していく姿、目をキラキラと輝かせる姿、素直に悔しがったり喜んだりする姿などを間近で感じられることは、指導者としてのやりがいとなり、醍醐味でもある。横山さんはもうこの魅力ある指導者という職業に憑りつかれてしまい、離れられないと熱く語っていた。
指導実績
自身の選手時代の成績はそこまで高くはないと語る横山さん。
しかし、指導実績は目を見張るものがある。
3名の選手が全国大会で活躍しており、そのなかでも山口瑠選手の活躍が素晴らしい。
レベルが高いといわれるTOP RUNというキックボクシングの試合では、55㎏級以外はすべて制覇しており、その55㎏級も現在狙っているところだという。
また、同じくキックボクシングのWBCムエタイジュニアリーグという大会では、初代から連覇を果たしており、現在4連覇中とのこと。この夏に5連覇を目指して戦うとのことなので、是非果たしていただきたい。
現状
最近は格闘技ブームで盛り上がってきているとはいえ、グローブ空手やキックボクシングはまだまだメジャースポーツとはいえない。
プロ選手を輩出することができたことは非常に嬉しいことであるが、指導者としても手探り状態であり、チケットの販売等はやはり競技を知っていただかなければ難しいと感じているとのこと。
さらに、大会のほとんどは東京開催で遠征費が全額実費であるため、活躍すればするほど金銭的には負担が大きくなってしまうという状況であり、打破したいと考えている。
今後の目標
選手が活躍しやすいよう、競技の認知度を上げていきたい。そして、『拳心會館』からより多くの活躍する選手を輩出していくことはもちろん、その選手たちが競技に専念できるように全力でサポートをしていきたいと語った。
子どもたちが快適にトレーニングができる練習環境の整備や遠征費による負担を少しでも軽減できるように、スポンサーの獲得を目指している。
まとめ
指導者としてのやりがい、指導している選手の活躍について語る横山さんは、とてもいきいきとされていて印象的でした!
将来のある子どもたちの指導やサポートに尽力している横山さん、そしてその横山さんとともにさらなる高みを目指して頑張っている『拳心會館』の子どもたちの今後の活躍を応援していきたいと思います!
空手&キックボクシング教室『拳心會館』を応援したい方はこちらから!
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