海外進出を目指す 二輪ロードレーサー関野 海斗(せきの かいと)選手にインタビュー!!

こんにちは!来季の欧州に向けて準備中の阿部速秀です。今回は二輪ロードレーサーの関野海斗君にインタビューしました!常に緊迫した中行われるロードレースですが、関野君は優しいイメージで好青年な印象を受けました。海外展開を目指す関野君について色々書いていきたいと思います。

二輪ロードレースについて

二輪ロードレースは主に全日本ロードレース選手権という年間を通して戦うレースがメインの大会です。

レースは4種類のカテゴリーに分けられています。

  • JSB-1000
  • ST600
  • J-GP2 600cc
  • J-GP3 250cc

関野君が参加しているカテゴリーはST600で街乗りで乗れるバイクで、改造はなしです。

年間6試合の総合得点によってチャンピオンが決まり、昨年からこのクラスで参加し始めました。

ロードレースの魅力はテレビで見るだけではなかなか伝わらないが、生で見るのが一番。重圧感のある音や速さ。そしてカーレースと比べると抜き合いが多く、順位の入れ替わりが激しい為、ハラハラする展開が楽しめるのが魅力の一つです。

 

ロードレースとの出会い

小学校2年生の時におじさんが元レーサーだった事もあり、ポケバイに乗り始める。

 

 

まだその時は好きではなく、嫌々泣きながらポケバイに乗っていた。しかしはじめてレースに出た時に首位と2周差をつけられてボロ負け。そこから悔しくて毎週の土日に練習をするようになった。次のレースでは2位になり、ポケバイの楽しさを知った。しかし、ポケバイの全国大会では思うような結果が残せず小学校5年生の頃には50ccのミニバイクに転向した。中学2年生からは250ccのレースに出始めるようになるが、転倒での骨盤骨折という半年かかる大きな怪我を乗り越え、高校1年生にして国際ライセンスを取得。そして昨年からST600と更に速い階級へ。

 

天の上の存在の人との共演

小さい頃、ポケバイをやってた時から応援してた選手と3年前に同じチームで同じクラスでレースに出る機会を得られた。

元々空の上の存在の選手との共演、結果としては良い結果は出せなかったが憧れの存在と同じ舞台で走る事ができ、モチベーションを最大限に引き上げる事ができた出来事だった。

 

アジアタレントカップへの挑戦

2014年、初めて行われたアジアタレントカップ。アジアからオーディションで20人選出され、書類審査の時点で800人の応募があった。第1次、第2次審査を経て見事に合格。このアジアタレントカップに選ばれたメンバーの中には、motoGPという世界中で開催されている大きな大会に出ている選手も多数。中国やカタールなどアジア各国を周り、そこで初めての海外レースを体感し今後海外でレースをしたいという強い気持ちが現れた。

そして日本での開催時は、家族や友人、スポンサーなどが観に来ている中、4位入賞。表彰台には惜しくも立てなかったがその経験は今でも生きている。

海外へ

状況としては平日にフィジカルトレーニングを中心に行い、土日にバイクに乗れたら乗る。本格的バイクに乗れるのは各レース前の一週間前に現地に乗り込んで走る。タイヤは消耗品なので1レースに1つという環境面、金銭面ではなかなか難しいのが現状である。

しかし1度経験した世界の舞台をもう1度経験したい。今度は1番バイクレースの熱いスペインで走る事を夢見て日々奮闘中。まず今年残されたラスト1レースを優勝を目標に、来年、そして夢へ繋げる。

 

まとめ

様々な面で苦労のかかるスポーツですが、その分迫力や世界へ行ける可能性も高く面白みがありますね!自分もスペインでサッカーできたら幸せなのでスペインで会えたら嬉しいですね。スポーツは違えど一緒に上を目指すアスリートと会話できて楽しかったです。お互い頑張って行きましょう!

二輪ロードレーサー・関野海斗選手を応援しよう!

関野選手を応援されたい方はFind-FCをご覧ください。

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