アスリートが海外で学んだことを日本の子供たちへ 

こんにちは、ニュージーランドのHarbourBreezeでバスケットボール選手をしている根岸夢です。

昨年12月日本に帰省した際、

以前も伺わせていただいた東希望ヶ丘ミニバスケットボール部へクリニックに行ってきました!

 

まずニュージーランドの子供たちに対してのコーチングと日本の子供たちへのコーチングはかなり印象が違います。

一番に感じるのは細かい基礎的な技術の差。日本はやはり基礎的な動きのレベルがかなり高いと感じます。

私はニュージーランドでコーチングを専門にやっているわけではなく、自分はあくまでもプレイヤーです。

コーチとして子供たちに紹介できるメニューはさほど多いわけではありませんが、ただ何か子供たちに刺激や元気を与えることができればとクリニックにのぞんでいます。

ニュージーランドで実際に私がやっているワークアウト体験

私は現在次のシーズンに向けてニュージーランドで練習しているワークアウトメニューがあります。

そのメニューの中からほんの1部を子供たちに紹介しました。

内容は簡単で前にTwitterでも紹介したことがあるのでみてみてください。

 

これは1種類のみの掲載ですが、他にも3Pシュートやその場でのドリブルするだけではなく、ドライブやピック&ロールの動きなど様々です。

基本的には空での練習になるので、ディフェンスをイメージして練習することが大切です。

すべての練習を競争で

ニュージーランドではどんな練習も競争で行うことが多いです。

特に子供たちへのコーチングに対しては、練習に対するモチベーションアップのためにもかなりの確率で競争形式を行うそうです。

実際にミニバスへ伺った際も競争形式を多くして行ったのですが、最初はすごくおとなしかった子供たちが、かなり盛り上がっていて私も嬉しかったです。

 

クリニックテーマ

今回ミニバスに伺った際の私のクリニックテーマは

●コミュニケーション

●チームワーク

●自立

 

実際に行ったことは

・何か私が質問をした際に日本の子供たちは黙る傾向にあるので

手を挙げてしっかりと自分の意見を言ってもらうこと。

・ゲームを行う際、1分ずつ作戦会議や反省の時間を作って

意見交換の時間を設けること。

・チーム戦では男女混合にして普段あまり関わらない人とのチームでも

コミュニケーションを沢山とってもらうこと。

などです。

楽しみながらも流すだけではなく、コミュニケーションをうまくとる。

これは私が海外にいた時に必要だと思ったことです。

自分の意見を言えない人はかなり評価が低いです。

男女年齢関係なく自分の意見を伝えること、その伝えようとする姿勢がとても必要。

このことが小さいころから身についていたら、とても良いと感じていたのでクリニックの中にいれてみました。

 

周りの人がやっていることを観て声かけ

クリニックの中で2つのチームに分かれてシュート競争をし、負けたチームが罰ゲームで1往復する時がありました。

勝ったチームの子達はその際にチームの仲間同士楽しくただ喋っていたのです。

その時私が言ったのは「応援してあげよう!」

見ていなかった理由は、勝ったことが嬉しかったり疲れていたり理由は様々だと思います。

でも私がニュージーランドにきて練習中に他の選手が色々声をかけてくれた時、とってもとっても嬉しかったんです。

別にペナルティで走っている時でなくでもそう。

他の人をより多く観察して少しでも声をかけることができるだけで、周りの選手はすごく助かる場面もあるかと思います。

私も全然まだまだですが習慣として身につけられたらよいですね。

アスリートが子供たちにクリニックをする意義

どこかへクリニックにいかせていただく度に私が思うことは、こうしてバスケットボールを通して色々な方と関わらせていただけて、出会わせていただけて幸せだなということ。

自分の活動を少しでも多くの方に知ってもらって、そして何か子供たちに刺激を与えられたらと思います。

私はこれから次のシーズン終わるまで日本に帰国予定はありませんが

次回帰国するまでにもっと自身の経験を増やして、子供たちに伝えられるものが1つでも増えたらと思います。

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