スキーノルディック複合でオリンピックメダル獲得を目指す木村 吉大(キムラ ヨシヒロ)選手にインタビュー!

今回のピックアップアスリートは、スキーのノルディック複合の木村 吉大(キムラ ヨシヒロ)選手にインタビューさせて頂きました。

ーーー木村さん、こんにちわ。本日はよろしくお願いいたします。まずは簡単に自己紹介をお願いします。

こんにちは。よろしくお願いいたします。スキーのノルディック複合の木村吉大です。秋田県鹿角市出身で、現在は専修大学の学生をしています。

ノルディック複合とは?

ーーーノルディック複合というと、過去冬季オリンピックやワールドカップで日本はメダルを多くとってる種目をとっている種目ですね!実際には、どのような競技か教えていただけますか?

私は瞬発系の能力が求められるスキージャンプ競技、持久系の能力が求められるクロスカントリースキーの相反する能力が求められる競技を行っています。

この競技は前半と後半に分かれており、前半にスキージャンプ競技を行い、飛んだ距離の飛距離点と空中・着地の美しさの飛形点をポイント化し、そのポイントを秒数に変換します。そしてその秒数で後半のクロスカントリースキーのスタート順位・タイムが決まります。

トップスタートができれば後方の選手から逃げ切ったり、逆にトップに追いつくために駆け引きをしながら走ることもあります。そしてゴールがそまま総合順位になるため見逃せません。とても見所のある競技です。

始めたきっかけは兄の影響

ーーーノルディック複合はどんなきっかけで始められたんですか?

私が競技を始めたきっかけは、5つ上の兄が競技をしていたこともありますが、スキージャンプ少年団のポスターを見たときにこの競技をやりたいという決断に至りました。

ーーーなるほど!お兄さんに影響されたというわけですね!

ーーー普段はどのような練習をつまれているんですか?

普段の夏のオフシーズンでのトレーニングは関東の大学の通いながらということになるため、持久系ではランニング・自転車を行い、スキージャンプのための技術系・瞬発系・ウエイトなどのトレーニングを行います。週末の金曜日から日曜日には長野県白馬村や新潟県妙高市に行き、実際にジャンプを飛ぶことや、ローラースキー、山登りといったトレーニングを行います。

ーーー夏場の練習は重要になるということですね!シーズンに入ると、どのような大会があるのですか?

冬のシーズンに入ると、初戦は北海道の大会から始まります。大会の開催地は毎年違うことが多いので、長野県白馬村であったり新潟県と地方に行くことが多いです。昨年は全日本学生スキー選手権大会が私の地元の秋田県鹿角市で行われました。今年も秋田県鹿角市で行われますの優勝を目指し頑張ります。この他にも海外の大会に出場することがあります。

強みは練習好きなところ、一方で課題は総合力の強化

ーーー強み:故郷での大会があるんですね!それは負けられませんね!そんな木村さんの強みはどんなところですか?

練習好きであることです。
私は体を動かすことがとても好きで、特に山を登ったりすることが好きで自然とそれが練習になっています。そのため他の人よりも練習量が多く体力に自信があります。

ーーー逆にご自分の課題を考えられているところはどんなところですか?

私の課題は、総合力だと感じています。
スキージャンプでは瞬発力が弱いという面と、クロスカントリースキーでは体力はあるがスピードを出せないためレースの後半に弱いといったところがあります。そしてどちらにも言えるのが技術面が足りていないということです。

まずこれらの課題を克服するために体の使い方を知り、内面的な部分から改善する必要があると感じ現在トレーニングしています。そのうえで正しいフォーム・動き方をすることにより、トレーニングの効果を活かし今の課題を克服したいと考えています。

目標はオリンピックのメダリスト

―――最後に、今後の目標や夢をお聞かせください。

今シーズンの目標としては、ワールドカップでポイントを獲得することです。そのためにワールドカップに行くためのコンチネンタルカップという大会で3番以内に入ることを目標にしています。
最大の目標はオリンピックに出場しメダルを獲得するということです。

ーーーオリンピックのメダリスト!素晴らしい目標ですね!是非今後とも頑張ってください。本日はありがとうございました。

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