ニールセン スポーツがスポーツマーケティングのトレンドを読む「SPONSORLINK」レポートを発表
世界最大規模のスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティング会社ニールセンスポーツ(日本法人:東京都港区)は、このたびスポーツファンの実態に関する調査結果を発表しました。
本調査は『SPONSORLINK』と題し、年4回実施。最新の調査は2020年3月中旬に16~69歳の男女約2,500名を対象にオンラインで回答を得ました。今回は、プロ野球の開幕延期、Jリーグの中断が発表された後、東京2020オリンピック・パラリンピックの延期が発表される前の期間に聴取しており、新型コロナウイルスの影響は大きく受けていない時点での調査結果となります。
2019年ラグビーワールドカップの影響が続き、ラグビー関連の数字が大きく向上。2019年9月時点で16%だったトップリーグへの興味度がさらに上昇し25%と4人に1人は興味があると回答しています。選手認知も大きく高まっている中で、トップリーグ中止は大きな痛手となりました。また、「プロスポーツを支える」「社会貢献をしている」「信頼がある」などスポンサーに対する好意的なイメージが3月時点でも増加傾向にありました。スポーツ業界全体が財政的に厳しい状況にある中、それらを支えるスポンサー企業には人々(一般消費者)はより好意的なイメージを持つため、ビジネスメリットとしても期待できます。新型コロナウイルスの影響がより強くなった4月以降、その効果がさらに高まると考えられ、ライツホルダーとスポンサー企業がお互いのアセットを共有し相乗効果を生むパートナーシップの形がより顕在化すると推察します。
【注目される調査結果】
・開幕直後の9月下旬と比較しても、ラグビーの競技自体の興味度は30%から36%に増加
・最近注目し始めたスポーツ競技(オリンピック種目)では「ラグビー(7人制)」がトップに
・リーチマイケル選手の認知度は9月時点から24pt上昇し73%に
・「スポンサーがいなければプロスポーツは存続できないと思う」への賛同者(TOP2)は64%
・「社会貢献をしているスポンサーは信頼がある」への賛同者(TOP2)は49%
・「スポンサーとなっている企業は信頼がある」への賛同者(TOP2)は43%
【サンプルイメージ】
【SPONSORLINK レポート項目】 全67ページ
◆スポーツ全般(全22ページ)
・スポーツの興味関心度(経年比較、性年代別、エリア別)
・最近注目し始めたスポーツ競技ランキング
・やってみたいスポーツ競技ランキング
・プロ野球、J1リーグ、B1リーグチーム興味関心度(性年代構成比、年間変化)
・スポーツイベントの開催地認知(東京2020、ワールドマスターズ、世界水泳)
・メディア利用頻度
◆東京2020オリンピック・パラリンピック関連(全20ページ)
・夏季オリンピック・パラリンピック 興味関心度(経年比較、性年代別、エリア別)
・夏季オリンピック・パラリンピック 競技興味関心度、競技別観戦意向
・東京オリンピック・パラリンピック アスリート認知&好意度
・夏季オリンピック・パラリンピック TVCM認知/イメージ
・夏季オリンピック・パラリンピック 期待と懸念事項 etc.
◆東京2020スポンサー(全15ページ)
・東京オリンピック・パラリンピック スポンサー認知(純粋想起/助成想起)、貢献度
・印象に残った東京2020スポンサーの活動、スローガン認知、イベント・キャンペーン認知
・スポンサー受容度(スポンサーに対する意識・態度)属性別 etc.
最新の調査結果『SPONSORLINK レポート2020 wave1』を購入ご希望の方は、メールで(nielsensports_press_jp@nielsen.com)までお問い合わせください。
ニールセン スポーツ ジャパン株式会社は、世界最大規模のスポーツマーケティングリサーチ&コンサルティング会社ニールセンスポーツの日本法人です。スポンサーシップに関するデータ分析及びファンインサイトを基に、様々なステークホルダーの事業拡大を支援。アメリカ4大スポーツや欧州サッカー、各世界大会など、グローバルでは1,400以上のクライアント、15,000以上の案件に携わっており、日本では、Jリーグやプロ野球球団をはじめとするスポーツライツホルダー、国内外の大会・イベントに協賛する企業、その他代理店や行政とも契約しています。スポンサーシップを評価するグローバルスタンダートとして世界中で事業を展開しています。詳細はhttp://nielsensports.com/jp/をご覧ください。
出典:PR TIMES
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。