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全日本選手権大会優勝、そして2021ワールドマスターズゲームズ関西優勝を目指すテコンドー『富岡周平』選手にインタビュー!

今回は私、セパタクロー強化指定選手の玉置大嗣が、全日本選手権大会優勝、そして2021ワールドマスターズゲームズ関西優勝を目指すテコンドー『富岡周平』選手にインタビュー!

 

自己紹介と競技の説明

ーーまずは自己紹介と競技の説明からお願いいたします!

富岡選手:相手が強いほど、倒すのが困難であるほど燃えてくる熱血ファイターのテコンドー富岡周平です!

テコンドーは韓国発祥の足技の格闘技です。

通称「足のボクシング」と言われており、スピード感のある蹴り技の応酬がダイナミックであり魅力です。

2000年のシドニーオリンピックより正式種目となり、世界ではとてもメジャーな競技であることから競技人口は7000万人とも言われています。

武道・格闘技・スポーツの三つの要素を兼ね備えており、特に最近ではセンサーが内蔵されている電子防具を着用して戦うハイテクな競技となっております。

テコンドーを始めたきっかけは?

ーーテコンドーを始めたきっかけとこれまでの経歴を教えて下さい!

富岡選手:元々、体が小さくいじめられっ子であり、友達もできずクラスの輪に溶け込めない存在でした。

中学3年生の終わり頃にシドニーオリンピックの中継で初めてテコンドーを見て、感動したことが大きな理由です。

「このままではいけない。自分を変えなければ!テレビで見た選手たちのように自分も何か一つのことで一番になりたい!」と一念発起し、学校の近くにあったテコンドー道場に通い始めたことが競技を始めたきっかけです。

経歴としては、国内大会では全日本選手権以外の大会は優勝経験があり、国際オープン大会では最高成績は5位を取ったことが何度かあります。

ターニングポイント

ーーこれまででテコンドーにおけるターニングポイントはありましたか?

富岡選手:就職してしばらく経った頃、同じ職場にボクシングの村田諒太選手が働いていることを知りました。

同じ職場だったとは言え、特に接点がなかったのですが、とあるトレーニングジムに通い始めた時、そこに村田選手も通っており、そこから同世代ということもあり仲良くなりました。

それから彼は2012年ロンドン五輪で金メダルを取ったのですが、

その時の村田選手の活躍が、自分が何度もテコンドーを諦めそうになった時の支えになりました。

「どうせ無理だ。」、「失敗したらどうしよう。」といったネガティブな感情に惑わされず、自分を信じて地道な努力を重ねている彼の姿に魅力を感じ、あんな人間になりたいと思いました。

今後の目標

ーー今後の目標はなんですか?

富岡選手:まだ唯一国内大会でとったことがない全日本選手権大会優勝と、日本代表選手として国際大会に出場すること、そして直近の目標としては、2021年に行われるワールドマスターズゲームズ関西での優勝です!

そのために、現在は日本代表選手など日本のトッププレイヤー達が集う大東文化大学テコンドー部の選手達と共に一緒に練習をさせていただいております。

トレーニングには野球選手のイチロー選手や山本昌選手が取り組んでいることで有名な初動負荷トレーニングを取り入れると共に、上半身強化のためにボクシングジムにも通っています。

 

私の強みは反骨精神を持っているところです。

常に人と違う生き方、人と違う戦い方を意識しており、個性的であることを大事にしております。

通常では20歳代前半で競技を引退する人も多いのですが、「何歳までトッププレイヤーとして戦えるのか。」、「どこまで技術は高められるのか。」と職人としての探求心を常に持って、まだまだ頑張っていきたいと思います!

ライターが感じる富岡選手の魅力

これまで華やかしい成績をおさめていたにも関わらず、日本代表選手に選ばれなかったりしたものの、強みの反骨精神から、自ら世界のオープン大会にエントリーして遠征し結果を残したり、国内でも結果を残してきました。

2021年のワールドマスターズゲームズ関西では、いくつかあるカテゴリーの中でももちろん、代表クラスの選手がいるカテゴリーで戦うそうです。

テコンドー職人としての技巧が熟成されてきた今、さらなる進化を遂げることを期待しています!

富岡周平選手を応援しよう!

 

 

 

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