予選直前の怪我を乗り越え全日本トランポリン競技年齢別選手権を制した海野 大透選手のメンタルとは?
2021年5月7日(金)から9日(日)で行われた第8回全日本トランポリン競技年齢別選手権で優勝し、世界選手権代表を決めた海野大透選手。実は予選直前に怪我をしながらも、試合に試合に臨んだとのこと。
今回は、その海野選手に試合後にインタビューさせて頂きました。
ーーー海野選手、改めて、全日本トランポリン競技年齢別選手権で優勝、おめでとうございました。
ありがとうございます!予選を2位で通過し、決勝で巻き返して優勝、2連覇することができました。さらに、2021年アゼルバイジャンで行われる世界選手権代表を誰よりも早く手にすることができ、嬉しく思います。
ーーー予選直前に、怪我をされたと伺いました。どのような怪我だったのですか?
事故が起きたのは予選直前の40分間のウォームアップホールでの最終調整中でした。約7~8mの高さからトランポリンの鉄のフレームに着地した瞬間、かかとに激痛が走りました。幸いにも打撲で済みましたが、かなりの高さからの衝撃で少なくとも無事ではなく、立っているのもやっとでした。
ーーー予選の演技には影響は出なかったのでしょうか?
本番が始まり、出番を待っている間は少しでも痛みを和らげれるようアイシングをしていたお陰か、何とか乗り越えることができ、予選は2位で終了しました(トランポリンの決勝では、予選終了時の上位8人が出場します)。
ーーー凄いですね!決勝までの時間はどのようにされていたのででしょうか?
待っている間の2時間弱は、踵のアイシングに時間を使い、決勝前
のウォームアップホールでの練習は全く出来ませんでした。
ーーー決勝の棄権などは考えなかったのでしょうか?
コーチや周りの選手たちには無理はしない方がいいと止められましたが、私だけは一発勝負でも絶対にやり切れる自信がありました。
ーーー周りは棄権も選択肢として勧めた中で、凄い精神力ですね。
はい、その強いメンタルを作ったのは日々の練習です。「練習で出来ないことは試合で出来ない。」スポーツ選手なら誰もが1度は聞いた事があるその言葉を私はいつでも信じているので、アクシデントが本番直前にあっても冷静に判断し、突き進むことが出来たと思います。決勝での演技は踵が痛すぎて覚えていませんが、やり切れたことだけは感じました。この経験を大事にし、次の大会やその先へと繋げていきたいと思います。どんな困難でも乗り越えれるメンタルは日々の練習でしか得ることが出来ません。もし、試合に自信がない時は繰り返し練習を積み重ねてみることが成功への近道ではないかと思います。
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