#俺たちの大阪マラソン にて骨髄バンク普及活動!トライアスリート・松井一矢の取組み

このコロナ禍の中、今後のシティマラソンの在り方が問われる日本三大都市で開催される大阪マラソン、東京マラソン、そして名古屋ウイメンズマラソンが3週連続で開催されました。

その内、大阪マラソンはエリートランナー約300名のみで縮小開催され、東京マラソン、名古屋ウイメンズマラソンは一般ランナー含めて感染対策をしっかり行った上で無事に開催されました。

そのような中、エリートランナーのみとなった大阪マラソンで出場が叶わなかった、トライアスリートの松井一矢選手がその代替イベントを行いました。その模様のレポートをご紹介させて頂きます。

松井一矢選手の想い

2022年2月27日(日)。大阪マラソンが開催された。しかし今回は新型コロナウイルス感染拡大を受けて、エリート選手のみの出場となり、チャリティーランナー枠での出場予定だった私は急遽キャンセルが決まった。

この大阪マラソンは42.195kmを走るフルマラソン大会。骨髄バンクを介したドナー提供を行って以来、初めてのフルマラソン大会で、応援してくださるすべての方々に対して、私が元気に復帰した姿を見て貰いたい!ガッツ溢れる走りを見て貰いたい!少しでも骨髄バンクのPRに繋がればという想いもあり、この大阪マラソンに向けてトレーニングしてきました。

かしながら、大会出場することは叶いませんでした。それでも、チャリティーランナーとして寄付して頂いた方々のためにも、一生懸命走りたい!という想いが込み上がり、今回「俺たちの大阪マラソン」と題して、長居公園(1周2813m)×15周を使って、代替フルマラソンに挑戦することにしました。

俺たちの大阪マラソン・スタート前の集合写真

#俺たちの大阪マラソ

せっかく走るなら、同じく大阪マラソンに出場できなかった市民ランナーの方々も一緒に走る機会にしよう!と想い、仲間やSNSで呼び掛け。当日は10名程の方に集まって頂きました。スタートは朝8時から。まずは完走を目標にスロースタート。心地の良いペースを刻むと、次第に雨が降り出して気温が低下。20分程ですぐに雨は降り止みましたが、風向きに変化が生じ、そこまで穏やかだった風の強さが、過去一番と言っても過言ではないくらい向かい風の暴風が吹き荒れ始めました。余力ある前半戦はまだ耐えられるキツさでしたが、次第に余力が無くなってくると大変。脚が止まり前に進まない。それでも、このキツさを乗り越えるんだ!今日は別場所だけどフルマラソンに挑戦できていることに感謝。今持てる実力のすべてを発揮しよう!と後半戦は特に必死になりました。

10周までは難なく刻めましたが、11周目以降はかなりキツイ。息が上がり、肺に辛さを感じ、脚が動きにくくなり、逃げたくなった。しかし、どんなタイムであれ今日は完走するんだ!と強く心に想い、一歩でも前に進んでいれば必ずゴールはある。ゴールがあることだけを信じて、キツイと感じる領域に挑戦していきました。12周目を終え、13周目を終え、あともう少し。あと、もう少し。辛抱強く。キツさを感じれば感じる程、次第に心が開かれ、今チャレンジができていること自体が奇跡的なこと。今チャレンジできる身体と環境があるなんて奇跡的なこと。今こうしてキツイと感じられること自体、有り難いこと。今を自分は生きている。感謝の念が心の底から沸き上がり、最後まで全力で挑め!!と気持ちが切り替わる。少しずつペースダウンしていたところを持ち直し、なんとか最後まで粘りの走り。

結果
LAPタイム(1km換算ペース)
1周目 11’26” (4’03″/km)
2周目 11’25” (4’03″/km)
3周目 11’11” (3’58″/km)
4周目 11’16” (4’00″/km)
5周目 11’10” (3’58″/km)
6周目 10’45” (3’49″/km)
7周目 11’07” (3’57″/km)
8周目 11’13” (3’59″/km)
9周目 11’39” (4’08″/km)
10周目 11’39” (4’08″/km)
11周目 12’36” (4’28″/km)
12周目 13’03” (4’38″/km)
13周目 12’18” (4’22″/km)
14周目 11’58” (4’15″/km)
15周目 12’16” (4’21″/km)
【42.195km 2時間55分07秒】

※長居公園1周は2813m。

なんとか粘ってサブスリーは達成。次に繋がる良い走りができました。今シーズンは今回でフルマラソン挑戦は終わり。来シーズンはさらに元気で明るくエネルギッシュに成長した姿で、試合現場に顔を出して、ガッツ溢れる走りができるように、今後も日々精進します。

いつも、応援ありがとうございます。

参加してくださった皆様もありがとうございました。

世界的アドベンチャーランナー・北田雄夫さんや、アスカツ編集長でウルトラマラソンランナー・吉沢も一緒に走りました。

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