アスリートが知っておくべき日本と海外の健康意識の違い~ニュージランド編~
みなさんこんにちは!バスケットボール選手の根岸夢です。
今回はニュージーランドに来て感じた日本人とニュージーランド人の健康意識の違いについてご紹介します。
健康意識と言われると、みなさんが興味を持っているものは主にこの4つなのではないでしょうか。
「食事バランス」「睡眠」「ストレス」「運動」。各項目に沿って感じた違いをご紹介します。
食事バランス―1回の食事バランスよりも栄養価と質
「食事バランス」と言われると一汁三菜と言われるような日本の定食屋さんを私はイメージします。
ニュージーランドに来てまずびっくりしたのが、日本の定食屋さんのような店はほぼないということ。
ニュージーランドの家庭で出てくる料理はというと、お肉・野菜・イモ又はパン。
1回の食事に対する「食事バランス」と言われると日本の方が意識しているのかもな~という印象です。
ただ栄養価と質と言われたらどうでしょう。
ニュージーランドにはオーガニックレストラン・オーガニックフレッシュジュースのお店、スーパーにもオーガニックのお惣菜売り場などを頻繁に見かけます。
1回の食事に対する食事バランスと言われると日本。
でも、そもそもその食事は身体に対して害がないのかと言われると疑問なところ…。
私個人としては食事バランスというより栄養価が高くヘルシーなものを摂取する
というのにフォーカスしているのでニュージーランド推し( *´艸`)
睡眠―睡眠をしっかりとる国民性
みなさん睡眠はしっかりとれていますか?
ニュージーランドの方はほとんどの人が朝型で、夜10時位にはほとんどの家の電気が消えてます。朝早く活動して夜早く寝る。お店も朝早くからやっていて、夜も早く閉まる。
人によってはつまらない生活だよ~と思うかもしれませんが、活動する時にしっかり活動して、休む時にしっかり休む。これができているのはすごく良いなと私は感じます。
またお店も徹底して朝早く夜もはやくとなっているので、みんながちゃんと睡眠をとれる環境にあるのは良いことです。
ニュージーランドは国の生活リズム的に自然とゴールデンタイムに良質な睡眠がとれているのです。
睡眠はアスリートにとってかなり大事なものだと私は思っています。
何時間寝るかは関係ないですが、良質な睡眠をとれた方がもちろん良い!!生活リズムをしっかりして良質な睡眠をとりましょう!
ストレス―ストレスをためない(気持ちのメリハリ)
心と身体は絶対に繋がっている。
心がブレブレな時は身体もうまくついていかず、怪我のリスクも高まります。
ニュージーランドの方の気持ちのメリハリにはただただ感動させられます。
バスケだけではなくもちろん仕事にも。
定時であがるのは当たり前。やるときはやって、休む時は休む。遊ぶときはとことん遊ぶ。意見があれば思ったその場で言う。仕事場や練習中でももちろん関係なくです。
そのメリハリがうまくいっている国なんだなと感じました。
ストレスをためないこと、気持ちのメリハリをしっかりすることは、心の健康に繋がり、競技においても怪我のリスク軽減や競技力向上に繋がります。
もちろんアスリートとしてだけでなく日頃の生活に活かせることですね!
運動―運動への関心
日本ではあまり多く見ないですが、ニュージーランドで平日休日関係なく朝散歩に行くと、
沢山の方が同じく散歩やランニングをしています。
夫婦で散歩している人もいれば、若いカップルや家族、友達同士など様々です。
もちろん国として生活習慣病や肥満の問題を抱えている国ではあります。
なぜなら運動した後沢山食べるから。
ニュージーランドのカフェは朝7時からオープンが多いので仕事前でも
散歩→Breakfast
という流れがいい感じにできるのです。
運動がかなり習慣となっている国で1つすごく良いなと思ったことが
日本でもし公園や住宅街でがちがちに集団がトレーニングしていたら何かしらクレームが行くと思うんです。でもニュージーランドではそれがない。
日本代表のセブンズの方々もニュージーランドに来た際は公園で調整をしていました。
ニュージーランドの方の運動に対する関心の高さは健康意識への高さに繋がっているなと感じたのと、スポーツにも興味があるので、スポーツしてるっていうとすごく興味を持ってくれます。アスリートにはもってこいの場所ですね^^
アスリートが健康を意識するための食事に関する記事も是非参考にしてください。
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