最近各所に増えている低酸素ジム。短時間で効果的にトレーニングを詰めることから、アスリートの利用が増えている。
今回は、多くのアスリートが利用している代々木駅近くにある低酸素ジム『BRE×ST』をご紹介させて頂きます。『BRE×ST』のトレーナー・伊藤 太玖(いとう たく)さんにお話しをお伺いしました。
低酸素トレーニングとは
ーーー伊藤さん、こんにちわ。本日は、よろしくお願いいたします。
伊藤さん:こんにちわ。『BRE×ST』の伊藤です。よろしくお願いいたします。
ーーーまずは、『BRE×ST』では、どのようなことをされているかご紹介いただけますか?
伊藤さん:主にアスリートに対して、低酸素トレーニングを指導しています。低酸素トレーニングとは、心肺機能向上、筋持久力向上を目的としたトレーニングです。
『BRE×ST』は施設全体が低酸素状態!
ーーー『BRE×ST』の一番の特徴はどんなところですか?
伊藤さん:まずトレーニング施設全体が低酸素になっていることです。
日本でも低酸素施設は増えてきましたが、BRE×STは走るだけでなく、パフォーマンスアップを目的とした筋力トレーニングもでき、トレーナーがしっかりと指導する日本でも数少ない施設です。
利用者のほとんどがアスリート
---普段はどのようなお客様がきているか、また、どのようなお客様にご利用して欲しいかお聞かせください
伊藤さん:現在はサッカー、フットサル、バスケ、トライアスロン、バトミントン、バーティカルランニング、トレイルランなどのアスリートにトレーニングして頂いています。
その他にも持久力、筋持久力が求められるアスリートに適したトレーニングです。
ーーーなるほど!では、『BRE×ST』の事業を始めるきっかけをお聞かせください。
日本ではアスリートに対するトレーニング指導を行っている施設が少なく、あっても高額でお金を払えない選手が多いのが現状です。そこで、学生アスリートや社会人アスリートでもトレーニングに通える施設を作りたいと思い始めました。
夢はアスリート達の憩いの場になるジムを作ること
ーーーアスリートサポートする目的をお聞かせください
伊藤さん:私自身が、アスリートを指導するのが好きと言うのが1番の理由です。
ーーーなるほど。それでは、最後に今後の夢や目標をお聞かせください
今の施設は少し狭いので、アスリート達の憩いの場になるような大きなジムを作るのが今の目標です。是非様々なアスリートにご利用して頂きたいです。
『BRE×ST』でトレーニングしているアスリートの声
インラインスピードスケート日本代表・戸取大樹選手
低酸素トレーニングについてざっくりとした知識しかない中で利用させてもらいましたが、担当トレーナーの伊藤さんに効果や利用方法などかなり詳しく教えていただきました。トレーナーの方の知識の裏付けがしっかりしているのが印象的で、その点安心感があります。
低酸素室に入っても酸素濃度が5%違うだけなので息苦しいとかすぐに違いを感じるようなことはありません。(それでも標高2500mに相当する)
血中酸素濃度を測ると確かに数字に表れていて、また数値的な目標も見ながらトレーニングできるので成長を実感しやすいと思いました。数値や実際のパフォーマンスへの反映を見ながら活用していきたいと思います。
バーティカルランニング・小山孝明選手
「多方面からアプローチして総合力を鍛錬する」をテーマに掲げた2021年、自身の弱さである心肺機能向上には低酸素トレーニングが最適でした。BRE×STでのトレーニングで驚いたのは、アスレティックトレーナーである伊藤さんから毎回メニューを組んでいただけること。試合前には強度調節の相談にも乗ってくれて、伊藤さん自身がスポーツに従事する方であるが故に、まさにアスリートに対する情熱が伝わってくる施設です。誰もが苦手とする高強度のインターバルトレーニングを、トレーナー指導かつ低酸素下でできることに感謝し、競技パフォーマンスに繋げていきます。
ビーチテニス・辻本 有佳里選手
競技力向上のためには、ただその競技の練習だけを重ねれば良いわけではなく、土台となる身体づくりがやはり大切です。でも長時間のトレーニングは続かないし、かと言って追い込めなければ成長もない。そんなジレンマを「低酸素トレーニング」が解消してくれました。たった30分という短時間でも心肺機能を高めることができ、仕事や練習などの用事の合間にトレーニングができる点がとても魅力的だと感じています。BRE×STではトレーナーの伊藤さんが側についててくださるので、競技特性や体力に合わせたペース調整を相談したり、トレーニングを見ていてくださる環境はとても有難く、安心できます。血中酸素濃度や心拍数など、可視化された数字があることによって体調管理もしやすくなるので、今後の競技パフォーマンスレベルがどのように変化していくか今からとても楽しみです!
マラソン・瀧波 美緒選手
元々低酸素ジムにとても興味を持っており、今回利用させていただき、改めて低酸素トレーニングの良さを実感しました。
すこしジョグをしただけでも、心肺に負荷がかかり、足が重たくなります。
つまり、効率よくトレーニングができるということです。
たった30分でここまでの負荷をかけられることは、日中仕事をしている私にとって最高の効率の良いトレーニングだと思います。
また、さまざまなプロアスリートを見ている伊藤トレーナーの考えたメニューを参考にできるのでさらに効果が期待できそうです。
まだ始めたばかりなので、これからどのように体に変化が起こっていくのかとても楽しみです!!
スパルタンレース・前田 剛志選手
通常環境下では下げられないところまで血中酸素濃度を下げることができるので、低酸素トレーニングを積むことで試合中の苦しい場面でのもう一踏ん張りが効くようになる感覚があります。
また、多くのアスリートを指導されているアスレチックトレーナーでもある伊藤さんがメニューを考えてくれるので、安心してトレーニングに集中できる環境があります。また、良い意味でしっかり喝を入れてくれるので、自分1人ではこなせないメニューまでこなすことができるので、30分で効率的にパフォーマンスアップに繋げられる。
BRE×STでのトレーニングを継続することで、どれほどパフォーマンスがあがるのか今後が楽しみです。
『BRE×ST』のInstagramをチェック!
代々木の低酸素トレーニングジム『BRE×ST』が気になった方は、Instagramやホームページをチェックしましょう!
『BRE×ST』Instagram 『BRE×ST』ホームページ