
【ウルトラマラソン】2025年IAU24時間走世界選手権|日本代表 内定選手を応援しよう!
2025年10月18日〜19日、フランス・アルビで開催されるIAU24時間走世界選手権に向け、日本代表選手団の内定者が発表されました。今回は、世界の舞台に挑む計8名(男女各4名)の代表選手と補欠選手を紹介します。
「24時間走」とは?──人間の限界に挑むウルトラ競技の最高峰
24時間走(24-hour run)とは、その名の通り24時間という制限時間内で、どれだけの距離を走ることができるかを競う陸上競技です。コースは一般的に1周1〜2km程度のトラックや周回コースで行われ、選手は走る、歩く、休憩するなどのペース配分を自由に決めながら、自身の限界と向き合います。
発祥と歴史
この競技のルーツは19世紀、イギリスやアメリカで流行した「ペデストリアン・レース」にさかのぼります。当時は数日間にわたる歩行競技が人気を集め、現代の24時間走の原型となりました。
現在の形の24時間走は、1970年代にヨーロッパで競技化が進み、1982年にはIAU(国際ウルトラランナーズ協会)が設立。1983年には初の世界記録が公認され、1990年には世界選手権も創設されました。
世界の挑戦、日本の活躍
24時間走は世界各国で実施されており、フランス、アメリカ、日本、台湾などが強豪国です。特に日本は個人・団体ともに上位の常連で、2023年大会では仲田光穂選手が270.363kmを走破して世界記録を樹立し、世界中の注目を集めました。
どんな競技なの?
- 「マラソンの6倍以上の距離を、1日で走る」
- 「夜を超え、眠気と戦いながらゴールを目指す」
- 「自分自身と静かに向き合う、究極の持久戦」
そんな24時間走は、単なる体力勝負ではなく、精神力・補給・ペース戦略すべてが試される“人間ドラマ”でもあります。走り切った選手はよく「自分の人生を走ったような感覚」と語ります。
なぜ今、注目されるのか?
- 長時間競技への関心の高まり(トレイルランや100マイルレースの普及)
- 年齢・性別問わずトップ選手になれる競技特性
- 自己超越を目指す人々の挑戦の場として世界的に人気上昇中
まとめ
24時間走は、誰かと競う前に「自分との戦い」であり、人間の可能性を追求するウルトラスポーツの象徴的な種目です。静かな過酷さの中に、力強い意志と感動のストーリーが詰まっています。
2025年 IAU 24時間世界選手権 in アルビ について
開催概要と舞台:
- 開催日:2025年10月18日(土)10:00スタート 〜 19日(日)10:00フィニッシュ
- 開催場所:フランス南部、歴史ある古都アルビ(UNESCO世界遺産都市)
- コース:約1.5kmの周回路(トラック+舗装路混在)を24時間走り続ける形式で開催されます (iau-ultramarathon.org)
大会の歴史と意義
- IAU(国際ウルトラランナーズ協会)主催の正式な世界大会で、1983年から始まり、その後2006年にワールドチャンピオンシップへと格上げされました (ウィキペディア, iau-ultramarathon.org)。
- 本大会は欧州を中心に開催されてきましたが、2019年にはアルビが開催地となり、今大会は第15回大会にあたります(前回は2023年台湾・台北) (ウィキペディア, iau-ultramarathon.org, iau-ultramarathon.org)。
主なスケジュール:
項目 | 日程 |
---|---|
事前受付/メディア認定 | 10月15〜17日 |
開会式・テクニカルミーティング | 17日 |
開催・24時間競技 | 18日 10:00〜19日 10:00 |
表彰式 | 19日 12:30頃(競技会場内体育館) (iau-ultramarathon.org) |
規模と参加条件:
- 選手数:IAU加盟国から選抜された約400人の代表選手が出場。
- オープン部門も併設され、24時間以内に男子200km以上、女子180km以上の実績がある選手なら事前登録を経て参加可能です(定員あり) (albi24h.fr)。
ランナーの挑戦と魅力
- 24時間走は、限られた時間内にできるだけ長距離を走る「時間制競技」。
- 長時間にわたる体力だけでなく、戦略的なペーシング・補給・メンタル管理が問われる究極の持久力レースです。
- 夜間や体調変化、自分の感覚と静かに向き合いながら進むため、ランナーにとって「人生との対話」と例えられることもあります。
なぜ注目されるのか?
- 世界各国からトップ選手が集う国際的な舞台であり、個人・団体ともにメダル争いが白熱。
- 選手は高温・冷温・睡魔・疲労と戦いつつ、限界にチャレンジする姿が涙を誘うドラマとなります。
- 日本はここ数年、男女ともに記録更新が続いており、仲田光穂選手を中心とした金メダル獲得の期待が高まっています。
まとめ
2025年のアルビ大会は、「人間の持久力と精神力を最大限に試す、24時間走の最も格式高い舞台」。歴史と伝統を踏まえつつ、新たな発見と感動が生まれる大会となることが期待されます。
2025年IAU24時間走世界選手権|日本代表 内定選手紹介
男子代表 内定選手
福元 翔輝(TRACK TOKYO・東京)
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主な戦績:
2025年3月開催の神宮外苑24時間チャレンジにて、253.104km(191周)で優勝し、世界選手権代表に内定しました Instagram+5ほぼニートの資格取得日記(マラソン編)+5RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+5。 -
コメント(取材より):
理科教員として勤務しながら月間走行距離400〜450kmを維持し、「24時間を通して精神的な強さとサポート体制の重要性」を実感したと語っています。また、生徒や学校関係者からの応援が力になったと述べています RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル。 -
プロフィール/特徴:
教員として働きながら全国トップクラスの記録を出す“理科教師ランナー”。再チャレンジの末得た代表内定にはドラマがあります RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+1アメーバブログ(アメブロ)+1。
櫻庭 健(POLARIS・北海道)
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主な戦績:
弘前24時間走代表選考大会では、262.302km(第2選考指定大会第1位)で内定枠を確保しています statistik.d-u-v.org+5fun-run.tokyo+5RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+5。 -
特徴:
冬期の雪深い北海道で培われた基礎体力と持久力、低酸素トレーニングによる強化、トラック周回ペースへの慣れが強みと考えられます。
小谷 修平(千葉陸協)
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主な戦績:
2024 東呉国際ウルトラマラソン 24時間走で264.509kmで2位となり、男子代表内定の一人として選考枠を確保。安定力と34〜40代の実績による信頼感があります JUA。
荒井 秀次(エビトラAC・神奈川)
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主な戦績:
弘前24時間走で261.280kmをマークし、男子代表の選考される JUA。 -
特徴:
淡々とペースを保つベテランスタイル、団体での安定した期待を背負っています。
女子代表 内定選手
仲田 光穂(千葉陸協)
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主な戦績:
2023年12月、台湾・台北で開催された第14回IAU24時間走世界選手権で、270.363 kmを走り世界新記録&優勝。従来記録を247 m更新し、日本記録としても認定されています(平均ペース:約5分19秒/km)Instagram+15月陸Online|月刊陸上競技+15JUA+15。
2023年の日本国内、弘前24時間走でも249.198 kmで優勝(2024年選考ポイント8)fun-run.tokyo+5sportsaid-japan.org+5JUA+5。
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強み・コメント:
高校から陸上を開始、大学時代にマラソンに挑戦、2015年よりウルトラに転向。川の道513kmやジャパントロフィー200kmなどでも男女総合優勝の実績ありウィキペディア+3RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+3RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータル+3。
「24時間ほぼ風雨にさらされる過酷な状況だったが、サポートの力に感謝」とSNSでコメント月陸Online|月刊陸上競技。
兼松 藍子(TEAM R×L・埼玉)
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主な戦績:
2024年台湾・東呉24時間走で236.381 km(女子全体3位、W40カテゴリーで2位)X (formerly Twitter)+12statistik.d-u-v.org+12JUA+12。
2025年3月、神宮外苑24時間チャレンジで244.195 km(総合3位/女性2位)Facebook+1JUA+1。
2018年IAUアジア&オセアニア選手権(24h)では212.700 kmで銅メダル獲得statistik.d-u-v.org+3iau-ultramarathon.org+3月陸Online|月刊陸上競技+3。
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特徴:
安定した記録を積み重ねるベテラン。100kmカテゴリーでも7時間台で走り、実績多数。計画的なレース運びが強みFacebook+11japanrunningnews.blogspot.com+11fun-run.tokyo+11。
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SNS・素材:
大会結果やペース情報はRUNNETやDUVなどに掲載あり(写真も確認可能)RUNNET - 日本最大級!走る仲間のランニングポータルstatistik.d-u-v.org。
加藤 千代子(名古屋市役所走友会・愛知)
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主な戦績:
2024年「弘前24時間走」で231.324 kmで女子2位 statistik.d-u-v.org+11sportsaid-japan.org+11JUA+11。
2025年「神宮外苑24時間チャレンジ」で234.989kmで女子3位 Facebook+1JUA+1。
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特徴:
100kmでの安定したスピードと、レース終盤の粘りが武器。国内大会での着実な記録更新を継続。
向山 由美子(横浜市陸協・神奈川)
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主な戦績:
2024年「千歳青葉24時間走」で217.855 km(1位・ポイント3)をマークし、代表選考ポイント獲得JUA+1JUA+1。
2025年「弘前24時間走」では228.213km(2位)sportsaid-japan.org。
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特徴:
フルマラソンクラスから22~23年にウルトラ転向し、短期間で記録伸長。新風となる推進力あるランナー。
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SNS・素材:
Instagramで自身のランシーンや活動を日常発信中。ハッシュタグ #ultramarathon 等で投稿多数Instagram。
過酷な挑戦の陰に、費用負担の現実も
世界の舞台で戦うには、競技力だけでなく、多くの準備と資金的な支えが必要です。24時間という極限の戦いに挑む日本代表選手たちは、渡航費・宿泊費・現地移動費など、多くの費用を自己負担して出場するのが現状です。
世界の代表選手の自己負担費用事例
アメリカ(USATFの場合)
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出場選手の渡航費・宿泊費は自己負担で、チーム(12選手+スタッフ)全体の予算は約US $15,000。
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選手1人あたり残金の分担額は約USD 650程度。
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実際にかかる渡航・宿泊費はUS $3,000~4,000(約45万~60万円相当)と推定されるため、自己負担が大きい構図です。tms.indianathletics.in
イギリス(UK Athleticsの場合)
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代表選手1人あたりのAthlete Contribution(参加費)は最大£1,000(約17万円)と定められており、渡航費や宿泊費の一部をまかなう枠組み。UK Athletics
ニュージーランド(Athletics NZの場合)
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出場者は自己負担。大会参加にかかる総費用はNZ$7,000(約49万円)を想定し、チームリーダーやスタッフの経費なども徴収される可能性あり。athletics.org.nz+1runnersworld.com+1
日本代表(JUA)のケース/想定費用
日本ウルトラランナーズ協会(JUA)も他国と同様、自費要素が大きいと推定されます。公的支援やスポンサー補助がある場合もありますが、以下のような費用項目が想定されます
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往復航空券(東京⇄アルビなど)…約25万〜35万円
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宿泊費(選手用特別料金+競技期間中)…約10万〜15万円
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国内移動や現地交通、チーム運営費(管理料等含む)…数万円〜10数万円
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大会エントリー費・ユニフォーム代など含む運営協力金…数万円以内と想定
これらを合計すると、アスリート1人あたり約40万〜60万円程度の総費用負担になる可能性が高いと考えられます。
まとめ(国別比較表)
国・組織 | 自己負担割合 | 想定総費用(選手1人あたり) |
---|---|---|
日本(JUA) | 実費の多くを自己負担 | 約40万〜60万円 |
米国(USATF) | 一部資金回収型 | 約300万〜400万日本円/実費負担 |
英国(UKA) | 一部参加費負担(上限£1,000) | 約17万円+実費 ⬅︎ 支援あり |
ニュージーランド | 実費全額負担 | 約49万円 |
⚠ 注意事項
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JUAの正式な規定は現時点で未公開のため、あくまでも海外事例と一般的な運営パターンに基づく参考値です。
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日本選手のうち、スポンサー契約やクラウドファンディング、所属団体からの補助などがある場合、自己負担額は軽減され得ます。
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為替レート・現地価格・チーム構成により変動します。
2025年IAU24時間走世界選手権|日本代表 内定選手を応援しよう!
日本代表内定選手のうち、小谷修平選手と荒井秀次選手が支援を募っているプロジェクトをご紹介します。
日本代表選手の支援プロジェクト紹介
小谷 修平(TEAM R×L/千葉・日本代表)
小谷修平選手は、自身が経営するサプリメントブランド「Catalyst」を通じて立ち上げた支援プロジェクト『Rising Sun 24』を展開中です。
この取り組みは単なる寄付ではなく、商品購入で支援につながるスタイル。支援金は全額、交通費や装備費など大会参加を目指す選手たちの実費補助に使われます。売上から利益部分を支援金化するため、支援者は商品も使えて応援になる仕組みです。また、代表選手全員への支援も可能となるよう企画されています (アメーバブログ(アメブロ), 小谷修平のランニング講座, 小谷修平のランニング講座)。
荒井 秀次(エビトラAC/神奈川・日本代表)
荒井秀次選手は、2025年10月開催のフランス・アルビ大会出場にあたり、自身初のクラウドファンディングを立ち上げています。
ブログ「ちょっとウルトラ」にて支援の呼びかけを行い、“若手ランナーが自己負担なしで挑戦できる選択肢を広げたい”という強い想いを語っています。また、遠征費や装備費だけでなく、支援額の上振れ分は代表選手全体への支援として活用予定とされており、リターンとして地元店舗のサービスや体験チケットなどが用意されています (アメーバブログ(アメブロ))。
応援の一歩が選手の力になる!
この世界選手権への挑戦は、選手自身の努力だけでなく、支援者や応援者の後押しによって成り立っています。
商品購入やクラウドファンディングへの参加、SNSでの拡散、応援メッセージなど、どの形でも応援の輪を広げていただければ幸いです。
ぜひそれぞれの支援ページをご覧いただき、一緒に日本代表選手の世界挑戦を後押ししてください。
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