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フィンランド1部リーグ出場そして日本代表入りを狙うアイスホッケー「杵渕周真(きねぶちしゅうま)」選手にインタビュー!

フィンランド1部リーグ出場そして日本代表入りを狙うアイスホッケー「杵渕周真(きねぶちしゅうま)」選手にインタビュー!

今回は、私、セパタクロー強化指定選手の玉置大嗣が、フィンランド1部リーグ出場そして日本代表入りで世界大会16強を狙うアイスホッケー杵渕周真(きねぶちしゅうま)選手にインタビューしていきます!

1.自己紹介

ーーまずは自己紹介からお願いいします!

杵渕選手:はじめまして!

アイスホッケー選手の杵渕周真です。

高校生の時にフィンランドに留学したのをきっかけに、現在はフィンランドで暮らしながら国内の3部リーグでセミプロとしてプレーしています。

2.アイスホッケーを始めたきっかけは?

ーーアイスホッケーを始めたきっかけとこれまでの経歴を教えて下さい!

杵渕選手:アメリカに住んでいた子供の頃にヴァイオリンをやっていたのですが、その頃の母親の知り合いから「男の子なんだから何かスポーツやらせたら?」と言われたらしいです。

そこでたまたま近所にスケート教室が開かれているアイスアリーナがあったので、体験に行って以来スケートにハマってしまい、その地域のアイスホッケーチームで競技を始めることになりました。

小学生の時に日本に帰国してからもクラブチームで活動を続け、全国中学生選抜大会では東京都選抜のキャプテンを務め5位になったり、高1の頃には日本のU-18に選ばれるなどしてました。

3.ターニングポイント

ーーこれまででアイスホッケーにおけるターニングポイントはありましたか?

杵渕選手:2つあります。

1つ目は中学2年生の頃です。

当時、実はバスケットボールもしていて、アイスホッケーはクラブチーム、学校ではバスケ部に入っていました。

中2の頃、自分はバスケ部でチームの主力選手として都大会で準優勝したのですが、顧問の先生に「3年生になった時にはアイスホッケーとバスケのどっちを選ぶんだ」と選択を迫られました。

バスケでは東西オールスターに選出してもらったりしていたのですが、「アイスホッケーでは、中2からすでにチームの副キャプテンを任されていて、中3でキャプテンになるのはわかっていたので、その時にアイスホッケーを選びました。

2つ目は、高2でのフィンランドへの留学です。

フィンランドはアイスホッケーの強豪国で現世界チャンピオンです。

この留学はアイスホッケー留学ではなく、実は文化的なことを学ぶための留学だったのですが、現地でアイスホッケーをする機会に恵まれ、
U-20の4部でプレーしていた中、U-20の2部リーグの観戦に行ったとき、U-20の1部リーグでも通用するなと確信しました。

それから留学期間が終わってもフィンランドでより上のカテゴリーでプレーをしたくなり、先にフィンランドに残るための準備をしてから、親にフィンランドに残る連絡をしました(笑)

4.今後の目標

ーー今後の目標はなんですか?

杵渕選手:短期的な目標は、現在プロリーグの3部なのでプロ2部リーグへの進出です。

長期的な目標は、フィンランドでは1部リーグへの出場と、日本では日本代表入り、そして世界大会で16強入りです。

オリンピックは長野オリンピックの自国開催枠での出場が最後なので、オリンピック出場もしたいです。

 

ーーこのトップリーグへの進出や、日本代表入りするためにはどんなことを考えていますか?

杵渕選手:もちろんプレー面で技術的に精神的に考えることは多くありますが、そこは強豪のフィンランドでどんどん挑戦して、ホッケーIQも高めていこうと思います。

日本人としてヨーロッパのプロリーグで最多試合出場数を記録していますが、ここまで来れたのはコミュニケーション能力だと思います。

現地のコミュニティに上手く溶け込む事が強みの一つです。

僕はその上にアスリートとして情報発信しているのですが、どの様な情報をファンの皆さんが必要としていて、
どの様な事をアイスホッケー界外の方達に伝えたらいいのかは今はまだ悪戦苦闘中です。

この情報発信の部分もこれからは力をつけていきたいと思います!

5.ライターが感じる杵渕選手の魅力

フィンランドの3部リーグは日本のトップリーグ相当のレベルだそうだ。

世界大会の上位は北米、北欧らしく、いつか日本代表に選ばれた時に、上位を目指す上で絶対にチームに貢献できると信じ今も現地で戦い続けている。

フィンランドからは情報発信、帰国したときにはクリニックの開催なども考えているようで、現役アスリートとしての今を大事にしつつ、将来的につながることも始めている。

今のアスリートのの課題だと言われている、現役中にすべきファン作りや、デュアルキャリア、セカンドキャリアなどもしっかりと考えられていると感じた。

コミュニケーションが得意と自負していただけに、言語化する能力も非常に高い。

杵渕選手のこれからのアイスホッケーと情報発信が楽しみだ!

6.杵渕周真(きねぶちしゅうま)選手を応援しよう!

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