2022年7月22ー24日にかけて、フランス・スペイン国境のピレネー山中に位置するアンドラ公国で「2022ユーススカイランニング世界選手権(2022 Youth skyrunning world championships)」が開催される。今回は日本代表の8名の選手が世界最高峰の舞台に挑む。
スカイランランニングとは
スカイランニングは、急峻な山岳や超高層ビルを駆け上がる(駆け下る)スピードを競うスポーツ。並びに、標高2000m以上の高所山岳、もしくは、急傾斜の山岳におけるランニング形式の快速登山を指します。
比較されるトレイルランニングは未舗装(不整地)の道を走る競技で、スカイランニングは“より急峻な山岳地帯でおこなわれる競技”と言えます。
スカイランニングの競技種目は、時間・距離・特性に応じて7つに分類されており、日本選手権ではSKY・ULTRA・VERTICAL・SPEED・SKYSNOWの5種目、世界選手権ではSKY・ULTRA・VERTICALの3種目が実施されています。
ユーススカイランニング世界選手権
23歳以下の若者を対象としたユース世界選手権は2016年より毎年開催されており、Youth A (15-17歳)、Youth B (18-20歳) 、U23 (21-23歳)の3つの年代別カテゴリがある。
昨年はコロナ禍の中での開催となり、イタリアで開催され、19カ国から133名がエントリー。日本からは20歳以上の5名の選手が参戦し、少数ながらも国別ランキングで10位と健闘している。
ユース日本代表選手団紹介
【選手】
近江 仁之介 VK & SKY(Youth-B)
近江 竜之介 VK & SKY(U23)
小林 華蓮 VK & SKY(Youth-A)
佐俣 明香莉 VK & SKY(U23)
冨田 にこVK & SKY(Youth-A)
松本 翔汰 VK & SKY(U23)
山岸 大志 VK & SKY(Youth-A)
ルブラス 恵美里 VK & SKY(Youth-B)
【ヘッドコーチ】
小山 孝明 (スカイランニング日本代表トレーナー/Tower Running Tokyo 代表)
日本代表選手団を応援・支援しよう!
ユーススカイランニング世界選手権の日本代表選手は、今回の派遣に当たり、一部には補助があるものの、その渡航経費の大半が自己資金から捻出することが余儀なくされています。
そのような中、日本スカイランニング協会では、その経費捻出の為に、世界選手権基金を立ち上げ、広く寄付を募集を開始しました。
また、今回ヘッドコーチとして帯同し、自身現役のバーティカルランナーである小山孝明氏も、今回の帯同に当たり自費での参加となります。未来あるユース選手たちの為を思ってヘッドコーチを引き受けた小山孝明氏へのご支援も是非よろしくお願いします。