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【マラソン】全盲の東京パラリンピック日本代表の柔道・松本義和選手の伴走者として、トライアスロン・松井一矢選手が出場。

ウルトラマントライアスロンに取組む松井一矢選手が、2021年12月12日(日)に行われた大阪城公園チャレンジラン&キッズデュアスロン大会に東京パラリンピック、柔道で日本代表の松本義和選手の伴走をしてきたレポートを頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

パラリンピアンの伴走

大阪城チャレンジランに伴走者として出場してきました。伴走したのは東京パラリンピック、柔道で日本代表の松本義和選手。松本選手の障がいは視覚障がいで、高校生の頃から視力が低下し全盲となった後天性の障がいを持ったアスリート。スポーツは20歳の時から柔道を始め、今回58歳の年齢で東京パラリンピック出場。何歳になってもチャレンジを諦めない姿勢を伝えられているパラリンピアンです。この度は2022年1月30日に開催される「大阪ハーフマラソン」出場に向けてのトレーニングという位置付けで15kmの部に出場。私は伴走者として共に15km走りました。

完走後に記念撮影。走り切りました。

伴走者の役割とは?

伴走という役割は、視覚障がいを持った選手の目となり、周囲の状況や危険を随時伝えて安全に選手が走れるようにガイドすることで、左右の指示や、坂道も伝えます。走るペースによっては飽きさせない工夫であったり、走る楽しさを共有するために、世間話をしたり、情景を伝えることもあります。目が見えていれば、いつでも、どこでも走り出すことができますが、視覚障がいがあると私たち伴走者が居ないと走り出すことはできません。伴走という役割にニーズがあることも知って欲しい為、活動報告を送ります。

今回15kmを1時間40分掛けて、安全に完走することができました。本大会では同じく視覚障がい(全盲)で東京パラリンピック、陸上競技1500m走と5000m走でメダルを獲得した和田伸也選手も大会ゲストとして来場されました。

大会運営ボランティアも兼務しました。

献血と骨髄バンク登録の普及

大会では併設して「献血」と「骨髄バンク登録会」を開催。常に献血バスが満室になる程のご協力を頂きました。スポーツの輪を広げ、骨髄バンクの輪も広がる機会を作っていきます。また今回はキッズデュアスロン大会も合わせて開催。※デュアスロンとは、ランニング&バイクという2種目でゴールを目指す大会のこと。

スポーツと関わる機会を提供することで、スポーツに興味関心を抱き、ゆくゆくは未来でアスリートになり、オリンピックを目指すような選手が生まれることを願って企画されました。

伴走も、骨髄バンクも、献血も。子供たち向けのスポーツ体験企画も。すべてスポーツを通じて、社会貢献に繋げる想いがあります。私も一役を担えた喜びと感謝を伝えます。関わらせて頂き、ありがとうございました。

大阪城クリスマスチャレンジラン・キッズデュアスロン詳細

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