
【アスリートのセカンドキャリア成功の秘訣】体操選手・山本知世さんの挑戦から学ぶ
アスリートとして長年培った能力や精神力は、ビジネスシーンでも大いに活かせる資質です。しかし、多くのアスリートが直面するのが「引退後のキャリア」という壁。特に現役中は練習や大会に集中するあまり、一般的な就職活動のための時間を確保することが難しいという現実があります。
そんな中、アスリートと企業をつなぐ新たな取り組みとして注目を集めているのが、スポーツコミュニティ株式会社が手がける「アスリートキャリア」という番組です。
スポーツコミュニティ株式会社
スポーツコミュニティ株式会社は、「スポーツ共育」を世界に広げることを理念とする企業です。
主な事業内容
– スクール事業
– 施設開放管理・部活動支援事業
– 幼稚園支援事業
– アスリート支援事業(セカンドキャリア支援を含む)
同社では、アスリートのセカンドキャリア支援にも力を入れており、その一環として中村社長自らYouTube番組「アスリートキャリア」の企画・運営をスタートしました。この番組は、新たなキャリアを模索するアスリートと、新たな人材を求める企業とのマッチングを目的としており、スポーツ選手のセカンドキャリア問題や、スポーツ能力がビジネスでも通用することを社会に発信していきます。
公式HP:https://sports-community.co.jp/
YouTube「アスリートキャリア」: https://www.youtube.com/@Athletecareer
アスリートの可能性を広げる新しい就職活動のかたち
アスリートの多くは引退後のキャリアに不安を抱えています。一般的な就職活動とは異なる道を模索する中で、自分の強みをどう活かせばよいのか、どんな業界や職種が向いているのかと悩むことも少なくありません。「アスリートキャリア」は、そんなアスリートと企業のマッチングを目的とした画期的な取り組みです。
体操競技18年の経験を持つ女子大生の挑戦
東海大学3年で体操競技部に所属する山本知世さんは、3歳から18年間という長期にわたり体操を続けてきました。全国大会に小学生、中学生、高校生、大学生と各カテゴリーで出場するという輝かしい実績の持ち主です。山本さんは「アスリートキャリア」に参加した理由として、部活動で忙しく通常の就職活動に時間を割けない現状と、社長と直接話せる貴重な機会に魅力を感じたと語っています。
自己PRでは「ふわふわ行動力お化け」というユニークなキャッチフレーズを掲げる山本さん。その背景には、周囲からよく「ふわふわしている」と言われるものの、実際は行動力も兼ね備えているという自己分析があります。また、「自分との約束が守れないと他人との約束は守れない」という言葉を大切にしており、妥協せず納得いくまでこだわり抜く姿勢が彼女の強みとなっています。
企業が求めるアスリート人材とは
番組に参加した4名の社長たちは、それぞれ異なる視点からアスリート採用に関心を持っていました。
・新規事業立ち上げのパートナーとして共に歩める営業・企画人材を求める企業
・多様化する社会で柔軟性を持ち、物事を柔らかく考えられる人材を重視する企業
・アスリートと経営の両方を経験し、アスリートの価値を最大限理解している企業
・数百回の面接経験から、直感的に「ピン」とくる優秀な人材を見極める企業
これらの企業が共通して評価するのは、アスリートならではの「継続力」「努力」「チームワーク」といった要素です。山本さんの場合、18年間という長期にわたる競技継続と、中学時代には手術を伴う怪我を乗り越えてきた経験が高く評価されました。
アスリートの強みをビジネスでどう活かすか
面接では、山本さんの特性や能力を引き出すため、様々な質問や実践的な課題が出されました。特に印象的だったのは「会社を辞めようとする後輩を説得する」という寸劇です。この課題に対する山本さんの対応から、感情移入の強さや人間関係を大切にする姿勢が垣間見えました。
社長たちからは、次のような評価や助言が寄せられました:
- 一つの競技を長年続けてきた努力と熱い心は大きな強み
- 妥協しない姿勢やこだわりは質の高い仕事につながる
- チームで働く上で明るさや人柄も重要な要素
- 感情のコントロールも社会人として必要なスキル
- 日常のルーティンを大切にすることがパフォーマンス向上につながる
特に興味深かったのは、成功者の秘訣として「意外と細かいことをきっちりやっているだけ」という指摘です。日々の生活習慣を整え、起床時間を一定にするなどの基本的な習慣が、フィジカルとメンタルの安定につながり、結果的に高いパフォーマンスを発揮できるというのです。
アスリートキャリアを切り開くための具体的なステップ
アスリートがセカンドキャリアを成功させるためには、以下のポイントが重要です:
- 自分の強みを明確に分析し、それを活かせる職種や業界を見極める
- スポーツで培った能力をビジネスシーンにどう転用できるか具体例を示せるようにする
- 自分に合った企業文化や価値観を持つ組織を探す
- インターンシップなどを通じて実務経験を積み、適性を確認する
- アスリート特有の採用ルートや支援プログラムを積極的に活用する
山本さんの場合、大学3年生という現段階ではまだ「真ん中くらい」の評価でしたが、残りの学生生活でさらに成長し、自分の魅力や強みを伸ばすことで、より高い評価を得られる可能性があると指摘されました。
マッチングの結果と意外な展開
最終的に4名の社長たちの判断は明暗を分けました。果たして誰が山本さんを迎え入れたいと考えたのか?そして彼女はどんな基準で自分の未来を決断したのか?
緊張感漂う最終判断の場面では、各社長からの率直な評価と熱いメッセージが飛び交いました。「現時点では…」と採用を見送る声がある一方で、「ドンピシャだ!」と即座に手を挙げる社長も。
山本さんが最終的に選んだのは、自身の18年間という体操人生を直接活かせる道。しかしその選択の裏には、単なるスキルマッチだけでなく、社長との人間的な共鳴や企業の成長性など、複雑な要素が絡み合っていました。選ばれた社長の「非常に伸びしろがある人材だ」というコメントの裏には、実は意外な共通点が隠されていたことも…。
さらに面白いのは、他の社長たちからも「今回は見送るが…」と言いつつも、山本さんへの将来的な期待や別の形での関わりを匂わせるコメントが続出したこと。アスリートとしての素養が、いかに多様な業界で求められているかを示す貴重な瞬間でした。
アスリートのキャリア形成において最も重要なのは、自分の強みと市場のニーズを的確にマッチングさせる視点。山本さんの選択は、彼女にとって正解だったのでしょうか?そして他の選択肢を選んでいたら、彼女の未来はどう変わっていたのでしょうか?
このような生々しいキャリア選択の瞬間を目の当たりにできるのが「アスリートキャリア」の醍醐味です。
スポーツコミュニティ株式会社が手がけるこの画期的な番組では、毎回異なるアスリートと企業の出会いが生まれています。自分がアスリートだったら、どの企業を選ぶだろう?また企業側の立場なら、どんな点を評価するだろう?山本さんの面接全体の流れや、彼女の意外な決断の理由、そして彼女の「ふわふわ行動力お化け」ぶりを実際にご覧になりたい方は、ぜひYouTubeチャンネル「アスリートキャリア」をチェックしてください。あなた自身のキャリア観を変える発見があるかもしれません。
番組参加方法
▼アスリート出演申し込み: https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSctzbOw9QT1z53joyosGqIKVQlKYEaAScKSvPUSMiZy7T81aw/viewform
▼経営者様出演申し込み:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScnkGq7zjgR55dAS-qaaTr2i5IlVKYfwi0QFkaUdK5A5PyW7g/viewform
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