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フェンシング・サーブルでパリオリンピックを目指し奮闘中の木村毬乃選手を取材しました!

フェンシング・サーブルでパリオリンピックを目指し奮闘中の木村毬乃選手を取材しました!

競技リアリーディング指導者として活動中の笠原園花です。

フェンシング・サーブルでパリオリンピックを目指す木村毬乃選手を取材してきました。2024年にフランス・パリで開催される五輪への出場を果たすべく、毎日厳しい練習に励む木村選手に注目です。

木村毬乃選手のプロフィール

199331日生まれ。滋賀県出身のフェンシング選手です。フェンシング選手だった両親の影響もあり、高校からフェンシングを始め、現在は東京を活動拠点とし、パリオリンピック日本代表候補として五輪出場に向けて日々活動しています。

フェンシングには3種類あることを知っていますか?

フェンシングといえば、二人の選手がフィールド上で向かい合い、剣を持ちお互いを攻防するといったシーンが印象的ですよね。2008年の北京オリンピックで太田雄貴選手がフェンシング史上で日本人初となる五輪メダルを獲得し、フェンシングの名が一気に日本に広がりました。「フェンシング」という競技名は一躍有名になりましたが、フェンシングが3つの種目に分かれていることは意外にも知られていません。

フェンシングには、フルーレ、エぺ、サーブルの3種目があり、メダリストの太田雄貴さんが行っていたのは一番メジャーな「フルーレ」。一方、木村さんが行うのは「サーブル」で、他の2種目と異なり、「斬り」と「突き」があることでよりダイナミックな動きが見られることが特徴です。

女子の「サーブル」は2004年のアテネ五輪から正式種目となり、フェンシングのオリンピックの歴史上では最も新しい種目となっています。

フェンシング一家に誕生

両親や叔父、叔母が元フェンシング選手で、まさに「フェンシング一家」に生まれた木村選手。幼少期からフェンシングに興味はあった状態でしたが、実は、意外にも競技自体を始めたのは高校生の時と上位選手の中では遅いスタートだったといいます。

両親から幼少期からフェンシングを習うよう示唆されたりはしなかったのでしょうか?

「フェンシング経験があったからこそ、フェンシングを練習できる十分な環境がないまま競技を行うのはリスクがあるとわかっていたんだと思います。」と木村さん。

フェンシングは、低い体勢で全身を使いながら素早い動きを行うイメージが強いですが、小学校の時にはアルペンスキー、中学校ではバドミントンを経験し、フェンシングを始める時にはすでに強い足腰を兼ね揃えていた木村選手。遅いスタートにも関わらずトップ選手として活躍ができているのも、小中学校時代の他競技での特訓のおかげと木村選手は語ります。

「小学校の頃からフェンシングをやりたいと思っていました。アルペンスキーもバドミントンも今後フェンシングにつながるのではないかと思いながら競技をしていました。」

過酷な高校時代ー自主練を重ねる日々

「公立でフェンシング部がある高校に進学できたらフェンシングを始めてもいい」という父からの言葉で、滋賀県の石山高校に進学。当時は、日本の部活動では一番メジャーな「フルーレ」が盛んだったこともあり、部活動ではフルーレを練習。しかし、自宅ではサーブルを自主的に猛特訓と、まさにフェンシング漬けの日々を送っていました。

フェンシング漬けといえども、本業は高校生。学業とフェンシングの両立には非常に苦労をしたといいます。

しかし、やると決めたらやる、一切の妥協はしないという木村選手。高校3年間で実力はぐっと伸び、女子サーブルでJOCジュニアオリンピック優勝、そしてインターハイ準優勝と輝かしい成績を収め、自信をつけることができた。

そして高校卒業後は、サーブル競技一本の道へ。

なぜ「サーブル競技」へ?

先述したように、サーブル競技はフェンシングの中でも最も遅く五輪種目になった背景もあり、日本での知名度はまだまだ低く競技者も少なかったのです。

「私は高校で競技を始めたので、他の人より経験年数が少ない。だったらまだ競技者の少ないサーブルの方が世界を狙えるのではないか。」

また、高校の時には、サーブル特有の剣を「斬る」という動作が自分には向いていると感じたことも、サーブルに挑戦するきっかけだったと言います。

実は、木村さんのお父様もサーブル出身ということで、まさに血を引き継いだのかもしれません。

先見の明で早くも目標はパリ五輪

東京オリンピックを目指すこともできたのではないか?と素人目線だと思ってしまいますが、新型コロナウイルスの影響や、自分自身の成長もまだまだオリンピックに追いついていないという考えもあり、焦点を2024年のパリ五輪に定めたと言います。

「パリ五輪は私にとって集大成。全てをかけています。上手くいかない日もありますが、自分の力量を知るということを大事に選手生活を全うしたいです。」

現在は、月曜日から日曜日までハードな練習をこなし、3年後のパリ五輪でのメダル獲得を目指しています。

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