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日本人4人目のWNBA選手を目指す女子バスケットボールのアスリート・淀野潮里(よどのしおり)選手

日本人4人目のWNBA選手を目指す女子バスケットボールのアスリート・淀野潮里(よどのしおり)選手

皆さんこんにちは。

現在ニュージーランドで活動中、バスケットボール選手の根岸夢です。

今回はバスケの本場アメリカで日本人4人目のWNBA選手を目指し

現在はABAで活躍中の淀野潮里選手に迫ります。

アメリカの女子バスケットボールリーグ WNBA・ABAとは

WNBAとは

Women National Basketball Association)

アメリカ合衆国で興業を行う女子プロバスケットボールリーグ

ABAとは

American Basketball Association

アメリカにあるセミプロバスケットボールリーグ

現在ABAに淀野選手以外の日本人選手はいない。

プレシーズン:2月・3月・4月下旬まで

本シーズン:5月・6月・7月・8月

バスケットボールを始めたキッカケ

★バスケットボールを始めたキッカケは何ですか?

淀野選手)

兄です。小学校1年生の頃1つ上の兄がミニバスをやっていて、

兄のバスケのお迎えに行った時隣のコートで女子が練習していたんです。

でも人数が少なくて…(笑)

コーチから「人数少ないから入って~」と言われ

ボールをもって走る基礎的な運動から何となく参加し

いつの間にか本格的にやっていました(笑)

高校時代からは各カテゴリーの日本代表として活躍

★現在ABAでプレーをしていらっしゃいますが、これまでに至った経緯を教えてください。

淀野選手)

小学校1年生からバスケを始めて

高校からは各カテゴリーの代表選手(U-18.19.20.21)として合宿や大会に参加させていただきました。

また大学時代は筑波大学体育会バスケットボール部に所属し

大学1年生の頃インカレ優勝を経験しています。

 

小学校1年生の頃の始めたバスケットボールをずっと続けていて、

各カテゴリーの代表にも選出。

華々しいバスケットボール生活を送ってきたようにも思えますが、

大学時代ではかなり怪我に苦しんでいたようです。

コーチングの勉強をするために渡米を決意

淀野選手)

ユニバーシアードはずっと選考合宿に参加していたものの、

怪我の影響で大会には1度も出ていません。

大学4年では筑波大学バスケ部でキャプテンを務めていましたが、

怪我や病気の影響で卒業後プレイヤーを続けることはできないなと自分で考えていました。

大学時代にコーチングを専門として勉強していたこともあり、

大学の先生とも話し合って

大学卒業後はトランスファーとしてアメリカのウエストバージニアへ行き、

コーチングの勉強をしようと決意しました。

渡米後は学校でコーチングの勉強をしていた淀野選手でしたが、

通っていた学校のバスケ部が強かったこともあり、

コーチング兼バスケ部の練習相手として一緒にプレーすることとなる。

ある日コーチから

「なぜコーチングの勉強しているの?もし興味があるのなら、アメリカでプレーがしたいなら、WBCBLのチームを紹介するよ。」

と言われたことをキッカケに、WBCBLに所属する4つチームのトライアウトに参加。

そこでCarolina Lady Rushへの入団を決意。

3年間プレーすることとなった。

 

淀野選手)

ただこの州では上のリーグに値するWNBA・ABAがなくて、

上がないリーグでずっとやっていてもな…と思ったんです。

 

そこで淀野選手は知り合いや先輩に色々聞いて調べたところ、

シカゴのチーム(シカゴスチーム)でトライアウトがあることを知る。

「せっかくだから行こう!」と決めてトライアウトに参加した結果見事に合格!!

しかし、シーズンインまで20日のみというタイトなスケジュールであったため、

通っていた学校やVISAのタイミングが合わず断念。

その半年後、シカゴスチームから

「もしよかったら今シーズンうちでプレーしないか?」

と再度連絡があり交渉成立。

現在に至っている。

 

彼女は現在、午前中は個人練習・午後はチーム練習という流れで活動している。

 

淀野選手)

もちろん身体の強さは生まれ持ったものが違うので、

エキストラでトレーニングをしていかなければいけない。

しかし、私でも必ず勝っているポイントがあるので、そこを最大限に活かしたい。

 

今後の目標

★淀野選手の今後の目標は何ですか?

淀野選手)

日本人4人目のWNBA目指しています。

ここだけは絶対に勝てるという武器は自分にあります。

どんな環境に行っても自分がやるべきことは変わりません。

今まで日本人でWNBAに行った選手と流れは違うけれど、

こういった方法もあるんだと証明できたら良いなと思います。

 

★ではプレー以外での目標はありますか?

淀野選手)

もちろん勉強してきたのでコーチングをしたい。

また、今後絶対に今まで以上の選手が海外にチャレンジするようになると確信しています。

WJBLからWNBAというルートだけではなく、

もっと若いカテゴリーから海外へチャレンジすることも当たり前になってくると思う。

そういった人たちが私ほど大変な思いをしなくても良いように、何か力になりたいです。

 

同じバスケットボールアスリートとしての感想

淀野選手は私にとって憧れの選手。

色々な経験を気さくにお話ししてくれたことが大変嬉しく、

そして同じ海外にいる立場として、

伝えることの大切さや感謝することの大切さなど、

私も日々感じていること痛感しているとのことで、

親近感が沸くと言いますか…

私も負けずに頑張ろう!と思わせていただきました。

1人で急に海外に行ってチャレンジしていること。

人が過去やったことのない道のりでやっているのは

本当に未知数で大変なことだと思います。

しかし彼女は1つ1つのことに対して感謝を述べており、

またどんな状況も楽しみながらやっているという印象でした。

 

今後の予定

今月2月23・24・25日にオープントライアウトがあるそうです。

これはシカゴスチームが同じシカゴにあるWNBAチーム

「シカゴスカイ」のトライアウトに参加。

入れ替え戦のようなものが行われるとのこと。

WNBAの選手がABAに落ちることもあれば、

ABAの選手がWNBAに上がることもあります。

淀野選手は現在、

シカゴスチームでスターティングメンバ―として活躍されている選手です。

今月のトライアウトで日本人4人目のWNBA選手が誕生する可能性も大いにありますね!!!

みなさまぜひ応援のほどよろしくお願いいたします。

#友情ダムダム

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