
【アーティストインタビュー】シンガーソングライター・里星来さんの魅力に迫る!
「自分がジャンルになる」
そんな力強い言葉を掲げ、音楽活動を続けるシンガーソングライター・里星来(Risera)さん。
3歳の頃から歌手を夢見て、現在は2027年のロサンゼルス進出という大きな目標に向かって走り続けています。
その姿からは、迷うことなく夢を追いかける、芯の強いアーティストという印象を受けます。
しかし、今回お話を伺う中で見えてきたのは、そんな力強さだけではありませんでした。
新しい挑戦に不安を感じることもあれば、過去の自分を振り返って「恥ずかしい」と笑うこともある。
夢に向かって突き進む強さと、私たちと変わらない人間らしさ。
その両方を持ち合わせた、親しみやすく魅力的な方でした。
今回は、そんな里星来さんの音楽への思いや、これまでの歩み、そして新たな挑戦についてお話を伺いました。

「自分がジャンルになる」音楽へのこだわり
――まずは、里星来さんの音楽について教えてください。
私は基本的に、ジャンルを定めないことをジャンルにしています。
父がブラックミュージック、母がロック、兄がフォークソングを好きだったので、いろいろな音楽に囲まれて育ったんです。
私自身は特にブラックミュージックが好きで、R&Bやファンク、最近ではディスコ系の楽曲を作ることが多いですね。日本の曲も洋楽も、60〜80年代の音楽が好きなので、そういった影響も受けていると思います。
ーーー私も『愛は決して』という曲を聴いたのですが、昔の映画で流れていそうな雰囲気がとても好きでした!
こうして幅広いジャンルの音楽を作られていますが、「自分がジャンルになる」という言葉には、どんな思いが込められているのでしょう?
18歳頃からライブ活動を始めたのですが、当時は「どんなジャンルの音楽をやっているの?」と聞かれることが多かったんです。
でも、いろいろなジャンルが好きなので、何と答えればいいのかわからなくて。父に相談したところ、ジャンルを決めずに音楽を作っていくのも面白いんじゃないかと言われたんです。
それからは「自分がジャンルになる」という思いで、一つのジャンルに偏らないように楽曲を作っています。
ーーー作詞・作曲もご自身でされていますが、曲はどのように作るのでしょうか?歌詞が突然降ってくるというアーティストさんもいますよね。
曲によって違うのですが、アップテンポの曲は作曲が先で、バラードは作詞が先になることが多いですね。
アップテンポの曲は、ほかの方のライブを見て「こういう曲が自分のライブにもあったら楽しいな」と思ったときなどに作ります。
一方、バラードは「愛」をテーマにしています。恋愛だけでなく、家族や友人への愛も含めて、日常の中で何かを感じたときに歌詞を書いています。
ーーーなるほど!曲によって、インスピレーションの源も違うんですね。ちなみに一曲つくるのにどれくらい時間がかかるものなのでしょうか?
変態といわれるのですが・・・
私、作り始めた曲を翌日に持ち越せないんです(笑)。一度作り始めると、ご飯も食べず、トイレにも行かず、ずっとパソコンに向かってしまうこともあって。
早いと1〜2時間で完成することもありますし、丸一日かかることもあります。次の日になると、作り始めたときとは自分の感覚が変わってしまう気がするんですよね。だから、その日のうちに完成させたいんです。
ーーーそれは……確かに変態的な集中力ですね(笑)!

3歳で書いた将来の夢は「かしゅ」
ーーー事前アンケートでご回答いただきましたが、3歳の頃から歌手になりたかったそうですね!
そうなんです。初めて将来の夢を書いたときに「かしゅ」と書いていたそうです。
家では毎朝ラジオが流れていて、音楽があるのが当たり前の環境でした。
年に一度、親戚が集まるときには、兄と一緒に歌を披露していたそうです。ライブのように椅子を並べて、大人たちを座らせていたみたいで(笑)
ーーーふふふ、可愛いですね(笑) そこから本格的に音楽を始めたのは、いつ頃ですか?
小さい頃はピアノを習っていて、小学4年生頃からは学校の聖歌隊にも参加していました。
とにかく人前で歌いたいという気持ちが強かったんです。作詞・作曲も10歳前後から始めて、10代の頃にはパソコンを使った楽曲制作もするようになりました。
ーーー3歳から同じ夢を描いているわけですが、長く活動する中で辞めたいと思ったことはなかったのですか?
ないんです。もちろん挫折はたくさんあったのですが。
なんというか、最初から歌手になるという選択肢しかなかった感じで、辞めるという考え自体がなかったんです。音楽が生活に根付きすぎていて、私にとっては生きることと同じくらい当たり前のものなんだと思います。
現在は多くのスタッフと一緒に音楽を作る里星来さん。
でもかつては、「仲間なんていらない」と思っていた時期もあったそうです。

ーーー以前は、かなり尖っていた時期もあったそうですね(笑)
・・・はい(笑)。今振り返ると本当に恥ずかしいんですけど、当時は音楽をやるのに仲間なんていらないと思っていたんです。
普通はほかのアーティストと共演するブッキングライブから始めることが多いのですが、私はそれを断って、最初からワンマンライブをしていました。
一緒に活動する仲間が練習してこなかったら、すごく怒ったりもしていましたね。
今でも一緒に音楽をやってくれている仲間がいるのですが、当時は怖かったと言われています(笑)
ーーーそれだけ音楽に真剣だったということですよね。でも、そんな時期を経て、今の里星来さんがいるんですね。
そうかもしれないです。当時から一緒に活動している仲間も、本気で音楽に向き合っていたことをわかっていたから今でも一緒にいると言ってくれて。
少なくとも、性格が悪かったわけではなく、ただ一生懸命だったんです(笑)。
ーーーあははは!
そんな里星来さんのライブには、なんと70代、80代のファンの方も足を運んでくださるそうです。
ここからは、ライブに込める思いや、お客さんとの向き合い方について伺いました。
ライブに込める思い
ーーー里星来さんのライブは、ファンの年齢層も幅広いそうですね!
はい、学生さんから70代・80代の方までいらっしゃいます。
娘さんがライブに来てくださって、そこからお母さんも来るようになったり、知り合いの紹介で広がったり。今では一人で来てくださる方もいます。
ーーー孫ほど年の離れた人たちが一緒に盛り上がっているなんて、なかなか見られない光景ですよね!
「来てくれるみんなを踊らせる自信がある」とおっしゃっていましたが、70代、80代のファンの皆さんも踊っているんですか?
そうなんです(笑)。はたから見ると、ちょっと不思議な光景かもしれませんね。
でも、皆さん本当に踊ってくださるんですよ!すごく嬉しいのですが、少し心配になることもあって。ステージから「休んでくださいね」と声をかけることもあります。
ーーー想像するだけで楽しそうな光景ですね(笑)
そんな里星来さんが、ライブに来てくださる皆さんに、一番感じてほしいことは何ですか?
ちょっと綺麗事にはなるのですが…。
今は情報があふれていて、生きづらさを感じたり、日々の生活に疲れてしまったりする方も多いと思うんです。
私自身、これまで何度も音楽に救われてきました。だからこそ、自分のライブに来てくださった方にも、音楽を通して楽しい時間を過ごしてもらいたいんです。
ライブって、ただ音楽を聴くだけの場所ではないと思っていて。
もちろん、踊るのが恥ずかしい方もいると思います。無理に体を動かさなくてもいいんです。
体は踊っていなくても、心が躍ってくれたら、それだけで十分嬉しいです。ライブにいる2〜3時間だけでも、仕事のことや日常の悩みを忘れて、思いきり楽しんでほしい。
そして帰り道に「ああ、今日の夜は楽しかったな」と思ってもらえたら、それが一番幸せです。きっと、それが私にとって音楽をやる意味なんだと思います。
完璧なライブより、その日しかできない楽しさを
ーーー初めての頃と比べて、ライブへの向き合い方は変わりましたか?
すごく変わりましたね。
昔は、とにかく完璧なライブをしなければいけないと思っていたんです。歌詞を間違えないように、ミスをしないようにと、すごく真面目に取り組んでいました。
でも、ボイストレーナーの恩師から「真面目にやりすぎているよ」と言われたことがあって。
音楽は音を楽しむものなんですよね。ここ数年は、完璧さよりも、その日、その場所でしかできない楽しみ方を大切にするようになりました。
ーーー11月14日のワンマンライブは、どんなライブになりそうですか?
今回は18回目のワンマンライブなのですが、これまでとは少し違ったライブになると思います。
今年はいろいろなアーティストさんとコラボして楽曲をリリースしてきたので、その方々にも出演していただく予定です。
ーーー今回は、ほかのアーティストさんとの共演も見どころなんですね!
そうなんです。今年は「コラボYEAR」だと思っていて。自分の音楽の引き出しを増やして、これまでの私の楽曲にはなかった、新しい音楽も楽しんでいただきたいなと思っています。
ーーーそれは楽しみですね!ライブ全体としては、どんな雰囲気になりそうですか?
今回は、ディスコのようにみんなで踊れるライブにしたいんです。
踊れそうな曲をたくさん集めたので、ライブに行くというより、気軽に踊りに来るような感覚で楽しんでいただけたら嬉しいですね。

次なる挑戦の舞台は、ロサンゼルス
ーーー2027年には、ロサンゼルスへの進出を目指しているそうですね。
もともと、いつかアメリカで音楽活動をしたいという思いがあったんです。
私は調布のアメリカンスクールに通っていたことがあって、自由な雰囲気がすごく好きだったんですよね。地べたにあぐらをかいて授業を受けたりするんですよ!
ーーーええ!そんなに自由なんですね!アメリカの中でも、ロサンゼルスを選んだのはなぜですか?
父も音楽をやっているのですが、その知り合いがロサンゼルスにいるんです。知っている人がいるという安心感もありますね。
でも、一番大きかったのは、海や空が広がるおおらかな環境で音楽を作ってみたいと思ったことです。
ニューヨークも音楽が盛んな街ですが、私にはロサンゼルスの開放的な雰囲気が合っているんじゃないかなと思っています。
ーーー音楽だけでなく、街の雰囲気も大切なんですね。ロサンゼルスでは、どんな活動に挑戦したいですか?
日本人アーティストとして挑戦したいと思っています。
英語の楽曲は増えるかもしれませんが、アメリカに行くからといって、無理に洋楽っぽい音楽を作ろうとは思っていません。
日本人としてどこまでできるのか、それに挑戦していきたいです。それから、今一緒に活動しているサポートバンドのメンバーが本当に素晴らしいので、いつか彼らと一緒にアメリカでライブをすることも夢ですね。
ーーー「自分がジャンルになる」という言葉にもつながる思いですね。
とはいえ、海外への進出は大きな挑戦ですが、不安になることはありませんか?
もちろん、不安になることはありますよ!
でも、不安だからといって挑戦しないという選択肢はないんです。
やってみなきゃわからないし、ずっと考えていたらすぐに歳を取ってしまうので(笑)
ーーー確かにそうですね(笑)。その行動力が里星来さんらしいなと感じます。
ちなみに、活動を続ける中で、今、大変だと感じていることはありますか?
やっぱり金銭面ですね。
やりたい音楽やライブの規模がどんどん大きくなっていて、今年はサックスやトロンボーン、ダンサーの方々にも参加していただきます。スタッフも含めると、40人くらいの大所帯なんです。
それだけステージにかかる費用も増えていきますし、ライブは必ずしも利益が出るものではありません。ワンマンライブを開催するために、貯金が必要だったこともあります。
これからアメリカで活動していくことも考えると、スポンサーの方に支えていただけることは、とても大きいと思います。
ーーー40人ですか!想像以上の規模ですね。素晴らしいステージを作るためには、それだけ多くの方の力が必要なんですね。
では最後に、今後応援してくださる方に、どんな思いを届けたいですか?
正直に言うと、支援していただいたときに、自分が何をお返しできるのか、不安になることもあります。
でも、自分の音楽には自信がありますし、ライブを見ていただければ、その思いは伝わるんじゃないかなと思っています。
応援してくださる方には、楽しい夜をお届けする自信があります。精いっぱい頑張りたいです。
あとがき
「自分がジャンルになる」という言葉から、最初はとても強く、自信に満ちた方なのだろうと想像していました。
もちろん、実際にお話ししてみても、その芯の強さは変わりません。
ただ、印象的だったのは、過去の自分を「尖っていた」と笑いながら振り返る姿や、これからの挑戦に対する不安も率直に話してくださったことでした。
自分の音楽には自信がある。
それでも、誰かに応援してもらうことには不安もある。
そして、不安があっても挑戦することをやめない。
そんな里星来さんの姿を見て、強い人というのは、不安を感じない人ではなく、不安があっても前に進める人なのかもしれないと感じました。
3歳の頃に「かしゅ」と書いた少女が、今度はロサンゼルスという新たな舞台を目指しています。
まずは11月14日の18回目のワンマンライブ。
70代、80代の方まで思わず踊り出してしまうという里星来さんのライブを、ぜひ一度体感してみてはいかがでしょうか。
そして、これから始まる新たな挑戦にも、ぜひ注目していただけたら嬉しいです。
シンガーソングライター・里星来さんを一緒に応援しよう!
シンガーソングライター・里星来さんを応援・支援してくださるスポンサー様、ファンの皆様を募集しております。
詳しくはアーティストとスポンサーを繋ぐFind-FCをご覧ください。
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