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【デフアスリート】マラソン・中野洸介選手、デフリンピック開催まであと1000日に伴い、重大なご報告

【デフアスリート】マラソン・中野洸介選手、デフリンピック開催まであと1000日に伴い、重大なご報告

2025年夏、4年に1度開かれる聴覚障害のある人たちのスポーツの国際大会「デフリンピック」が東京で開催される。
本大会は2025年の11月15日から26日までの12日間で、世界のおよそ80の国と地域から5000人から6000人ほどの選手団の参加を見込んでいる。

日本での開催は初となり、開催まであと1000日に迫った中、
FIND-FCの一人の不屈の精神の持ち主中野洸介選手が「自国開催で金メダル」という目標のために、さらなる進化を目指す。
本記事では、彼に関しての2023年2月18日付の重大なご報告を掲載させていただきます。

デフリンピックとは?

デフリンピックは、4年に1度、世界規模で行われる聴覚障害者のための総合スポーツ競技大会であり、国際ろう者スポーツ委員会が主催する障害者スポーツにおける最初の国際競技大会である。夏季大会と冬季大会があり、夏季大会は1924年にフランスで、冬季大会は1949年にオーストリアにおいて始まった。

デフリンピックマラソン代表候補・中野洸介選手より重大なご報告

中野 洸介選手について

埼玉出身。高校から本格的に陸上競技を始めるも、ストイックな性格によりオーバーワークによる故障を経験する。
高校卒業後はフルマラソンを専門としながら10000m、5000mにも挑戦しスピードを磨く。
4年に1度開催されるデフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)にて、男子フルマラソン初の優勝というタイトル獲得に向け、日々の練習を積み重ねていたが、2022年ブラジル開催のデフリンピックでは、現地での新型コロナ陽性者増加に伴うマラソン出場辞退という悔しい結果であった。

中野洸介選手プロフィール

中野洸介選手の重大なご報告

2023年2月18日付けで、2025年11月15日開催の東京デフリンピックまであと1000日になりました。
いざ数字化してみると、あっという間の様ですが、
私がデフリンピックで金メダルを目指すプロジェクトに伴い、ここで重大なご報告があります。
この度、2023年5月30日〜8月28日の約3ヶ月間、ケニアへ遠征することになりました。
更に、2023年のみならず、今後も年1回のケニア遠征を視野に入れております。

人生の1/4はケニアで暮らすことになりますが、そもそもなぜケニアを選んだのか?の理由は4つあります。
まず、1番の目的【高地トレーニング】
マラソンの聖地とも言われる標高2200〜2400mの「Iten」(富士山の5合目に相当)に滞在し、様々な国際トップランナーとの刺激をもらいながら、自身の練習に磨きをかけていきます。

2つ目、3つ目の理由としては、自身の走力強化はさることながら、
【日本とケニアのデフ文化の結びつき】
【SDGsの促進】
つまり大雑把にいうと、文化と環境の促進に力を注ぎ込む目的もあります。

最後4つ目の理由は、長期的な目線になりますが【拠点を置く】
言い換えれば、家を建てると類似します。

今後ケニアで暮らすことも踏まえ、何事にも曲げずに、耳が聞こえないからという理由で批判されるよりも成し遂げたい大きな挑戦をすることで、私と同じく耳が全く聞こえないろう者のための、1歩踏み出す勇気と希望になれればと思っております。

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