こんにちは！海外サッカー選手の阿部速秀です。
今回はダンサーの片岡 幹浩さんにお話を伺いました。
かなり壮絶な人生を送っていて、話を聞いていて自分も頑張らなくちゃと思うようなインタビューでした。
これからのダンサーのためにより活躍しやすい舞台を作ってあげるなど、
人としての温かみも感じました。片岡さんのストーリーをご覧ください。
ストーリー
きっかけとチャレンジ
ダンスを始めたのは大学１年の時に文化祭のダンスステージがあった。
大雨の中先輩たちがステージで踊っているのを見たときにすごいかっこいいと思い、そこから自分も始めてみようかなとダンスを始めた。
元々水泳にバスケや少林寺、音楽に関してはピアノを習っていたので、運動神経とリズム感は持ち合わせていた。
大学時代はダンスに加えて、テコンドーもやり、兼部しながら活動ををする事で充実した学生時代を過ごす。
教育学部に進んだ片岡さんは卒業後の進路で親に教師になりなさいと言われていた。
それでもダンスで挑戦したくて、親を説得。
教員採用試験を受けダメだったらダンスの可能性を突き詰めても良いと話がまとまり、
卒業後はロサンゼルスへ飛び、ダンスと英語を学んだ。
辛い日々
24歳の時に東京へ。
アルバイトをしながら掲示板でオーディションを探し、先が見えない生活をしていた。
毎日8時間働き、夜12時頃閉まったスーパーの前で踊ってという日々を繰り返す。
最初のきっかけは世界的ダンサーのMIYABIさんのワールドツアーダンサーオーディションに受かったことから始まった。
日本や中国、上海などをダンスで周り、同じダンサー仲間にスタジオレッスンを持てるように話をしてもらった。
最初はいきなりやっても生徒が集まらないから、スタジオで受付をしたり生徒とコミニケーションを取ることに専念。
人気が出そうならスタジオレッスンを持たしてあげると言う約束でそこでアルバイトをしながらチャンスを待つことに。
また他のところから芸能事務所のレッスンも持てるようなり、ダンスで少しずつお金を稼げるようになってきた。
コンテストへ
自分が育ててきた生徒とともにとある大会へ出場することを決めた。東アジアで1番の振付師を決める大会だ。
そこで見事最優秀新人賞を獲得！！
そこからまた掲示板で仲間を募り、練習をし、クラブなど舞台で踊りながら知名度を広げていった。
努力の甲斐もあり企業に呼ばれ大きな舞台で踊る機会も増えていった。
27歳の時には日本代表としてロサンゼルスで行われた世界大会へ出場した。
自分のスタジオを持つまで
とある会社からオファーがあり、今までフリーで活動をしていたが会社の名前を借りて活動することに決めた。
色々と会社と問題が起き、辛いこともあったが生徒たちのことを思い我慢を続けた。
その会社経由で様々なレッスンを持っていたためやめるにやめられず。
しかし、身体、精神ともに疲れきってしまい、会社を離れ再びフリーになることを決断した。
週に1度自分のレッスンを受けたい生徒を探し、
合間にテナントを探し、2018年に自分のスタジオを持つことができた。
まさに壮絶な人生です！！
現状
現在の活動
練習環境はスタジオを設営し、そこで仲間を育成し、世界大会を目指して切磋琢磨しています。
trainingもダンス以外のあらゆる分野から幅広く取り入れバランス良くどんな動きに対応できるような体づくり、食事管理も併せて意識して進めています。
また片岡さんにはルーティーンが存在します。
まず朝起きてから白湯を飲み、ヨガや体幹を取り入れ、合間に神社までランニング。
神社で瞑想をし精神を高める。これが毎日行なっているルーティーン。意識高いですね。
出場大会は世界大会に繋がる大人数のコンテストに挑戦しています。3年前に日本代表になり世界大会へ駒を進めたのですが結果を残せなかったので仲間と成長しまた世界のステージを踏みしめたいと思っています。
強み
強みは行動力です。裏を返せば失敗もかなり多いのですが、成功するまでトライアンドエラーを繰り返します。自分がこうどうすることにより自然と同じような熱量の仲間と出会うことができるのでそういうエネルギーを持っています。
課題
現在の課題は、練習環境、training環境のために設営しているスタジオの運営資金です。
スタジオのブランド力を上げるために努力している最中です。
自身のスタジオがなければどこかで場所を借りて練習しないといけないのですが、レンタル代も高く、スケジュール調整も、仲間のスケジュール、他の方とのレンタルスケジュールの兼ね合いもありしっかり予定を組んでこの日にこれみたいに固定した練習はできなくなるので自身のスタジオを設営しております。
目標や夢
スタジオメンバーと世界大会にいき結果を残すこと、ダンサーアスリートとしてスポンサーがついて活動できているというプロダンサーの新しい形を後輩に見せ目指してもらえるようになりたいです。
ダンサーはどこからがプロなのかいまいちわからないところが多く、コンテストでたくさん結果を出しても稼げない人も多いし、逆に別にダンスが上手じゃなくてもコネで稼げる人もいます。
そういうのではなくプロアスリートとしてのダンサー枠をつくりたいと思っています。純粋にダンスの技術を高めた人がプロとしてスポンサーがついて自分の技術向上に力を注げる環境をつくりたい、ダンスが好きで本気でやっても稼げないならやらない人、そのためにはバイトしながらダンスをやるしかない
そんな人がほとんどなので新しいダンサーとしてのプロの形をつくりたいです！
片岡さんのスタジオはこちらから↓
まとめ
壮絶で、行動力が半端じゃないですね。
成功する人ってこのくらいトライ＆エラーを繰り返して進んでいるんだなと感じました。
自分も負けてられないです！！
またいい刺激をいただきましたので、競技は違えど切磋琢磨していきましょう！
片岡幹浩さんを応援したい方はFind-FCで！
