こんにちは!競技チアリーディング選手ことメイドインジャパンバイリンガルアスリートとして現在オーストラリアに滞在中の笠原園花です。
2020年に東京オリンピックが開催されるにつき、「英語を習得しよう」という風潮が高まっている日本。先日、BBCの世界の100人の女性に選ばれた高見沢摂子さんはツイッターで「おばあちゃん英語」を展開中。90歳の高見沢さんが今から東京オリンピックに向けて英語を学ぼうという内容です。
私たちアスリートも負けてはいられません。そこで今回は、2020年に向けて頑張る全アスリートに「日本にいながら、忙しいアスリートでもできる英語上達法」を伝授します!
メイドインジャパンバイリンガルアスリートとは
幼少期海外で過ごすことなく、日本国内で育ち、地元の公立学校に通い、日本の英語教育で育ったが、日本で英語を自力で学び、日本語と英語の両方を操れるようになったアスリートのこと。
笠原園花の英語の実力
神奈川県生まれ、東京都育ち。人生初めての海外経験は小学6年生の時の家族とのサイパン旅行(3日間のみ)。それから大学2年生の時にフィリピンに一人旅行をするまでは日本から出国したことなし。その旅行以降、高校卒業まで英語に触れる機会なし。
完全なるメイドインジャパンな私でしたが、大学入学以降、アスリートとして部活動の練習を行いながら合間を縫って英語の勉強をし、現在は、英検準1級、TOEIC920点保持、そして、オーストラリアでローカルの生徒に対して英語でチアリーディングを指導するまでに英語力が上達。
忙しいアスリートでもできる日本国内で実践した英語力を伸ばすための方法
英語の資格試験を定期的に受ける
日本国内で有名な英語の資格の中でも特に安価でかつ就職活動でも評価が高い「日本英語検定(英検)」と「TOEIC」を定期的に受講。英検とTOEICの試験に出題される単語は意外と日常でも使える単語が多いです。
例えばTOEICリスニング問題で頻出の「Sip(飲む、すする)」という単語は今のオーストラリア生活でも頻繁に使っています。TOEICの受験料5725円で資格も取れて、英語の勉強もできてしまうのでコスパも良し。
ただし、覚えた単語をアウトプットする機会は必ず別に設けてください!
大学内の外国人留学生との交流を積極的に取る
通っていた大学に留学しに来ている外国人と友達になるように心がけていました。私の出身大学では、「英語チャットグループ」というお昼休みに留学生1人対日本人学生4人が集まり、30分間英語で話すという交流プログラムがありました。
部活動のミーティングや授業で忙しくとも、週に1回は必ず参加を心掛け、生きた英会話を話す機会としてはもちろん、TOEICや英検で得た英単語をアウトプットする機会としても利用していました。
競技の国際大会でのスタッフを申し出る
私が行う競技、チアリーディングの国際大会が毎年東京で開かれていました。その大会に出場する外国人選手達のお世話をする有給スタッフ業務に応募し、毎年多くの外国人選手達と関わりました。朝から夜まで選手達と英語で話すので、かなりのアウトプット量。
また、約1週間外国人選手達と寝食共にすることで、厚い友情が生まれます。大会終了後もオンラインでメッセージをやり取りし、英語でチャットする機会が格段に増えました。
アルバイトはあえて外国人が多く来る場所を選ぶ
部活動・授業と並行してアルバイトをしていました。しかし、ただお金稼ぎのためにアルバイトをするのではなく、あえて外国人が多く集まる場所をアルバイト先として選ぶことを心掛けていました。
その中でも一番英語力の向上につながったのが、東京・原宿のマクドナルド勤務。毎日のように外国人観光客が来ます。オーダーを英語でとるのはもちろん、無料Wi-Fiはないのか、近くにいい観光場所はないか、明治神宮はどこだ等と業務以外のことを多く質問されます。
アルバイトでお金を頂きながら生きた英語を話しアウトプット量を増やすことができ、当時大学生の私にとっては最適な環境でした。
部活動のオフ期間は必ず海外一人旅行へ赴く
部活動に所属していたので、2日以上のオフは年に2回のみ。それも1週間ずつ。その1週間を使って、海外に一人旅行に行くように心がけていました。グループ旅行だとどうしても日本人同士で話してしまいます。そこで、あえて一人で旅行し、誰も頼ることのできない環境を自分で作りました。
例えば予約先のホテルで「○○という名前でここのホテルを予約しました」という些細な会話でも大きなアウトプットにつながります。
ユーチューブで英単語インプット
最後に、王道のユーチューブ学習。当時私は「バイリンガールちか」が大好きで、1回目の放送から全て視聴し、知らない単語や言い回しは全てメモに取っていました。バイリンガールちかさんはアメリカの帰国子女なので、アメリカで本当に使われている言葉を学ぶことができます。
一番印象に残っているのは、First World Problem(大した問題じゃないでしょ)という言葉。今では頻繁に使っていますが、元はと言えばバイリンガールちかさんのユーチューブから学んだ単語。
尚、有名ユーチューバ―でも発音に訛りのある方が多いですが、バイリンガールちかさんの発音は超ネイティブだそうです。
いかがでしたか?ここまで6つの「忙しいアスリートでもできる日本国内で実践した英語力を伸ばすための方法」を書きました。部活動に所属し競技に打ち込んでいると、海外に長期留学に行って語学習得するのは難しいですよね。
海外で英語を学んだ経験がなくても、資格試験とユーチューブでインプットをし、学内交流や国際大会スタッフ、アルバイトや海外プログラムを通してアウトプット量を増やすことで、海外チームでも通用する英語力が付きました。
忙しくても、お金をかけなくても(むしろお金を頂きながら)できる英語法、皆さんも参考にしてみてください。
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海外で語学を学びながらアスリート活動する仲間も活躍中
私と同じように海外で語学を磨きつつ、アスリート活動する仲間もいて心強い限り!
同じくアスカツ編集部のライターとして活躍するソフトボールの本庄遥さんやバスケットボールの根岸夢さんも頑張ってるので、刺激になります!