こんにちは。
現在、日本代表入りを目標に活動しておりますフィンスイミング選手の世古千紘です。
今回は、スキージャンプの西森海翔(かいと)選手にインタビューしました。
西森選手は、私が以前インタビューさせていただいた藤田慎之介選手の先輩という繋がりがありました!
ウィンタースポーツの勢いが止まりませんね!
西森海翔(かいと)選手の紹介
北海道小樽出身。
1999年7月6日生まれで、先日成人を迎えた20歳。
現在、東海大学2年生に在籍している。
スキージャンプとの出会い
---スキーを始めたのはいつ頃でしょうか?またきっかけは何でしょう?
スキーを始めたのは幼稚園の頃ですね。
きっかけは、おじいちゃんやお母さんの弟など親族がスキージャンプ選手だったことです。
---スキージャンプを競技として取り組み始めた時期は?
小学2年生から地元小樽で競技としてスキージャンプを始めました。
---スキージャンプの魅力は?
人が空を飛ぶということはなかなかできることではないので、スキージャンプの一番の魅力だと思います。
また、スキージャンプを間近で観る方にとっては、風を切る音を感じてもらったり、飛んでいる姿が選手によって違うという点が魅力になり得るポイントだと思います。
現在の活動状況
---練習拠点や頻度は?
大学の部活動がメインとなっています。
平日は大学内のトレーニングジムで陸上トレーニング、土日は近隣のスキー場にジャンプの練習をしに行きます。
最近は、雪が少ないので雪のあるところに合宿に行ったりもしています。
---そうですよね。今年は雪が少ないという話は聞きますが、その影響で練習回数も減ったりしているのでしょうか?
はい。ジャンプ練習回数は減ってしまっている状態です。
---練習環境の確保も難しいですね。ジャンプの練習は北海道以外にも行ったりするのでしょうか?
はい。北海道も雪が少ないため、長野の白馬などに行ったりして、ジャンプの練習確保ができるように取り組んでいます。
復活を目指して
---インハイ優勝経験もあり全日本指定選手だったのですね!
はい。
これまで19歳以下のジュニア枠で全日本指定選手に入っていました。
---今年からその全日本指定選手から外れてしまったとのことですが、その件についてお話し伺ってもいいですか?
はい、大丈夫です。
年齢が上がりジュニア枠から外れるとき、全日本指定選手から外れてしまうということは、そのときの結果からは想定できていました。
---その時の心境はどのようなものでしたか?
ある程度想定はしていたのですが、同じようにジュニア枠から外れた選手のなかにも全日本指定選手として残っている選手もいたので、とても悔しかったです。
しかし今は『絶対また復活してやる!』という強い気持ちで前向きに頑張れています。
大会情報
---現在シーズン中だと思いますが、直近で出場予定の大会はありますか?
直近では、今週末に大会があります。
ただ、同会場で複数大会が予定されているのですが、現段階ではまだどの大会に出場するかは決まっていません。
【第47回HTBカップ国際スキージャンプ競技大会】 日程:2020年1月25日(土) 会場:大倉山ジャンプ競技場(札幌市) 【第59回STVカップ国際スキージャンプ競技大会】 日程:2020年1月26日(日) 会場:大倉山ジャンプ競技場(札幌市) 【FISコンチネンタルカップ2020】 日程:2020年1月25日(土)~26日(日) 会場:大倉山ジャンプ競技場(札幌市) ※以上、いずれかに出場予定。 |
---その直近の大会での目標は?
国際大会なので、海外のトップの一つ下くらいの選手も参加します。
日本選手としても上位に食い込んでいけるように頑張りたいと思います!
コンチネンタルカップ出場の場合は、30位以内に入ってポイントを獲得し、次週のワールドカップへの出場に繋げたいと思います!
今後の目標
---今後の目標をお聞かせください。
今年はワールドカップに出場すること、インカレで優勝することが目標です。
先の目標としては、2022年の北京オリンピックに出場することです。
最後に一言!
練習では思うようにできなくても、試合ではビッグジャンプを決めることができます!
どのような状況でもビッグジャンプが決められるように頑張っていきますので、応援よろしくお願い致します!
まとめ
全日本指定選手から外れてしまい、悔しい思いをされた西森選手。
ですが、西森選手の口からは力強い言葉がたくさん聞くことができました。
そんな西森選手だからこそ、悔しさは必ず力に変わり、結果へと繋げられると思います!
今後のさらなる活躍に期待し、応援していきたいと思います!