アスカツ編集部に、インラインスピードスケート・戸取 大樹選手の2021年10月~2021年11月の活動報告が届きましたので、以下ご紹介させて頂きます。
ロードバイク成績が上がってきました。
インラインスケートの大会がようやく始まり、毎週のように続きます。
他競技との交流が深まっていきます。
ロードバイク🚴♀️
大磯クリテリウム
WALKRIDE主催の本大会は10月〜3月まで大会の少ないオフシーズンに毎月開催されるため、たくさんの自転車乗りが集まります。レベルに応じて細かくカテゴリ分けされ、初心者の入門大会であると同時に上級カテゴリには実業団チームの選手も多く出場します。
カテゴリ分けには自動昇級が適用され(3位以内に入ると次戦で一つ上に行く)、今年初めのレースで「スポーツ」→「ミディアム」に昇級して以来少し停滞していました。
※カテゴリは上から、エリート、エキスパート、ミディアム、スポーツ、ビギナー、ピュアビギナー。
10月のミディアムクラスでは8位に入り、翌11月のレースで3位に入り、ようやくエキスパートへの昇級を果たしました。このカテゴリには実業団選手も入り始め、楽しみになってきます。
また10月大会の個人TTでは9位に入りました。11月にはチームパレードと、チーム対抗の模擬レースがあり、5位に入りました。
こちらからレース当日の様子をお読みください。
第1戦 https://note.com/asmic_cycle/n/nc7bc58e15796
第2戦 https://note.com/asmic_cycle/n/n18e35fbf7e67
トレーニング
現在、ロードバイクトレーニングとしては月水金の早朝週3回、チームトレーニング継続しています。チーム内にはパーソナルトレーナーからトライアスリートなど様々なバックボーンを持つ選手がおり、良い刺激になっています。
インラインスケート
ハッピーカップ愛知大会
通常なら4月からシーズンが始まり大会が続きますが、今年は諸事情が重なり9月まで一つの大会も開催されないまま10月に入りました。
詳細 https://onl.tw/FgHCgwc
動画 https://fb.watch/9GPz8g_-rB/
本大会はそんな情勢を見かねた若手の元選手が中心となって、愛知県連盟に働きかけて実現したものです。愛知県内大会の門戸を全国に開く形で開催され、兵庫や大阪、新潟、東京など主要な地域から、実質的な全日本選手権と言えるほどの選手が集まりました。
レースは3種目を競う形で行われ、日本代表の川口選手と競りながら3000mで優勝、他2種目で2位に入りました。
一方で運営の方にもアドバイスやデザイン制作などで関わり、自身で製作したメダルを自分でもらう形になりました。
本大会は、コロナ渦でモチベーションを落としていたり競技から離れてしまっている選手たちへ向けてメッセージを送る大会でもありました。レースそのものももちろんですが、メダルや運営方法など新しい試みによって関係者が競技の現場に楽しみを見出してくれることを目指し、実際参加者からは引退を踏みとどまったり、心を新たにしたという声が SNSや事後アンケートを通じて聞こえてきました。
東京都クラス別競技会
ハッピーカップの翌週には東京都江戸川区に舞台を移しての大会となりました。こちらも通常であれば都内の競技者を対象とする大会ですが、全国に門戸を開くことで前週と同様の参加者が集まりました。
個人的には残念ながら体調を崩していて、500m3位、3000m3位、総合3位と振るわなかったものの、改めてレースをする楽しみを実感した大会でもありました。
大会概要 http://www.trsf.jp/info/youkou/20211107.html
インラインチャレンジ横浜2021
動画 https://youtu.be/37xlX17VUKY
大会結果 http://www.inlineskate.or.jp/20211114_report.htm
1週空けて11月14日には新横浜で日本インラインスケート協会主催のインラインチャレンジ大会に参加しました。本大会には2016、2017、2020と参加し今年で4回目の優勝(ロードレースエキスパート部門)となりました。
こちらも例年に比べて遠方からの参加者が多かったのが印象的でした。
インラインスケートベーシック
ハッピーカップ愛知県大会の前日、スピード競技者向けの講習会を実施しました。
夏前から講習会をつづけていますが、これが初めての関東以外での開催となりました。なかなか機会が取れないこともあり、今持っている技術をできるだけ伝えようと予定を超えて4時間ほどの講習になりました。子供から大人まで14名の参加でモチベーションの高さを感じました。
本イベントには株式会社ツインズの協賛をいただき、参加者には結ばない靴紐キャタピラン+を参加賞として渡しました。みな喜んでくれて、また中にはすでに愛用している人もいました。
ロングライフスケーティング練習会
フィットネススケーター向けの講習会を5月から継続しています。10月は雨天で中止になりましたが、11月は埼玉県道満公園で開催しました。
毎回参加してくれる方、初めて参加する方、入れ替わりながら少しずつ上達を実感してもらっています。
国内ではスケーティングを継続的に指導する体制が整備されておらず、理論も人材も発展途上です。競技への入り口や生涯スポーツへの足がかりとして少しずつですが広げていきたいと思っています。
ベアリング開発
インラインスケートは用具として部品点数が少ないので、一つ一つの性能向上が重要で、ベアリングはその中でも各メーカーが凌ぎを削る箇所です。
スケート業界で実績のあるNINJA BEARINGを展開する株式会社JMとは20年来のお付き合いをさせていただいています。その中で今回、よりスピードに特化したベアリング開発に協力させていただき、製品に名前を入れていただきました。僕自身の長年の夢の一つであり、自信を持って世に紹介できる商品になりました。
ランニング・スパルタントレーニング
ランニング
専門ではありませんが、最近わりと走れるようになってきていて、ある程度走力のあるグループでのトレーニングに参加しています。走れるようになってくると大会にも出てみたいなと思い始め、冬場に何か一つと考えています。
スパルタントレーニング
Teddy’s Bondsというチームの練習に参加させてもらってスパルタンレースのトレーニングをしています。スパルタンレースは、重いものを持ち上げたり、鉄棒を登ったりといったハードな障害物をクリアしながら走り抜けるレースで、近年人気上昇中です。大会に出るかどうかは考え中ですが身体の強化につながればと考えて参加しています。
交流
Find-FC アスリート交流会
お世話になっているFind-FCのアスリート交流会に参加しました。実に様々な競技の選手が加わっていますがどなたも広い視点を持った選手ばかりで、狭窄しがちな活動の中で良い刺激をもらっています。
コンプレスポーツアンバサダーの会
トップアンバサダーとして携わらせていただいているコンプレスポーツの交流会に参加しました。
登録されている方はトレイルランニングやトライアスロンなどでほとんど伝説とも言える実績を残している方ばかりで、インラインスケーターとしてどんな知見を提供できるかと心配ではありましたが、異分野の話に興味を持っていただけたようでした。逆に僕自身にとって未知の世界であるトレイルランニングの話を、トップ選手たちがその時々の心境まで交えて聞かせてくれたことが本当に面白く、競技へ多いに興味をそそられました。
インラインスピードスケート・戸取大樹選手を応援しよう!
活躍の幅を広げる戸取選手に今後も注目です。
アスリートとスポンサーを繋ぐFind-FCでは、戸取選手を応援・支援してくださるスポンサー様を募集しております。
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