2020年9月から10月にかけて、日本女子ソフトボールリーグが1~3部までコロナ禍で観客を制限しながらも全国各地で開催されました。
本大会では、アスリートとスポンサーを繋ぐFind-FCに登録している本庄遥選手が参戦し、Find-FCの2020年9-10月度のインセンティブスポンサーをかけて大会に臨みました。
Find-FCインセンティブスポンサー制度とは
様々な大会やアスリートを活動を通じて、明確な目標を立て、その目標に向かって精進し、その結果その目標を達成することでの成果報酬としてスポンサー料を取得できるという極めてシンプルな制度です。
日本女子ソフトボールリーグとは
女子リーグは日本協会と協会下部組織の日本女子ソフトボールリーグ機構の共催で開かれている。1~3部にカテゴリー分けされている。女子1部:12チーム、女子2部:8チーム、女子3部:5チームでそれそれのカテゴリー毎の総当たりでリーグ戦を行う。
フリーソフトボーラー・本庄遥選手の目標は、リーグ3部優勝&防御率ベスト3。
今回、期間限定で実業団チームであるペヤングに入団したフリーソフトボーラ―選手が目標として掲げたのは、チームとしては日本女子ソフトボールリーグ3部優勝、そして、個人としては日本女子ソフトボールリーグ3部防御率ベスト3に入ることでした。
注目の大会結果は…
本庄選手は、3部リーグ、ペヤングの選手として出場。チームとしては2勝6敗でリーグ5チーム4位、個人成績は防御率4.03で規定投球回数を超えた7名の中で5位という結果でした。
本庄選手ご本人からメッセージを頂いてますので、以下ご紹介させて頂きます。
チームにとって今季初優勝に貢献しましたが、その後の試合で走攻守うまく噛み合わず、3部リーグ4位の結果となりました。
今年はコロナで海外に挑戦することが非常に難しい中、ご縁がありペヤングの選手として活動しました。大会が始まる2週間前からチームと合流し、練習をしてきました。
8試合の中で結果を出すのは非常に難しかった中で、初めの一勝を勝ち取れたことは非常に良かったと思います。しかしながら、そのあと勝ち星をつけられることはできず、悔しい結果となりました。
今回の結果を胸に、今後の活動に生かしていきたいと思います。
筆者の目線
今回、筆者もリーグ戦のうちペヤングチームの2戦観戦させて頂きました。試合としては上記の通りですが、実情を申し上げると、選手兼任監督を除くとチームは10名の構成。ピッチャーも本庄選手と、エースの川添選手の2名体制で、自分が投げていない時は外野手に回るという体制でまだ暑さの残る中、常にグランドに出ていないといけない状況。
その少人数体制とその暑さの中で、善戦するも回や試合を重ねる毎に、見た目でも明らかにスタミナ的に厳しい状態に陥ってる様子でした。取材を進めると、本庄選手の除いた所属選手たちは実業団チームと言えども、普段はフルタイムで働き、時には残業もした後に練習をしているとのこと。決して完全に競技に集中できる環境とは言えない中でも、精いっぱい最後まで大きな声で笑顔で戦っていたのが印象的でした。
一方で、本庄選手も、フリーランスとして様々な業務をこなしながらチーム練習への参加や、大会で結果の残さないといけない立場。他の選手と立場こそ違えど、同様に完全競技に集中できる環境ではなかったということで、改めて仕事と競技を両立して行う難しさを痛感したのではないでしょうか。
本事例は、日本のアマ・プロスポーツ界の現状の課題であり、それをどう改善していくかは、企業や地域の理解や環境づくり、スポンサーやサポーターの支援の必要性を改めて感じます。アスカツとしてもその課題を解決できる一旦を今後とも担えればと考えてます。
本庄遥選手を応援しよう!
アスカツ・Find-FCでは、引き続き、本庄選手を応援・支援してくださるスポンサー様、サポーター、ファンの皆様を募集しております。詳しくはFind-FCをご覧ください。