皆さん、こんばんわ。自らウルトラマラソンに打ち込みながら、様々な形でアスリートのサポートをさせて頂いてます、アスカツの編集長の吉沢です。
ちょうど2019年のマラソン全25レースをすべて終了し、2020年のレースに向けて日々トレーニングを積んでおります。来年は3月に24時間走世界選手権の選考も兼ねる神宮外苑24時間ウルトラマラソンや、ゴールデンウィークに行わる国内最長514㎞のウルトラマラソンへの出場が決定しており、上位の実績を出して、秋には海外のウルトラレースにも挑戦していきたいと考えてます。
…という私のことはこのあたりにして、今回のコラムはスポンサー心理として、同郷や出身校の後輩は応援したくなるものです。私の実話をもとにお話したいと思います。
プロフィールに出身地や出身校を記載する意味
アスカツの運営会社であるKプロデュースとして初めてスポンサードさせてもらったのが、小生の故郷・宮城県出身で、さらには母校・仙台第三高校卒の女子フェンシングの狩野愛巳選手です。アスリートとスポンサーのマッチングサイトFind-FCを通じて、アスリート登録エントリーをしてきてくれて、原則登録アスリートとは直接面談させてもらってるんですが、書類審査の段階で母校が一緒ということで何かのご縁を感じた為、スポンサードすることは半ば面談前に決めていました。
Find-FCでは、プロフィール欄にできるだけ出身地や卒業校を記載することをお勧めしてます。
スポンサーをする決め手が、その出身地や母校が一緒だから…なんてことも多少どころか大きく作用する可能性が高いです。やはり地元の子を応援したいという心理は、企業のみならず、一般の方も往々にしてある話かと思います。
出身地のメディア(地方新聞など)が取り上げてくれる!
狩野選手については、ここ1年以上腕の故障に苦しんできましたが、春先行われたユニバーシアード代表選考会で3位に入り、復調の兆しも少し見えたところでしょうか?
その模様も、地元紙の河北新報が取り上げてました。ある意味、これも地元選手を応援したいというメディア側の姿勢ですね。
そして、先日のフランスのワールドカップ団体戦では12年ぶりの銅メダルに貢献するなど完全復活も誓うのではないでしょうか?
OBやOGの後輩に対する想いは強い!
また、Find-FCのアスリート交流会などでも度々利用させていただいている新横浜にあるアスリート中華ダイニングのイーチャン様。
こちらのオーナーの宮崎さんは複数のアスリートを支援されてますが、日本体育大学のご出身ということもあり、現在ボがリビアのサッカーのプロリーグに挑戦している西 昂佑選手が日本体育大学出というご縁で、西選手がボリビア出発直前にスポンサードしていただくことを決めて頂きました。やはり、母校の後輩を応援したいという想いの強さは、OBやOGの皆さんきっとどこかにお持ちですね。
アスリートができる地元や出身校への恩返しは何か?
このように、地元や出身校が同じアスリートを支援したいと想いのある方がいる一方で、自分を育ててくれた地元や母校への愛を持ってるアスリートも多いかと思います。競技や競技外でも自分が育ててくれた恩返しとして、どのようなことができるかも考えて、発信・行動していくことで地元での支援の輪も広がってきます。
纏めると…
●アスリートは、プロフィール等には地元や母校を明記する
●アスリートは、出身地や母校にどのような恩返しができるかを考えて、発信する
●OBやOGは後輩を支援したいというマインドを持っている
上記を踏まえると、スポンサー獲得へのまた新たな動き方もできるのではないでしょうか。