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【アスリートインタビュー】氷上のイケメンスピードスター!松井大和選手の魅力に迫る

【アスリートインタビュー】氷上のイケメンスピードスター!松井大和選手の魅力に迫る

みなさんこんにちは!オーストラリアで女子サッカーをしている大宮玲央奈です。

今回のピックアップアスリートは、スピードスケート500mと1000mの松井大和選手です。

自己紹介

ーーーまずは自己紹介をお願いします。

こんにちは!
スピードスケート、ナショナルチームに所属している松井大和です。
種目は500mと1000mの短距離をしています。よろしくお願いします!

スピードスケートを始めたきっかけと魅力

ーーースピードスケートを始めたきっかけは何だったのでしょうか?

私の地元十勝の鹿追町では冬になるとグラウンドを凍らせて、体育の授業でスピードスケートをやるような環境だったんです。その授業で滑れるように姉の練習について行ったのがスピードスケートを始めたきっかけだったと思います。
当時3歳とかだったと思うのですが、身近にありすぎて気づいたらやってたという感じなので正直あまり覚えてないんです。

ーーー競技の魅力を言葉で伝えるのは難しいと思うのですが、教えてください!

点数を競い合うゲーム性や芸術性を磨くといったものではなく、タイムを競うというシンプルさが面白いところです。
もちろん加速やコーナリングのうまさなど個人の特徴もあるのですが、“速い人が勝つ“というわかりやすさはスピードスケートの魅力だと思います。

自分の競技を客観的に伝えるのって難しいですね。

ーーー競技者としての楽しさはまた違うのでしょうか?

そうですね、競技者としては記録が伸びることが唯一楽しいことですかね。
たった1日の喜びのために地味でキツい練習をコツコツやり続けています。

ーーー団体競技をしている私にとって、個人競技は本当にすごいなと思います。

常に自分との戦いですね。
いくら練習が良くても本番に合わせられなかったら意味がないので。
オリンピック経験者でも、世界大会で毎回メダルを取ってるような選手でも、オリンピックではメダルが取れないなんてこともよくある話なのでそういう厳しさの中で戦っているところまで見てもらえたらいいなと思います。
メンタルも強く保っていないといけないですね。

現在とこれまでの活動状況

ーーー現在の活動状況を教えてください。

基本的にはナショナルチームで活動しています。
夏場のトレーニングは主に北海道帯広市で行って、シーズンが始まると長野県やワールドカップシリーズが開催される各国へ遠征に行きます。
日本代表に選ばれるかどうかでもシーズン中の動きが大きく変わってきます。

ーーー夏場の雪が少ない時期はどのようなことをしているのですか?

北海道は平地が多いのでロードバイクで長時間練習をします。
2時間半とか漕ぎ続けてます。
実は走るよりもアップダウンのない平地を漕ぎ続けるロードバイクの方が、スピードスケートの筋肉の使い方と似ていて中強度の有酸素運動が肺活量のトレーニングにもいいんです!
ロードバイク苦手なんですけどね。

ーーーオランダで開催されたW杯シリーズファイナル出場、お疲れ様でした!

ありがとうございます。
W杯シリーズファイナルは今シーズンの世界ランキング上位20位までの選手が出場できる1年の締めくくりの大会です。
私は前半戦のW杯で1度優勝して世界ランク7位にいるのですが、それでも他の日本人選手は2、3、4位につけているので日本のレベルは過去に見ないくらい相当高いです。

ーーー最終ポイントは5位でした。感触はどうでしたか?

500m1本目が6位、2本目が5位で最終ポイントランキング5位で終えました。
2ヶ月半ぶりのレースということもあって少し緊張感はあったのですが、そこまで悪い感触ではありませんでした。
ただタイム差も2本目は僅差でしたし、メダルも狙っていて取りたかったので悔しいですね。

SALT LAKE CITY, UTAH – DECEMBER 03: Yamato Matsui of Japan performs in the men’s 500 meter event on Day 1 of the ISU World Cup Speed Skating at Utah Olympic Oval on December 03, 2021 in Salt Lake City, Utah. (Photo by Alex Goodlett – International Skating Union/International Skating Union via Getty Images)

北京五輪の逸機を糧に

ーーー北京五輪を後少しのところで逃して悔しい思いをしたと思うのですが、今振り返るレース前とレース後の心境をお聞きしてもいいですか?

そうですね、正直レース前とレース後の心境の違いはそこまでありません。
北京五輪に出れなくなり一旦競技から離れて心をリセットしました。

オリンピックも見たのですが、ちょっとまだ自分ではあそこでメダルを取れていないなと思いました。
実際W杯でも優勝していますし運が良ければ可能性はあったのかもしれないですけど、まだ自分にはあそこのステージで勝てるレベルにはいないと感じました。

ーーー以前今後の目標を聞いた時は、今はただ北京五輪へのレースに集中したいと仰っていました

大きな大会への切符がかかっていたので、とにかくそこに集中して悔いの残らないように戦うことだけを考えていました。
それが一旦終わって精神的にも解放された今思うのは、W杯シリーズファイナルもありますし、一つ一つの大会に向き合ってもう一度表彰台に乗りたいですね。

なかなか簡単にまた4年後のオリンピックがどうこういうことはできないのですが、目の前のことを頑張っていけばその時にまた道も開けてくるだろうし考えとかも決まってくると思うので。
気持ちも切れていないですし、とても前向きでなのでまた頑張りたいですね!

SALT LAKE CITY, UTAH – DECEMBER 03: Yamato Matsui of Japan performs in the men’s 500 meter event on Day 1 of the ISU World Cup Speed Skating at Utah Olympic Oval on December 03, 2021 in Salt Lake City, Utah. (Photo by Alex Goodlett – International Skating Union/International Skating Union via Getty Images)

今後の目標や課題

ーーー先ほどと少し重複してしまうのですが、今後の課題や目標を教えてください。

オリンピックに出て観客を興奮させるようなパフォーマンスを発揮させることが夢であり目標です。
そのためにはオリンピックという狭き門を通過しなければなりません。
課題としては、常に世界トップクラスのパフォーマンスを発揮する力をまだつけていません。
一発高い力を発揮することはできても常に高いレベルのパフォーマンスを発揮できなければワールドカップの総合のポイントランキングが下がってしまうのでコンスタントに力を発揮できるようにしたいです。

ーーーオリンピックに対する気持ちが伝わります。

常に勝つことは難しいからこそ追い求めたくなります。
誰もが簡単に辿り着けない舞台だからこそ、価値あるその舞台で戦いたくなります!

ーーー強みはなんですか?

競技面で言えば失速せずにまとめられるテクニックがあること、姿勢の低さです。
緊張とかもするんですけど、あまり考えすぎずにいようとできるところも強さなのかなと思います。

プライベートは、、なんですかね?
自分で決めたことは深くやり切るとかですかね。

ーーースピードスケーターのプライベート気になります!

SNSでの活動もこれから頑張っていこうと思っているので見ていただけたら嬉しいです!
インスタグラムでも競技中だけでなく普段の姿も載せていこうと思っています!!

ーーーそれは見るしかないですね。本日は楽しい時間をありがとうございました!

みなさん是非チェックしてください!
こちらこそありがとうございました!

あとがき

松井選手と話をしていく中で、サッカーのような点数を重ねて勝利を目指すスポーツをしている私にとって、スピードスケートのように少しでもタイムを縮めて勝利を目指すスポーツの厳しさがとても勉強になりました。
趣味がギターというところもかっこよさをさらっとプラス。
SNSにも力を入れるということで松井選手の今後の活躍に目が離せません!

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松井選手のプロフィール

松井 大和(スピードスケート)

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