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「メダルを取ることで競技自体を盛り上げたい」馬術界の若き開拓者・高橋駿人さんの志

「メダルを取ることで競技自体を盛り上げたい」馬術界の若き開拓者・高橋駿人さんの志

こんにちは。東京都フットサル1部リーグのマネージャーとして、リーグ制覇を目指している河合萌花です。先日、馬術でオリンピックメダリストを目指す高橋駿人さんを取材させていただきました。

突然ですが、もしご自身が「トップアスリートになりたい」と思ったら、学生時代どんな場所を探しますか?例えばマラソンなら駅伝に出ている大学、野球やサッカーなら優勝経験豊富なクラブチーム…少なくとも私なら実績があって、その世界で名が通っているところを選ぶだろうと思っていました。

「実は慶應って…周りの大学に比べて弱かったんです」

高橋さんに大学時代の競技生活について伺い始めた時、遠慮がちにそう答えました。なぜ…わざわざ…
しかし私は、話を聞き終わった時、この選択にこそ“高橋駿人らしさ”を感じました。

競技との出会い

高橋さんが馬術と出会ったのは小学校5年生の時。小さいころから動物園などでの馬との触れ合いに喜ぶ姿を見ていたご両親が、乗馬クラブに連れてってくれたことがきっかけでした。実際にそこで「馬に乗る競技」に触れ、「ここで自分もやりたい!」と思ったそうです。
馬に騎乗して、規定のコース・障害物をクリアするスピードや正確性などを競う「馬術」。馬に乗ること自体は年齢を重ねても、あるいは厳しいトレーニングを積まなくても楽しめるため、趣味として続けられる方も多いそうです。ですが、高橋さんが選んだのは「競技者として上を目指す道」。指導者にも恵まれながら、練習そして実績を重ねていきました。

小学校6年生の時に初めて出場した障害競技

(写真:小学校6年生の時に初めて出場した障害競技)

競技者としての分岐点

競技者なら少なからず経験する「この先も続けるか」という迷い。高橋さんも、大学進学の際には迷い悩んだそうです。しかしいくつかの大学の馬術部を見る中でフィーリングが合い気持ちが固まった場所、それが慶應義塾大学の馬術部でした。
冒頭でも触れましたが、「慶應が強かったから」というわけではありません。どころか、高橋さんが入る前は目立った実績も見当たらないくらいでした。しかし高橋さんは、自身が競技者として成長するとともに、「組織を強化していく」という取り組みにも関心があったそうで、ここなら自分の志を叶えられる、と思い入部を決断しました。

高橋駿人さんの大学時代

(写真:高橋駿人さんの大学時代)

大学時代の戦績

大学4年間を通して、高橋さんは「かけがえのない成果」を手にする一方、「悔やんでも悔やみきれない敗戦」を味わったと言います。何よりも嬉しかったのは、全日本学生賞典馬術大会という大会で、団体3位入賞を果たしたこと。そう、強くなかったはずの大学の馬術部で、「団体」での入賞を果たしたのです。
一方で、何年も前から目標にしてきた大学4年時のアジア大会で、高橋さんは最後の最後に落馬。この時はしばらく気持ちが塞いでしまうほどの落胆を味わったと言います。

慶應大学で入賞した際に、仲間と

(写真:大学で入賞した際に、仲間と(騎乗しているのが高橋さん))

今後に懸ける思い

高橋さんは今春に大学を卒業し、競技者として海外でトレーニングを積み、さらなる高みを目指す道を選びました。本人にお聞きすると、海外に渡る競技者は馬術界でもほとんどいないそう。しかし自分をより高いレベルで鍛え上げ、夢のオリンピック出場を叶えるため、その決断を覚悟しました。
「自分が馬術で大きい成果を出せたら、日本の馬術界の振興にもなる」と彼は口にしていました。自身の夢、そして自分を育ててくれたスポーツへの還元を強く意識しながら、22歳の高橋駿人は大きい一歩を歩みだそうとしています。

結び

高橋さんと私は今回が初対面でしたが、実はいくつかの共通点がありました。その中の一つが4年間を過ごした大学、そして今マイナースポーツの中で生きている、ということです。
同級生を見ていると正直スポーツ以外の世界で生きている人の方が圧倒的に多く、高橋さんもこの4月を迎えた際には少なからず戸惑いを覚えたそうです。
しかし、私は彼が自身の大成だけではなく、馬術界全体への盛り上げを見据えている話を聞いて、大学生活の中で「組織の成長を考える」という経験をした意味を強く感じました。そして僭越ながら、私もフットサル界について改めて同じ思いを抱きました。
貴重なお時間、本当にありがとうございました!!夏からの海外での成功、大いに期待しています!!

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