カーラッピング広告によるスポンサー企業や商品のPR活動
アスリートの認知度や成績に関係なく、スポンサーにメリットを提供可能な方法として自家用車、トランポでのカーラッピング広告によるスポンサー企業や商品のPR活動があります。
アスリート度:★☆☆☆☆
実施難易度 :★★★☆☆
売上貢献度 :★★★★★
カーラッピング広告は、走る広告塔として企業が自社所有の車に施したり、バス・電車等の公共交通機関の車両広告として販売されています。スポンサー企業への売上貢献度が非常に大きく、アスリートとしての成績、露出に関係なく効果を発揮できるスポンサーメリットです。
カーラッピング広告と他の広告宣伝手法との費用比較
公共交通機関のバスなどが車両広告を商品として提供しています。そういった広告を比較費用として提示することができます。バスの広告費用は走行場所によって料金が異なってきますが、年間100~400万円くらいが相場です。
自家用車、トランポで走行することが多い場所のバス等の広告費用をインターネット等で検索をして、提示することで、費用に対する妥当性を提示できます。
ただ、公共交通機関に比べると信頼性が低いという点で広告効果は低くなりますので、公共交通機関の費用の50%~70%くらいの費用提示が妥当と考えれます。
カーラッピング広告を提案する場合のワンポイントアドバイス
走行場所、距離を明示しましょう
カーラッピングをした車を走行する場所や距離を明示しましょう。スポンサー企業が店舗の場合には、走行する場所によって広告効果が大きく変わってきます。
走行に関する取り決めや約束を明示しましょう
カーラッピングは、企業のイメージを背負って走行することになります。暴走行為はもちろんのこと、違反や事故は企業にマイナスイメージを与えてしまうことなります。
そういった走行はしないという約束や、違反等があった場合にはスポンサー費用の減額などを契約書に明示することもスポンサー企業に安心感を与える一つの方法です。ゴールド免許の人は、免許を提示することもプラス材料になります。
カーラッピングにかかるコスト負担の取り決め
カーラッピングにかかるコストは、デザイン制作費とラッピング施工費用があります。走行にはガソリン代が発生しますが、通勤等にかかるコストですので、ここでは算定外と考えます。およそ30~50万円の費用が必要となりますので、このコスト負担をアスリート、スポンサー企業どちらが負担をするのかを取り決めておく必要があります。
デザイン費用:10~20万円(スポンサーと調整が必要です。)
ラッピング施工費用:30~50万円(車の大きさによります。)
車両全面広告は屋外広告となりますので、都道府県の条例確認を
車両全面広告は屋外広告となります。都道府県の条例によって面積等が定められていますので、事前に確認をするようにしましょう。提案にあたってスポンサー企業に迷惑をかけないこと、事前に確認をしておくことも重要なことです。
カーラッピングまでせずにロゴ掲示などの方法も
車両全体にラッピングするとなるとラッピング費用だけで大きなコストとなります。また、条例等でできないケースもあります。スポンサー企業のロゴのみ掲示する。車両の一部のワンポイント掲示であれば、問題がないケースがほとんどですので、そういった形での広告提案も一つの方法です。
スポンサー企業の見つけ方アドバイス
カーラッピングの提案を受けてもらいやすい可能性のある企業は、以下のような企業があります。
・バス等にすでにラッピング広告を出している企業
・自社の車などにラッピングをしている企業
・チェーン店など広告対象となる地域が広く、広告効果の波及が大きい企業
カーラッピング広告に関する情報サイト
施工などを含めて、いくつかの関連サイトを紹介させていただきますので、参考材料としてください。