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【ステアクライミング】2023STAIRCLIMBING JAPAN CIRCUIT名古屋大会、階段坊主・矢島昭輝のレースレポート

こんにちは、階段坊主こと矢島昭輝です。

今回は地元栄のシンボルである中部電力ミライタワー(旧、栄テレビ塔)にて、ステアクライミングの大会が開催されましたのでレポート致します!

2023STAIRCLIMBING JAPAN CIRCUIT名古屋大会概要

ステアクライミングは高層ビルや高層タワーの階段を駆け上がるレース。

日本のみならず海外でも年間300ほどのレースが毎年開催されており、新しい都市型ランニング競技の一種として人気急上昇のスポーツです。
昨年、名古屋、 東京、大阪のランドマークを舞台に国内初としてスタートしたサーキットレースが再び開幕。

今年も国内3大都市圏のランドマークを舞台に全3戦の開催が予定されており、本大会の名古屋がサーキット初戦の大会となります。

名古屋大会ではゲストランナーとして、2022年日本ランキング1位の渡辺良治選手、芸能界きっての韋駄天・森脇健児さん、ランニングインフルエンサーとして活躍する三津家貴也さん、志村美希さん、きゃっするひとみーさんたちが招かれ、会場を盛り上げました。

ゲストランナーの方々のタイムの記事の最後にまとめてあります。他選手と見比べてみましょう。

 

昨年度より始まったステアクライミングジャパンサーキット(以下、SJC)

2023年の舞台はこちら。
第一戦 名古屋大会、中部電力ミライタワー
第二戦 大阪大会、あべのハルカス
第三戦 Coming Soon

各大会の順位でポイントが割り当てられ、全三戦の合計ポイントで年間ランキングが決まります。

名古屋大会の舞台は栄のシンボルである中部電力ミライタワー。
高さ90m(415段)の展望台まで駆け上がるコースで、子どもから大人まで総勢500人超えの参加者が階段を楽しみました。

 

ステアクライミングのレースの楽しみ方

「階段登るのきつそう、、」と思ってしまう方もご安心ください。

もちろん「タイムを目指して上位を目指そう!」という方には存分に乳酸地獄と闘ってほしいですが、本大会の楽しみ方はそれだけではありません。

階段坊主がおすすめする出場の仕方は主に3つです。

 

記録狙いで出場

これはオーソドックスに自分の最高タイムを狙うための出場。

自分の全てを出し切って最高タイムを目指しましょう。

表彰台に登ること、誰かに勝つことも大事ですが、それだけがレースではありません。

過去の自分のタイムに勝つことが実は一番大事だったりします。

過去最高の自分を目指して日々精進しましょう!

 

~上位を目指す方々へ~

タイムによっては来年度に「エリート部門」に選出され、年間ランキングの挑戦対象者となることが出来ます。

ちなみに階段坊主は2022年日本ランキング2位です✌

下記リンクより、エリート部門の選考基準を確認できます。

https://sjc-kaidan.jp/pdf/sjc_2024_yoko.pdf

エリート部門は大会公式ウェアを着用しての出場となります。よりバチバチしたい方は是非エリート部門を目指して大会に臨みましょう!!

 

会社や部活の仲間と出場

階段登りを通じて仲間と交流を深めましょう!

同じゴールを目指して汗水流した仲間は一生もの。

「栄テレビ塔を駆け上がったことがある。」というのは、どこでも使えるネタになる上に、社内や学校で話題に出来ること間違いなしです。

ちなみに、今回の名古屋大会では社員グループやレスキュー隊グループなどが参戦していましたね。グッドです。

 

ステアクライミングの不思議な所は「誰に適性があるか分からない」という所。

ランニングが速いから階段も速い、というわけでもなく、逆にいうと、ランニングは遅いけど階段なら速い、という人もいたります。

階段坊主がその典型でして、実は平地は10kmも走ることが出来ません(笑)

平地を走ったらどっこいどっこいの仲間でもステアクライミングでは圧勝できるというのが稀にあります。

「走るのが遅いしな。」と思っても臆することなく、楽しむ気持ちでまずは仲間内で固まってエントリーしてみましょう!

知り合いの子どもたちも仲間グループで参加!ここから未来のエリートが生まれる予感(^^)

 

親子での参加

親子で同じゴールに向かって走り、その合計タイムで順位も決まる。

楽しいこと間違いなしです!

親子が協力して順位を競うという機会は、日常でそうそうあるわけではありません。

子どもの本気の姿から感じるものも沢山あるだろうし、逆にお父さんお母さんの本気の姿を見ることで何かを感じるお子さまも沢山いるでしょう。

年に一回、親子のいつもとは違ったコミュニケーションの場、挑戦の場にしましょう!

~参加した親子の感想~

親「まさか子どもに負けると思いませんでした。普段一緒にランニングしてますが、平地と階段では全く違いますね。

こんな形で子どもの成長を感じるのは、嬉しいのやら悲しいのやらです(笑) 来年も走ります!」

子「学校だと階段は走ると怒られるけど、レースだと沢山走れるから楽しかったです。

あと、平地ではお父さんに勝てないけど、階段ではお父さんに勝ったので満足です。次は学校の友達とも走ります!」

2023STAIRCLIMBING JAPAN CIRCUIT名古屋大会エリート部門TOP10

MEN
1 高村 純太(新潟県) 01:42.22
2 矢島 昭輝(愛知県)01:43.08
3 小山 孝明(東京)01:46.01
4 加藤 浩(神奈川県)01:46.51
5 佐藤 あきら(愛知県)01:48.48
6 涌嶋 優(静岡県)01:51.25
7 鈴木 一馬(愛知県)01:54.61
8 中川 貴晴(東京都)01:54.72
9 緒方 航(愛知県)01:58.42
10 藤田 真幸(埼玉県)02:01.38

WOMEN
1 立石 ゆう子(埼玉県)02:32.27 ※NEW RECORD!!
2 沢田 愛里(北海道)02:39.43
3 長谷川 由理(愛知県)02:41.44
4 サンドホファー・リン(愛知県)02:41.58
5 國本 智世(東京都)02:44.47
6 原田 知華子(東京都)02:44.53
7 本郷 沙穂(岡山県)02:50.56
8 坂本 綾(埼玉県)02:50.89
9 小池 未絵奈(埼玉県)02:53.06
10 須藤 理絵(神奈川県)02:59.06

ゲスト
渡辺良治   01:41.62
森脇健児   02:53.99
三津家 貴也 02:17.81
志村 美希     03:14.14

 

階段坊主・矢島昭輝の総括~感謝~

今回の名古屋大会は地元での開催ということもあり、私のスポンサー様や個人支援者様にも多く応援を頂いている中でのレースでした。

当日の出走は19:00からでしたが、14:00辺りから色々な方がお忙しい中応援に来て下さり、本当に胸が温まりました。

そのような中で優勝報告が出来なかったことを不甲斐なく感じる部分が少なからずあります。

しかし、皆さまの後押しやスタート時の応援がなければ、表彰台にすら上がれなかったかもしれません。

私のスタート時は多くの方が「坊主ー!!」「坊主ー!!」と声を掛けて下さり、その声援の大きさは1分前に出走した選手にもその声が聞こえるほどでした。

スタート時の声援の多さは群を抜いていました。あの応援がおかげで最後まで頑張れたかと思っています。
本当にありがとうございます。

地元名古屋大会では優勝を逃しましたが、続く大阪大会や東京大会ではしっかりと成績を残します。

そして、年間チャンピオン『階段王』の名を獲りますので、変わらぬ応援をよろしくお願いします!

階段坊主・矢島昭輝スポンサーの皆様

この度、たくさんのスポンサー企業様、支援者様に多大なるご支援をいただきまして、参戦させて頂きました。改めて御礼申し上げます。

株式会社SMI 様
杉浦歯科医院 様
かじデンタルクリニック 様
PYC株式会社 様
ABC整体スタジオ 名古屋伏見店 様
株式会社カーライフサポート 様
Find-FC 様
Kプロデュース株式会社 様
フタムラ化学株式会社 様
葵工業株式会社 様

階段坊主・矢島昭輝のコースのアドバイス

大事なこと3つを選出
•ダッシュはしない
•手すりを存分に使う
•一定ペースで進む

名古屋大会の舞台である中部電力ミライタワーはとにかくコースがテクニカル。

序盤、中盤、終盤で全くコースの表情が変わるので下見は必須です。

下見時間などについては、こちらを参考ください。

終盤から斜度が一気に上がるため、そこをいかに対応するかがタイムの分かれ目。

そのためには、序盤の5階アップとその次にくる平地ゾーンをいかにセーブして楽に入るかがとても大事です。

「少し遅いかな?」ぐらいが序盤は丁度いいので、序盤の頑張りすぎは禁物です。

一瞬の「速さ」ではなく、トータルの「早さ」を競うのがステアクライミング。
ペース配分をしっかりと見極めて、「早さ」で勝負しましょう。

①「序中盤を早く走って、終盤の貯金にしよう。」
②「序中盤を遅く走って、終盤から上げよう。」
③「全部一定ペースで走ろう。」

この3つで考えるなら、良いタイムが出る順としては③→②→→①です。
参考ください。

2023STAIRCLIMBING JAPAN CIRCUIT名古屋大会エリート部門選手

男子1位、高村淳太

2022年ステアクライミング世界選手権6位
2022年全日本バーティカルランニング選手権3位。

階段界でメキメキと成績を出している高村純太選手は雪上スポーツをメインにされている選手。

高村選手も前回大会よりも3秒タイムを上げてきました。2分弱のレースで3秒タイムを上げることはとても大変なことです。

私も前回大会より3秒タイムを上げましたが、高村選手の名古屋大会に掛けた努力量や研究量にわずかながら及ばなかったようです。

今回は負けてしまいましたが、次回令和5年6月4日の東京タワー階段競走では階段坊主、リベンジを図ります!

男子3位、小山孝明

階段坊主の名付け親にして、階段界のボス。

ただの体力があるお坊さんだった私を階段界に誘って頂いた方であり、「この人を超えよう。」と最初に目標にしたアスリート。

昨年度のシリーズでは全大会で表彰台を逃していた小山選手ですが、海外戦での表彰台で勢いがついたのか、2023SJC初戦ではしっかりと表彰台に登ってきました。

令和5年6月4日には私と小山選手が出会った東京タワーにてレースが行われます。

前回の東京タワー階段競走にて、私は恐れ多くも小山選手に「一騎打ちをしましょう。」と宣戦布告をしました。

名古屋大会にて3位の小山選手、2位の階段坊主、1位の高村選手、東京タワー階段競走では誰が勝ってもおかしくありません。

白熱した戦いを是非ご期待ください!

女子1位:立石ゆう子

VWCワールドランキング3位の実力者。

去年に引き続き、他に追随を許さない圧倒的なタイムを叩き出し優勝。

今回の一位もとても名誉あるものですが、本人曰く
「世界で戦うには2:30を切る必要がある。」
とのことで、あと2秒を以下に縮めるかが今後の課題のようです。

勝敗で一喜一憂せず、世界基準で物を見る。
私もその精神を見習っていきます。

女子2位:沢田愛里

トライアスロン歴20年、デュアスロンでは日本チャンピオンにまで登り詰めた選手。

ステアクライミングの登板力に足の力は必須。

かくいう階段坊主の体力の下地にも、少なからず自転車があります。

自転車界、格闘技界、ランナー界、様々な分野の人たちが活躍できるチャンスが大いにあるのがステアクライミングの魅力!

少しでも興味がある方は次回の大坂大会をチェックしよう!

女子3位:長谷川由理

マラソンにウルトラマラソンになんでもこなせるマルチアスリート。

ステアクライミングでも今回の名古屋大会3位のみならず、東京タワー階段競走でも3位の実力を誇り、今後の更なるタイムアップが期待されるアスリート。

階段坊主と同じ名古屋在住。今回の名古屋大会では愛知勢の活躍が目立ちました。エリートの部、男女入賞者6人中2人が愛知。男女トップ10人を見ても20人中6人が愛知です。愛知県最強説を提唱したいので、次回は愛知勢で表彰台を独占しましょう(^^)

そんな愛知エリート女子を引っ張る長谷川選手の最大の武器は、徹底された食事管理や栄養バランスの知識。

気になる方は内容を聞いてみましょう!

参戦Find-FCアスリート

戸取大樹(インラインスピードスケート)
エリート部門 2:09.77(18th)

 

高橋海輝(スパルタンレース)
一般男子の部 1:55.75 (3th🥉)

ステアクライミングはルールがシンプル!階段登るだけ!

他競技に専念している人でも挑戦すること自体はハードルが低いので、是非様々な競技からの参戦、楽しみにしています!

※挑戦のハードルは低いですが、上位陣に食い込むには相当な努力が要ります!

階段坊主一押し、驚異のスーパーキッズ現る?!

記事のトリを飾るのは、今回の名古屋大会において最も注目してほしい出場者。

山田士恩くんです!

タイム2:28.15🥇
2位に30秒もの差をつけたぶっちぎりのキッズ1位!

小学生4、5、6年生の部
🥇山田士恩 2:28.15
🥈金桶良祐 2:55.23
🥉遠藤加惟 2:56.95

小学5年生で身長135cmという小柄な士恩くんにとって、ミライタワーの斜度はかなり登りにくかったはず。

それなのにこのタイム、凄すぎです。

今後の更なる活躍が1番に期待されるスーパーキッズ、是非注目ください!

次のレースは令和5年6月4日(日)の東京タワー階段競走。

階段坊主と共に一般男子とキッズ、愛知組2人で優勝を目指します!

 

Find-FCアスリートを応援しよう!

アスカツ・Find-FCでは、今回大会に参加したアスリートたちを応援・支援してくださるスポンサー様、サポーター、ファンの皆様を募集しております。詳しくはFind-FCをご覧ください。

高橋海輝選手を応援しよう!高橋海輝(スパルタンレース)へのスポンサード・サポート・応援

階段坊主を応援しよう!矢島 昭輝(ステアクライミング/バーティカルランニング)へのスポンサード・サポート・応援

 

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