自己紹介
競技実績
2014年、2015年DDR F壱GPチャンピオン
2015年DDR GT 2016年DDR RRCチャンピオン
2018年茂木チャンピオンカップレーススポット参戦3位表彰台
鈴鹿クラブマンレース スーパーFJスポット参戦
競技のルール
四輪レースとは、2人以上の人たちが同じコースを走り速さを競う競技です。
普勝さんが行なっている競技は、1人乗りの車を使います。
普段見ることのできない速さで車を運転する競技で、見ている側も非常にエキサイティングな競技になります。
見た目はかなりハードで、競り合うようなイメージですがルール上相手を競り落とすような行為は完全に禁止されており、最低限の安全はしっかりと確保された競技になっています。
現在、その四輪レース競技をされている普勝さんに取材を行い、現在の活動について聞いてみました!
競技を始めたきっかけ
ーーー普勝さん、本日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします!!
ーーー普勝さんが競技を始めたきっかけを教えてください。
1番初めに僕自身がレースに興味を持ったのは、親がテレビでレースをみていたことがきっかけです。
実際に自分が競技としてレースを始めたのは中学生の頃からで、当時はカートに乗ったりレーシングシュミレーションをしたりするようになりました。
そこから、高校生くらいにはレースに出たいなと思っていたものの、車も使いますし、その車の値段がシンプルに高くて、かなりお金がかかるスポーツなので、実物に乗るよりもシュミレーターでの練習が多くなりました。
ーーー現在もシュミレーターで練習されているのでしょうか?
現在、シュミレーター:リアル=8:2くらいの割合で練習しています。
シュミレーターのメリットとしては、車の維持費、部品のお金が全くかからないことですね。
また、物理的に事故っても壊れないことです。
レースは200km以上のスピードで走るので、大会中や練習で怪我をすることもあります。
しかし、シュミレーターでの練習を増やすことで、怪我や事故のリスクを大幅に減らすことができいます。
シュミレーターは、体感が違ったり、風の抵抗、重力のかかり方が本番とは違うというデメリットはありますが、使い方次第でいろんな乗りやすい方法を考えたり、試したりすることができるので本番にも生かすことができます。
とはいっても、リアルで運転することが1番なので実践練習は欠かせません。
現在はリアルでの練習時間、資金を確保するために動いています。
競技の魅力
ーーー四輪レースの魅力を教えてください。
四輪レースの魅力は、普段出せないようなスピードで運転できることです。
高速道路でも出さない速さで運転するので、スピード感もあって非日常感を味わうことができます。
また、個人の見解ですがレースで勝つのは1人しかいないので、「負けず嫌いが集まっているな」と感じています。0.1コンマを競う競技なので、出し切った時の爽快感がたまらないです。
観客側からすると、普段見れないかたちをした1人の利用の車でレースをしているところを見れるので、車好きない人なら特に興奮すると思います。
スピード感だけでなく、現地でしか味わえない音や迫力を味わえるのも魅力です。
現在抱える問題
ーーー普勝さんが現在抱えている問題はありますか?
冒頭でもお伝えしましたが、レースは車を使う競技でかなりのスピードで走ることで金銭的な面での負担が非常に大きいことです。
実質、他のスポーツよりも車のメンテナンス代、タイヤ代、サーキットまでの遠征費など、かなりお金がかかってしまいます。
スポンサーの方とと契約して、現在の技術向上および試合で活躍できるように環境を整えていきたいと思っています。
スポンサー様へのアピール
ーーー普勝さんとスポンサー様が提携した場合、どのようなメリットがありますか?
まずは、SNSでの発信ができることです。現在、自身のSNSを通してシュミレーターからリアルのスポーツへ活動していることを発信しています。
今後より一層力を入れて発信力を身につけて、レースの魅力を伝えたり、シュミレーターでもレースの練習が行えたり、運転免許証が取れない年齢の子どもたちでも実際に運転をしているような体験ができることを伝えていきたいと思います。
その中で、フォローワーさん、ファンを増やしていき、スポンサーの方を宣伝できるような環境づくりをしていきたいと思います。
また、シュミレーターのコーチングができることです。
シュミレーターで培ってきた自分の強みを子どもたちから大人までコーチングできます。
本物の車に乗らないシュミレーターなので、車の免許を持っていない方でも乗ることができます。
そういった形で、体験会などでスポンサー様の宣伝ができます。
今後の目標
ーーー最後に今後の目標を教えてください。
直近の目標は、今乗っているスーパーFJの大会に出場して優勝することです。
長期的な目標はアジア、ヨーロッパに進出して世界三大レース「ルマン24時間」に出ることです。
24時間ひたすら走るレースがヨーロッパのフランスで開催されていて、そういった今まで挑戦しことがない大会にも積極的に出場できる機会を増やしていきたいと思います。
ーーー世界的に見て強い地域はありますか?
四輪レースでは、基本的に国別対抗のレースなどはありません。
なので、どこの国が強いというのはないのですが、ヨーロッパのメーカーや選手がかなり強い印象があります。
感覚的には、いろんなスポーツが盛んなアメリカ、そしてヨーロッパが強いイメージが強いですね。
アスリートライターから見た普勝さんの魅力
私が取材して感じた普勝さんの魅力は「独自性」。
車を使う競技をされている方の多くは、リアルの車を運転するところから入ることが多いですが、まずシュミレーターで自分の能力を培って戦っている姿は新しいなと感じました。
運転免許証を持っていなくてもできるシュミレーターを使って、子どもたちから興味を持ってもらい、さらに四輪レースが普及していくことを願っています!
今後のご活躍が楽しみです!