1956年に開催されて以来65年ぶりにスケールアップして帰ってきたMIRAI TOWERスカイランが9月11日、愛知県名古屋市は栄駅前に聳え立つ中部電力MIRAI TOWER((旧・名古屋テレビ塔))にて開催され、バーティカルランナーの小山孝明選手が出場しました。
本大会は、小山孝明選手のFind-FC9-10月度のインセンティブスポンサー対象大会となっております。
小山孝明選手の大会前目標
小山選手は、優勝および1分59秒99以内(タイムについては非公表でしたが、Find-FC事務局には事前に宣言頂いてました)でのフィニッシュを目標に掲げていましたが、急遽目標を1分49秒99に上方修正。
▽小山選手コメント▽
これまで試走は幾度か重ねていたがスタートからフィニッシュまで通しで駆け登ったことがなく、これまでの経験値のみで当初の目標タイムを算出した。
しかし前日試走の感覚、当日の高揚感などから調子の良さが動きに表れた。更には一般の部優勝が1分52秒と桁外れなタイムが叩き出され、一気に気持ちが引き締まった。
小山孝明選手、果たして優勝なるか?
男子エリート大会結果
🥇渡辺良治 1分49秒83
🥈小山孝明 1分51秒33
🥉加藤浩 1分52秒70
小山孝明選手はワールドシリーズや国内大会で常に上位を争ってきたライバル、渡辺良治選手に1.5秒差と迫るも僅かの差で準優勝となった。
▽小山選手のレース所感▽
スタートからフィニッシュまで段差や勾配、下り階段まで出現するような不規則に変化するトリッキーなコース。いつ潰れるか分からない、更には1分ずつのウェーブスタートによる見えない敵との戦い。いつも以上にトップ選手が集結するこの空気感が怖かった。それでも持ち味であるスピードを活かしたレースをしたくて前半から突っ込みました。事前に考えていたトリッキーなコースへの対応も、レース中は忘れてしまうぐらい苦しい展開でした。
エリート選手プロデュースの大役
今大会のエリートカテゴリーに出場した男女総勢25名の選手は、日頃から他分野に渡りアスリートとして活動する選手たちだ。スパルタンレースやトライアスロン、陸上競技にインラインスケート、中には成長著しい小学生など一見バーティカルランニングとは無縁な競技の選手が名を連ねた。
異競技の選手たちを招集したのは他でもない、運営サイドとしてこの大役を担ったのは同じくエリート選手として出場した小山孝明選手でした。
▽”観て楽しいを演出したかった”▽
選手たちは見た目だけでは分からないような世界で戦っています。このバーティカルランニングを少しでも知ってもらいたくて、まずは観て楽しんでもらうことに着目しました。
誰が勝つか分からないドキドキ感を、SNSでの選手紹介や当日のLEDビジョンの活用などで伝えられたらいいなって。私が普段からスパルタンレースに参戦して競技力向上に繋げるのと同じように「階段を利用して強くなりたい」と言ってくれるアスリートたちがバーティカルランニングで競い合うシーンは絶対盛り上がると確信していました。
秋の階段競争シリーズ「STAIRS RALLY」開幕
このように競技普及に勤しむ小山孝明選手が主催する階段シリーズ戦「STAIRS RALLY」は10月24日から約4ヶ月かけて開催予定!
春シリーズの様子はこちら
今大会で3位入賞した新星、加藤浩選手もこのシリーズを通して急成長を遂げた選手。新たな可能性を見出すきっかけ作りに、バーティカルランニングの体験をしてみてはどうだろうか。
バーティカルランナー・小山孝明選手を応援しよう!
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