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43%の企業がアスリート支援に関心がある

43%の企業がアスリート支援に関心がある

43%の企業がアスリート支援に関心がある

これは、日本スポーツ振興センターが2013年に全国の民間企業の経営者等を対象にアスリート支援に関する大規模な意識調査をおこなった結果です。スポンサーをしてくれる企業を探すためにはまずスポンサー企業の傾向を理解しておくことでスポンサー獲得の可能性がグッと高まります。

 

詳細は独立行政法人日本スポーツ振興センターホームページのアスリートのキャリア形成支援に関する企業への意識調査報告を参照ください。

 

この調査は、・新卒及び中途人材積極採用企業・プロスポーツへのスポンサー企業・体育会人材の積極採用企業 16,000社への調査結果です。詳細を見ると、従業員数 51 名以上 300 名以下の中堅企業からの回答が最も多く、日本全体の企業の回答の集約結果と考えてもよいでしょう。

 

日本スポーツ振興センターがこの調査結果から公表している企業のスポーツ支援に関する傾向

  1. 返信回答中43%の企業が、アスリート支援に関心
  2. 大都市圏外の企業からの返信が58.9%
  3. 19%の企業がセカンドキャリア支援に興味
  4. 17%の企業が、将来のメダル獲得選手の発掘・育成を目指す地域タレント発掘事業への支援に興味
  5. 支援に関心があると回答した企業のうち、代表者がスポーツ経験者である企業は68%
  6. アスリート支援における課題は、「支援に関する窓口の明確化、情報提供の改善」

 

企業がスポーツ支援に関して考えている方向性

この調査によるスポーツに対してどのような支援をしていきたいかという調査結果では、下記のような結果でした。(残念ながら設問が下記の4つだったようです。もう少しマイナー競技、幅広い層に対する支援の可能性を聞ける設問があればよかったのですが。。)

 

513の回答(複数回答可)の結果

  • 28%:最近、世界レベルで活躍した後、引退したアスリートの雇用
  • 27%:世界レベルで現役で活躍しているが、マイナー競技のため資金支援が困難なトップアスリート
  • 17%:パラリンピックへ出場している、世界レベルで活躍しているトップアスリート
  • 25%:JSC が認定した、将来世界レベルで活躍できる可能性のある若い(中学生等の)エリートアスリート

自由回答では、地域から活躍するアスリート、地元を活性化させてくれるアスリート、地元スポーツの支援など地域に根差した支援に興味のある企業が多かったようです。

 

どのようなアスリートを支援したいと思っているのか

どのようなアスリートを支援したいのかという質問に対しては下記のような回答が寄せられたとのことです。気持ち、情熱の大切さを感じていただけると思います。

 

  • “気持ち”を持っているアスリートの方に支援したい。
  • 競技はこだわらないが、志の高い素直な若者をサポートしたい。
  • 世界レベルでなくてもアスリートとしてがんばっている選手はなんらかの支援はしたい。

 

企業がスポーツ支援することによる効果の傾向

別の角度から企業とスポーツ支援について考えてみましょう。こちらは調査結果などはありませんが、一般的な傾向として捉えてください。基本的に企業がスポーツを支援することはプラスの効果があります。ですが、メジャースポーツへの支援とマイナースポーツへの支援、また有名企業と無名企業によって効果も違ってきます。

 

メジャースポーツへの支援とマイナースポーツへの支援での企業イメージの違い

メジャースポーツを支援することは、企業の認知度が大きくなることが想定できますので成長中の企業というイメージを与えます。また、目にする機会が増えることで親しみやすさも大きく効果があります。

プロ野球をイメージするとわかりやすいですが、その時代の成長を象徴する企業がチームを所有しています。最近では、ソフトバンクや楽天などがそれにあたります。また、チームを持つことでファンはもちろん一般の人からも親しみやすさ(なじみ)がでていることを感じていただけると思います。

 

一方で、マイナースポーツを支援することは、社会貢献や信頼というイメージを与えることができます。マイナーなスポーツを支援することで企業の売名行為や売上への寄与などを抜きにして支援・協力をしているというイメージを与えることができるからです。

マイナースポーツの支援として有名なところでは、ベビー服や子ども服などのファミリー用品のミキハウスがあります。柔道や水泳、卓球など14種目の支援をしています。この効果についてスポーツナビのインタビュー記事でミキハウスの澤井氏は下記のようにコメントしています。

世界と戦い、メダルを獲得する選手が社内にいることで、他の社員のモチベーションにつながっていると感じると澤井氏は言う。選手を応援するために、社員が集まってパブリックビューイングをすると社内に一体感が出るし、取引先の企業からは応援のメッセージなどが届く。

ミキハウスのスポーツ支援についてさらに詳しく知りたい人は、「選手を尊重するミキハウスのスポーツ支援 好循環を生む企業と選手の幸せな関係」を参照ください。

 

有名企業よりも無名企業の方がスポーツ支援の効果は高い

当然かもしれませんが、有名企業よりも無名企業の方がスポーツ支援の効果は高いです。例えば、Jリーグは地域に根差して運営をしています。そのため、選手のユニフォームにも地元企業がスポンサーとして露出しています。ですが、そこで初めて見た企業ということも多いです。初めての露出ほど効果の高いものはありません。

 

スポンサーの効果はスポーツに対するイメージで左右される

一般の人がそれぞれのスポーツに持っているイメージは異なります。スポンサーに対するイメージはそのスポーツに対するイメージとリンクして効果が左右します。例えば、好きなスポーツをスポンサーしてくれている企業のことは好感度があがりやすい傾向にあります。

 

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