みなさんこんにちは!先日までオーストラリアで女子サッカーをしていた大宮玲央奈です。
今回のアスリートインタビューは、サーフスケートの入江優貴選手です。
自己紹介
ーーーまずは自己紹介をお願いします。
こんにちは!
サーフスケートをやっています、入江優貴です。
ーーーサーフスケートはスケートボードとは異なる種目なんですよね?
サーフスケートはスケートボードの一種です。
一般的にみなさんが想像しているスケートボードでは技がメインになります。
サーフスケートではボードとウィール(タイヤの部分)をつないでいるトラックと呼ばれる部分が固定されておらず動くので、ターンやカーブができてサーフィンやスノーボードの用な滑らかなすべりが体現できます。
サーフスケートは自分が自分でいられる場所
ーーーサーフスケートを始めたきっかけは何だったのでしょうか?
父がサーフィンをやっていたので私も趣味でサーフィンを始めました。
そのサーフィンが難しくて上達のためにサーフスケートを取り入れたことがきっかけです。あくまでもサーフィンのオフトレーニングという認識だったのですが、いつの間にかサーフスケートの面白さに引き込まれて楽しむようになっていきました。
ーーーサーフスケートのどこに魅了されたのでしょうか?
サーフスケートをしている間は、なんというか、自由になれるんです。
変なこと言っている感じがすると思うんですけど本当にそうなんです。(笑)
ーーーありのままの自分でいられる場所なんですね
そうですね。
私自身、大学を辞めたりして大きな夢がなかったんです。
そんな中でサーフスケートに出会って、サーフスケートに乗っている間は悩みなども全部忘れて自由でいられるんです。
一番はコミュニティがとても良いんです。
ウェルカムなコミュニティですし、ライバルだけど仲間意識もすごく強くてみんなで高めあったり本当に居心地がいいんです。
競技者とインフルエンサーとしての僕
ーーー現在の活動状況を教えてください。
スケートボード自体、路上での練習が限られているので基本的には地元のスケートパークで練習しています。
ーーー試合はどのくらいのペースで行われるんでしょうか?
実はサーフスケートはまた競技化がされていないスポーツなんです。
なので「試合」というものがなくて。
これからもっとサーフスケートが一般的になって色々な形で試合ができるといいです。
そのためにも私自身も情報発信をして露出を増やせればいいなと思っています。
ーーー情報発信というところで、入江さんは日本のサーフスケーターの中でもトップクラスの注目度でインフルエンサーとしても活躍されていますよね!
ありがたいことに露出される数は日本の中でも多い方だと思います。
YOWという日本でも大人気のサーフスケートブランドのライダーでもあるので、SNSを通して注目してもらいやすいことも大きいですね。
ーーー入江さんのInstagramでの投稿は全部がかっこいいです!(笑)
ありがとうございます!(笑)
私自身元々Instagramのコンサルの仕事をしていて、説得力を持たせる為にも何か結果を証明できるものはないかなと考えていました。
そこで、そうだ自分のアカウントでやってみよう!と思いSNSに力を入れ始めました。今では国内外で本当にたくさんの人に見てもらえていますし、自分自身が有名になって知名度を上げることでより多くの人にサーフスケートを知ってもらえる機会が増えると思っています。
サーフスケートをライフスタイルに
ーーー今後の目標を教えてください。
私自身、サーフスケートに出会ってからたくさんの仲間と出会い、時間を忘れて熱中し、気づけば貴重な財産へとなりつつあります。
サーフスケートがライフスタイルにある事をとても幸せに感じています。
ただまだ市場規模も小さいのでそこをもっと広げていってたくさんの人にサーフスケートを通じて楽しみや幸せを感じてほしいと強く思っています。
そんなムーブメントを起こせる人になることが私の目標です!
ーーー入江さんなら起こせると思います!課題はあるのでしょうか?
課題としてはやはり、サーフスケートの認知度や露出をもっと増やしたいです。
ただそこに関することにできるだけ時間をかけたいのですが、私自身の生活していくお金も稼がなくてはならないので、現状はそこに縛られてしまっていると強く感じます。また日本のスケートパークを回ってプロモーションをしたりとアイディアはあるのですが、何かアクションを起こすにしても資金繰りや時間の縛りもあるので現実的に難しいことも課題ですね。
ーーーサーフスケートに限らず、スポーツがライフスタイルになる日がくるといいですよね。
本当にそう感じます。
今、タイではサーフスケートが社会現象になっているんです。
国をあげてサーフスケートに力を入れているので強いですね。
ボードの幅も広く安定していて初心者でも割とすぐ乗れるようになるので、日本ではまだ考えられないと思うのですが、老若男女問わずに親しまれています。
休日に家族でサーフスケートしに行ったりするんですよ。そうやってサーフスケートも生活の一部に組み込まれたらいいなと思いますし、そこが目指すところです。
ーーースポーツは違いますが、そんな未来を一緒に作りたいですね!
先ほども話したように、私自身が一番強く感じるのはサーフスケートのコミュニティの良さなんです。
スケート場にいればみんな仲間なんです。
絶対に自分の居場所が見つかる空間で、だからこそ老若男女問わず一度スケート場に来てサーフスケートを知ってほしいです。まずは自分からたくさん良さを発信して、ムーブメントを起こせるように頑張っていきます!
あとがき
取材をしている中でまさかの高校が同じだったことがわかり驚きました。(笑)
入江さんからは、サーフスケートが本当に大好きで熱い気持ちがずっと伝わって来ました。
SNSを駆使して発信する力に長けていて、国内だけでなく世界にも影響を与えることのできるグローバルなアスリートで間違いなく日本のスポーツの未来を明るくしています。
サーフスケートはスポーツでありながらファッショナブルな要素も兼ね備えているので、魅せ方もとてもかっこいいなと思いました。
入江さんのInstagramでは動画やスケートファッションが見ることができるので要チェックです!
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