本文の中でダルビッシュ選手が「重炭酸湯で30分入って・・・」とコメントしています。
【 重炭酸湯に30分入る 】この入浴法、すごく気になりますね。
ダルビッシュ選手が行っている「重炭酸温浴法」とはいったいどのようなものなのでしょうか。
![](https://i0.wp.com/athkatsu.com/wp-content/uploads/2021/04/ダルビッシュ選手の入浴法・話題の『重炭酸温浴』とは!?-1.jpg?resize=700%2C466&ssl=1)
ドイツで古くから伝わる温浴法「重炭酸温浴」
ドイツは19世紀に世界に先駆け、温泉療養が ‟医療” の一環として社会保険制度として組み込まれました。自然炭酸泉に「ぬるめ」「長時間入浴」することで血管内皮に【血管拡張ホルモンNO】が分泌し、身体を芯から温め自己免疫力を高める温浴療法です。この【NO】を分泌し心臓に負担をかけずに血流を大幅に上げることができる泉質が「重炭酸泉」です。
実は、ダルビッシュ選手だけではなく多くのトップアスリートや、オリンピック選手が実践しているのがこの温浴法なのですが、どのような効果がトップアスリートをそれほど魅了するのでしょうか。
このリカバリーが上手くいかないと怪我に繋がってしまうのです。重炭酸温浴法では、通常入浴の約5倍~6倍、毛細血管の隅々まで血流を流すことで蓄積した疲労物質が除去され、激しい練習のあとでも “その日のうちに” 疲れが解消、翌日最高のコンディションで試合や練習に臨むことが期待できます。常に高いパフォーマンスが求められるトップアスリートは、全身に蓄積疲労した身体をいかにリカバリーするかが成功の秘訣なのでしょう。
![](https://i0.wp.com/athkatsu.com/wp-content/uploads/2021/04/ダルビッシュ選手の入浴法・話題の『重炭酸温浴』とは!?-3.jpg?resize=700%2C466&ssl=1)
重炭酸温浴の正しい入浴法
② 37℃~41℃以下のぬるめのお湯
② 15分以上 ~ しっかり長湯するとなります。
従って熱い湯に5分間、サッと入っただけでは十分な効果は得れません。ダルビッシュ選手が「30分入る」としていましたが、まさに理想的な入浴法で
しっかりリカバリー、また「どうしても何とかしたい疲労、痛み」にはこの
「30分入浴」が最も効果的です。